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いつも電車に乗っていて開いたり閉まったりするドアに窓がありますよね。よくその窓に注目すると大きさのちがう窓をよく見ます。大窓だったり小窓だったり。たしかJR201系のドア窓は小窓で205系は大窓もあれば小窓もあるし103系は大窓となっていますがいまいち大窓と小窓の違いもしくは役割が分からないのでぜひあれば・・・。

A 回答 (6件)

>十字化で窓を分けている車両は古い車両で、真ん中に縦1本分けて


>いる車両は古くはない車両だと認識しているのですが

大体その認識で合っています。

十字になっている車両は、窓が「上昇」することで開けるようになって
います(上半分の窓は下がる場合もあります)。窓が上昇する場合、
窓の下側に「穴」が不要なので、ここに流れ込む雨もなく車体が錆び
にくい、構造が簡単で安く付くというメリットがあります。

その代わり、窓を開けるためには、力を入れて窓を持ち上げる必要が
あるだけでなく、席に座っている人に目一杯風が当たりますから、
サービス上は窓が下がるほうが有利なんです。

(サービス重視の関西の民鉄では、そういう理由で古い車両でも下降式
 の窓を使う場合があります。阪急の920系など戦前製でも下降式です)

新しい車両はステンレスなど、錆びない金属を使っていますので、窓の
下部に穴が開いていても大丈夫なので、サービス上有利な下降式になって
いるんです。

更に新しい車両は、空調がしっかりしていますので、窓を開ける必要が
なくなったために「固定式」になっている場合があります。固定式の場合
窓は目一杯大きくしても、別に動かすわけじゃないので(動かす場合、
余り大きいと重くて大変)縦横の桟がなくなっている場合があるんですよ。

窓が上昇・下降・固定という問題は、窓の構体をどう入れるか(後ハメ
にするか始めから作っておくか)、日よけをどう設置するかという問題
もあって、結構ややこしいんですよ。
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2さんと似たようで若干異なりますが、201系が小窓の理由は窓が大きいと子どもが窓の景色に夢中になってドア開閉時に引き込まれないように、あえて子どもの目線では外が見えないようにしたというのを何かで見たことがあります。

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鉄道従事員です。



ドア窓の大きさは、実際の所他の方が書かれたとおり、ラッシュ時に手をついて割れる、戸袋に引き込まれやすいなどの問題があり、小窓化した時期があります。

今は無きメトロ丸ノ内線の300、400,500系(昔の赤い電車です。)は、製造当初は大きな窓でしたが、破損問題があり、ドアを更新した際に小窓にしました。

現在は熱線吸収式の2重窓の車両が増えて段差が無くなったこともあり、また硝子自体の強度も変化し、大きな窓に戻っています。

205系は山手線投入時は戸袋窓と同じ大きさでした。しかし、埼京線投入車は戸袋窓よりも小さい小窓車になりました。40番台の車両が山手線から埼京線に最初に転属(205系撤退よりもかなり前です)した際、ただ1台の大窓車でした。

現在は205系が地方に散らばったこと、これに伴って編成単位での埼京線への転出、6ドアのサハ204が沢山埼京線に入ったことで、大窓車と小窓車が混在した状況になってますね、皮肉なことに。

私鉄でも、途中変更は先述の丸ノ内線以外にも日比谷線3000系でもありました。

気づかない程度だと、西武の新型2000系の先頭貫通扉の窓が途中で大型化、側面の両開きドアは、大窓から若干小型化した小窓に変化、5台程度でまた元の大きさに戻ると言った変化をしています。

こうした製造途中の小さな変化を見ているのも、結構面白いです。

この回答への補足

細かくご回答ありがとうございます。補足ですが、長椅子の上にある窓もありますよね。その窓を真ん中で縦1本に分けている窓もあれば、十字化のように分けている窓があると思います。201系と103系なんかは十字化に窓が分けられていて、埼京線、武蔵野線用の205系は真ん中に縦1本に分けている窓です。どう考えても十字化で窓を分けている車両は
古い車両で、真ん中に縦1本分けている車両は古くはない車両だと認識しているのですがそういうわけでもないのですか?やっぱりそれにも
ちゃんとした理由があればうれしいです。

補足日時:2009/02/24 07:31
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その当時の流行のようなものでしょうか。



201系以降の国鉄通勤型電車は、すべてドアが小窓タイプになっていますね。
205系はJR移行後も増備が続けられましたが、山手線用を除いて大窓タイプになりました。

山手線用のドアがJR化後の新製車も小窓のままなのは、既に国鉄時代から走っている同線の205系と合わせるためでしょうが、
山手線からの撤退・転属によって、埼京線など他の路線で205系のドア窓の大きさがバラバラになったのは皮肉なものです。
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大窓だとドアに手をついていてドアが開いたときに戸袋に引き込まれる事故が有るので小窓にしています。

(窓の部分だと段差があるので引き抜きにくい)
最近のドアではガラスの取付方法が変わり段差が無くなったので大窓に戻っています。
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窓としては、大きい方が開放感が有って良いのですが、ラッシュで割れないよう、割れても修理代が掛からないよう小窓にしているのだと思います。


新幹線0系も当初は2列1窓でしたが、よく割れたので、途中から1列1窓に変更。その後の300、500、700、N700系も1列窓を踏襲しています。
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