伝説的ロックバンド

Question

自分は邦ロックが大好きなのですが、一つ不満なことが。
米英のロックに比べて昔のバンドが忘れ去られやすいと思うのですが、どうでしょうか？

ある程度昔のバンドでこれは邦ロックを象徴する、或いは歴史の残るべきバンドだ！というアーティストを一般的評判＋多少の自分の主観で紹介して欲しいです。

ちなみに、自分は、はっぴいえんど、フォーククルセイダース、ＩＮＵ、スターリン、ブルーハーツ、筋肉少女隊、ナンバーガール、フィッシュマンズなど辺りが頭をかすめるのですが、これにも反対意見がありましたら、理由とともに教えてもらえるとありがたいです。

ucok · Accepted Answer

＞やはり、米英ロックの最盛期は６０～８０前後で今は過去の遺物にすがっているだけなのでしょうか？
＞また、邦ロックの最盛期は今のところ、いつなのでしょうか？？質問ですいません。

＃２欄にいただいたレスポンスを拝見しました。それ語りだすと長いです（笑）。まず、「最盛期」という面では、洋でも邦でも今がまさしく最盛期なのだと思いますよ。私個人の好みから言わせてもらえば、ロックに何のありがたみもなくなってしまったほど最盛期です。

ロックはもともと「devil's music（悪魔の音楽）」と罵られたほどで、既成の音楽や、さらにはすべての既成概念そのものに対する反骨精神の表現方法としてこの世に生まれたものでした。しかし、ロカビリーを聴いて育った世代が親になると、ロカビリーは当たり前に受け入れられる善良な音楽とされるようになり、それに反抗すべくスーツを着たビートルズが生まれ、ビートルズ世代が親になると、それに反抗すべくツェッペリンが台頭し、ツェッペリンが権威を持つようになると、ピストルズが現われて反旗をひるがえした。

その繰り返しで、今はといえば、バンド活動を禁止する中学校など皆無に等しくなったし、それどころか、生活指導の教師が待ち受け画面にロックの名盤ジャケットを入れる始末。英語や音楽の教科書にはビートルズがお手本として登場し、高校生の歴史の教科書にはウッドストックが載るようになりました。

もちろん今も、マリリン・マンソンのように、社会から後ろ指さされるロック・ミュージシャンはいるにはいますが、それでも親世代はもちろんのこと、祖父母世代も“なんでもアリ”の時代を経験してきていますから、「まあ、若いうちはマンソンみたいのが好きになるよねえ」でやりすごしてしまっています。

で、日本でも、チャック・ベリーの時代から、ずっと洋楽に負けないようなロック・ミュージシャンは存在していて、大きなフェスティヴァルも定期的に開かれてはいましたが、例えばバンド・オーディション番組の『イカすバンド天国（イカ天）』が始まる前の1980年代前半あたりだと、日本ではローリング・ストーンズのファンの数に比べて、チャーのファンやシーナ&ザ・ロケッツのファンほうが圧倒的に少なかったわけです。だから、“シナロケ”の歴史的価値に気づいている人のほうが数として少ないのですよね。

しかし、ちなみに私は半端じゃないストーンズ・ファンですが、着々と世界的地位を築いてきたストーンズに比べたら、明太ロックというジャンルを日本全国に知らしめ、各種学祭を総なめしていたシーナ&ザ・ロケッツのほうが、私などには、よほどロックなわけですよ。

というわけで、何をもって「象徴」とか「歴史に残る」とするかによって、代表的ロック・バンドの名は変わってきますよね。まあ、たまに音楽誌などでは「歴史に残るバンド○選」みたいな特集を組んでいますが、私としては、その人の心の片隅にこびりついているものこそが、時代を象徴し、歴史を物語るロック・バンドなのだと思います。シルヴァーヘッドでもスタークラブでもね。

amenodoyou · Answer

その年代年代で、重要なバンドがいると思います。
そもそも日本語でロックということ自体ありえなかった時代では、やはりはっぴいえんど。
ニューウェーブ時代ではムーンライダーズ。
日本語ロックがだんだん浸透してきた時代では、ボウイとかストリート・スライダーズとか。
バンドブームになってからなら、レピッシュ、たま。
ネオ・バンドブームというべき、1995年くらいからなら、フィッシュマンズ、サニーデイサービス。
それ以後はよく知らないので申し訳ないのですが、、、
個人的な好みでは、やはりムーンライダーズは外せないと思います。

