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wikiによれば
核酸(かくさん)は、塩基と糖、リン酸からなるヌクレオチドがリン酸エステル結合で連なった生体高分子。
と書かれているのですが、上記の要件を満たしていれば全て核酸になりうるということなのでしょうか?
核酸というのは細胞核に存在する酸の総称として使われていると思っていたのですが、上記のような物質は細胞核以外では存在しないということなのでしょうか?

A 回答 (3件)

核酸の定義は難しいところで、例えば人工核酸と呼ばれるPNA(Peptide Nucleic Acids)はこの定義に該当しない


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%97% …

ただ、天然のものを考えるならこの定義どおりで、DNAとRNAがこれに該当します(これ以外の核酸は発見されていない)


あと、ミトコンドリアDNAやtRNA、mRNAの話はもちろんありますが、そもそも原核生物の場合は核を持っていません。ですから、核酸は核以外にも存在しますし、細胞核に存在する酸の総称というのも違います。



余談ですが、なぜ核酸と呼ばれるかというと
メンデルの法則の発見の数年後に、フリードリッヒ・ミーシャーという人がヒトの膿の中の白血球から核を取り出し、この中にタンパク質、脂肪、糖のいずれにも該当しない酸性物質を発見した(彼はNucleinと名づけたらしいですが)ところからきています
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めちゃめちゃ細かい挙げ足とりをすると, たぶん DNA 合成のときにリン酸か二リン酸が遊離すると思うよ. DNA 合成自体は核の中

で行われるから, リン酸もしくは二リン酸も「細胞核に存在する酸」に含まれかねないような気がする.
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>上記のような物質は細胞核以外では存在しない


揚げ足を取れば、t-RNAやm-RNAなどは核に縛られては居ませんし、葉緑体、ミトコンドリアも独自のDNAを持っています。
プラスミドなんて言う奴もあるます。

まじめにお答えすると、引用されたような形以外の核酸を持つ生命体は居ない。ということになります。
つまり地球上の生物の起源は一つであるといえます。
この辺はリチャード・ドーキンス先生の「祖先の物語」(上、下)に書いてある「進化」の考え方と一致します。

地球上には我々の属する群以外に生物は居ないのです。

宇宙のどこかに別の「核酸」型を持つ生物は存在する可能性は結構あると思います。
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