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第一次世界大戦後の、戦争は再びあるようになってしまう条約など。残された恨みは一体どのようなものだったのでしょうか・・・。
できれば、ドイツ、ソ連、植民地の人々の立場から教えて下さい。
お願いします。

A 回答 (3件)

ドイツ


実は自国内に敵兵は入っていない、ので、前線の兵士は「負け」といわれてもピンとこなかった。が、負け、が「本当」であり、背後から刺されたという不満がたまる。そのうえ、1さんが書かれているような事もおこり、国内は内戦状態。ハイパーインフレ。だれかをワルモノにしなくてはやっていけなくなり、とうとうヒトラーが登場。なぜオーストリア人の伍長がドイツの議会にいるんだと、ツッコムやつがいなかったのか? ちなみに、ナチス・ドイツはドイツ史上唯一のバイエルン(ミュンヘン)主導の統一政府。

ソ連
まず、自国内で白軍と赤軍が戦争。その時、帝政下で出世できなかった下級兵士が活躍して、軍部は若返りができ、新しい兵器、考えに柔軟になる。が、各国に干渉戦争を仕掛けられ、ポーランド、フィンランド、バルト3国を失って、同じ欧州の除け者、ドイツと接近。軍備を整えることに目の色を変え、いつか世界を赤く染める、と恨みをもつ。結局、共産党政権も内部抗争が泥沼となり、スターリン独裁につながっていく。

植民地
おわってみたら、オスマン・トルコ支配下のところは、欧州の都合で勝手に国境線がひかれてしまい大迷惑。いまでも中東がくすぶっているのはこのとき乱発された独立承認の口約束が遠因。英仏の植民地は、戦争景気でよくなるところも。セネガル兵、チベットのグルカ兵などは、出稼ぎ労働で外貨を稼げる人気商売に。
太平洋の向こうの英領土オーストラリアは、欧州で6万の死者を出すが、ドイツ太平洋植民地ゲット。国際連盟にも加盟できた。ニュージーランドも兵をだし、1931年に英議会が独立してよいと言ったのに、1947年になるまで独立しなかった。ちなみにこの両者で編成された部隊は、欧州最強といわれる。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/02 16:56

 おそらく他の方の書き忘れですが、ドイツへ課された賠償金が決定的です。


 ソ連は大戦よりも、シベリア出兵の影響で増幅された対外アレルギーが大きいでしょう。
 
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/02 16:57

詳細に書くと長くなるので端的に書きます。



<ドイツ>
普仏戦争で勝ったフランスに敗北するという状態になり、さらにルール占領、アルザスロレーヌ地方の喪失により反フランスナショナリズムが高揚。また、その後のヒトラーへの流れとなるが、ドイツ人にユダヤ人排斥の気持ちが生まれたことは事実。

<ソ連>
ロシア革命によりソヴィエトが政権を握る。恨み、というものはそこまで生まれなかったと思う。(社会主義国ソヴィエトにとって戦争は植民地争奪戦争でしかなかったので)

<植民地>
インドなどではイギリスに対し失望。その他植民地でも民族自決が行われず(一部行われたが、欧州の都合でのみ行われる)、ヴェルサイユ体制に対し不満が蓄積。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/02 16:53

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