紹介したい本があります。
篠原章「J‐ROCKベスト123―1968‐1996」
文庫になっていて、アマゾンならマーケットプレイスで安く入手できます。
日本のロックを（1996年までですが、、、）網羅したすさまじい本です。
歴史に残るロックバンドばかりです。
ぜひご一読を。

noname#100277 · Answer

邦楽ではロックは中々浸透しないのが実情だと感じてます。
ロックでもパンクだったりヴィジュアル重視だったりとパフォーマンスや外見に捉われる傾向が在ると思う。

でも後世のバンドに影響を与えた日本のバンドは以下の３グループなのは間違い無いと思われる。
・44MAGNUM
・LOUDNESS
・EARTHSHAKER

殊にEARTHSHAKERは「日本語」でロックと云う境地を開拓して、後に与えた影響は計り知れないと思われる。
現在も解散を経験してるが現役なのには驚かされると同時に、一ファンとしては嬉しい限りです。

ucok · Answer

「邦ロックが米英のロックに比べて昔のバンドが忘れ去られやすい」のではなく、「もともと米英ロック全盛時代には、邦ロック・ファンが少なかったので、よって、今も『当時、あの邦ロック・バンド、よかったよね』と言う人口が少ないのです。

GSブームのバンドやYMOは、誰もが名前くらいは知っていますし、キャロル、クリエイション、カルメン・マキ＆オズ、レッド・ウォリアーズ、それから筋肉少女隊が入るなら電気グルーヴも当然入るでしょう。あとはイカ天バンドは、当時の世代なら、知っている人がかなりいますよね。個人的には、知る人ぞ知る外道にどっぷりハマっていて、今も外道の名前を出すと、かなり盛り上がります。さらに新しいところでは、ブランキー・ジェット・シティは歴史に残りますね。

LB05 · Answer

>米英のロックに比べて昔のバンドが忘れ去られやすいと思うのですが、

　・・・そうですか？今の若いヒト達は（アメリカやイギリスでさえ)クリームやバーズなんて全く知りませんが・・・

　日本のロックバンドでも、いまだに評価されているバンドはありますよ。ま、確かに極少数ではありますが・・・

※BOW WOW
　ビリー・ギボンズ（ZZ Top）もアルバムを持っていると言い、故ダイムバック・ダレル（パンテラ）も『日本のハードロックバンド』としてその名を挙げたバンド。

※LOUDNESS
　ギター・高崎晃のライトハンド奏法は、ポール・ギルバート（Mr.BIG）など洋ロックのスーパー・ギター・ヒーロー達にさえ影響を与えた、と言われています。

※サディスティック・ミカ・バンド
　解散後も何度かスポットで再結成し、もぅ大御所ですが。
　海外で一応の成功を収めた最初の和ロックバンドと言え、ファーストアルバムはロンドンで評判になり逆輸入されました。
　加藤和彦をリーダーとし、高中正義、高橋ユキヒロ、小原礼、更に短期間ですが松任谷由美、坂本龍一、後藤次利、つのだ☆ひろ　などが在籍したという、今となってはオールスターバンドと言えそうな豪華なメンバでした。

伝説的ロックバンド

＞やはり、米英ロックの最盛期は６０～８０前後で今は過去の遺物にすがっているだけなのでしょうか？

その年代年代で、重要なバンドがいると思います。

邦楽ではロックは中々浸透しないのが実情だと感じてます。

>米英のロックに比べて昔のバンドが忘れ去られやすいと思うのですが、

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