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石油プラントの加熱炉の設計をしているものです。ある熱媒の勉強をしている時に、熱の移動が簡単であり多ユーザー方式に適しているという記述を見つけました。これはどういう意味ですか?特に多ユーザー方式という言葉が今一つうまくイメージできません。

A 回答 (1件)

こんにちは.私も「多ユーザー方式」という言葉の意味は直接存じませんが,おそらく「複数の実機を連結したプロセス(製造方式)」を指すのではないでしょうか.



食塩の製造で用いられる「多重効用蒸発プラント」を御存知でしょうか.蒸発缶を3~4基連結させて運転するのですが,このプロセスの特徴は,ボイラによるスチームの製造が本来ならば蒸発缶の数だけ必要なところ,1回で済むというものです.

これと同様に考えますと,加熱炉で用いられる熱媒は「熱の移動が簡単」すなわち「伝熱効率が良好」なので,いったん熱媒をつくってしまえば加熱炉を複数基連結させて熱媒を有効利用することができますよ,ということになるでしょう.

しかし,加熱炉は複数基連結して使ったりするものなのでしょうか.ナフサプラントの加熱炉はふつう単基だと思うのですが….当方,学生ゆえ現場は見学程度の知識です.

別な視点で推察しますが,コンビナート地域では隣接の企業とユーティリティーをその場で売買してこちらに流してもらうなど,何かしら「やりとり」をしていますよね?ひょっとしたら熱媒も同じで,ある企業が保有する加熱炉で熱媒を使った後,となりの企業が保有する加熱炉へと流してやって再利用する,といったやり方が「多ユーザー方式」なのかもしれません.

推測の域を出ません.
専門家のご意見をお待ち下さい.

この回答への補足

言葉足らずの質問で申し訳ありません。熱媒を使用できる温度にまで昇温する加熱炉の話です。熱媒を使用してユーザーを加熱するのはリアクター等です。

補足日時:2009/02/19 00:16
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