激凹みから立ち直る方法

私は英語は学部時代にTOEIC860点をとりましたし、今でも欠かさず勉強しております。
しかし、『Nature』などのレベルの高い論文を読むと、文法的には簡単ですがなぜか適切に訳せないのです。
そして論文を英語で書き校正業者に見てもらうと、真っ赤になる時もあります。
これは英語ができるできないではなく、化学という学問をわかってないから論文が書けない、読めないということなのでしょうか?
世界中には上には上がいると感じ続ける毎日でございます。。。

A 回答 (5件)

私はそもそも、英語の論文を日本語に訳すということ自体が無意味だと思います。



巷に出回っている化学の本(物理化学ならアトキンス、有機ならジョーンズ、ウォ-レン 無機ならシュライバー ってところでしょうか)は英語を訳したものですが、こう言っては失礼ですが英語の方と読み比べると違和感を覚えます

ですから、日本語に適切に訳せなくてもそこまで気にする必要はないかと思います(そもそも適切な日本語訳がないものもありますし) もちろん内容を理解して、それを日本語で表現できるかどうかとはまた別問題ですが



>そして論文を英語で書き校正業者に見てもらうと、真っ赤になる時もあります。
これは英語ができるできないではなく、化学という学問をわかってないから論文が書けない、読めないということなのでしょうか?

これは、単に英作文の能力が足りないというのもあるかと思いますが、論文を読む量が足りていないという点もあるかと思います。似たような分野などの論文を読んで様々な化学の分野の表現を身につけることが重要だと思います。そうすれば、どのように表現すればいいかわかってくるでしょう。もちろん実験項以外だともろかぶりはまずいですが


まあ、偉そうに言ってしまいましたが、私も英語が出来るほうではないので、参考程度になれば…と思います
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私もだいぶ以前にTOEIC900と英検1級をクリアはしていますが、英文論文原稿を校正に出すと真っ赤っかになって返ってきます。


ネーティブでも英語のプロでもない以上、当然そうなんだろうなと思っています。
あと、校正する人のスタイルというのもどうしてもあると思います。例えば、次のようなことを経験したりします。ときどきであってしょっちゅうではありませんが。
・プロの校正による英文が査読者から(あるいは寄稿先の校正者から)英文改訂のサジェスチョンを受ける。
・査読者(あるいは寄稿先の校正者)に従って改訂した部分が再び校正で引っかかる。
・ネーティブの論文で非常に的確な表現だなあと思ってパクッたセンテンスが校正で引っかかる。

だから、真っ赤になるときもある という程度なら十分じゃないでしょうか?
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この回答へのお礼

みなさんありがとうございます。

お礼日時:2009/03/11 20:25

わかりやすくいえば、こうゆうことじゃないでしょうか。



クルマを乗り回して、高速でコーナリングや峠を攻めるテクニックは
十分に持った
実際に道を走ったら、交通検問(添削者の人)の人に違反キップをいっぱいもらった <==質問者さんは今、この段階

で、そこでやるべきことは
「交通ルール」「交通標識」「一般常識」を覚えること
ですね。

やはり、文章を書くときのルールを今日から勉強することをおすすめします。この本、古くから有名みたいですよ:
科学英語論文のすべて 日本物理学会 (編集)  丸善
http://www.amazon.co.jp/%E7%A7%91%E5%AD%A6%E8%8B …

ご参考
http://k53297.web.fc2.com/fceigo7.htm
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英語の仕事をしている者です。


知人が助教していて、論文を見てくれと言われることがときどきあります。そのとき感じるんですが、指導教官の文章を書き写している部分は点々と赤が入るぐらいで致命的な場所はないんですが、その助教が実際に書き始めたページからは急にボロボロでした。真っ赤になるほどです。同じ論文でその対比があまりにハッキリしていて、あきらかに2名が書いた著作とバレバレでした。あまりに割が合わない添削なので、それ以上は断りましたけどね。言ってやりましたよ、「あんたの論文は、タキシード着たような単語使いながら、あちこちで下品な下着が見えている」って。上品な場面で使う英語を使うなら、議論の展開も上品にしないといけないんですよ。うわべだけ取り繕ったって、見る人が見れば分かるってことです。でも、日本人の論文って、高級な単語を使いながら、論理展開が間延びして、日本式になっているため、タキシード着た状態で下着が見えている「背伸びした状態」なんです。下着が見える英語しか書けないなら、最初から平易な単語と英文の正攻法の展開をすればいいんです。

で、読むことばかりせず、一度、やはりライティングの訓練をなさることをお勧めします。水泳の本ばかり読んでも、泳ぎはうまくなりませんよね。それと同じなのでは。一例ですが:
英文で文章を書く人のためのバイブル:
The Chicago Manual of Style: The Essential Guide for Writers, Editors, and Publishers , The Unversiry of Chicago Press ISBN 0-226-10403-6
文章を書くときの基本ルールが網羅されてます。

自分はこれらでレトリックを勉強しました:
The Canadian Writer's Handbook, William E. Messenger & Jan de Bruyn Prentice Hall Canada, ISBN 0-13-287574-8

これらの本じゃなくてもいいですから、図書館や書店の洋書コーナーでライター向けの文章教本を探してみてください。論文にも守るべきルールがあり、それはNatureをひたすら読むだけでは身に付かないとおもいますから。

少しベクトルを「読む→自分で書く訓練をする」に重点を変えた方がいいと思います。偉いこと言ってすみません。こちらも同じく勉強中の者なんです。
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翻訳者をしています。



しっかりした英語力はおもちのようですから、あとは専門分野の言い回しを日英でどれだけ正確に知っているかではないでしょうかねー? 科学分野の英語はご指摘のように文法的にはとてもシンプルです。勉強方法としては、日英どちらも必死で読み込み、使えそうな表現を抜き出して勉強していくしかないと思います。私たち翻訳者もそうやって、お受けするお仕事ごとにその専門分野の言い回しをウェブ上で必死になってさがしてグロッサリーを作り、読み込み、その分野のにわか専門家になって専門的な文章が書けるよう、短期間でやっています。

それか、論文で日本人がよく直されるのは、日本語の書き方でそのまま文章を構成してしまうこと。それから、論文の書き方自体をうまくわかっていない場合です。前者は、だらだらと理由を最初に述べて述べてのらりくらり感が抜けないとか、後者は、論文特有のパラグラフ構成がしっかりしていなかったりすることです。日本人の医師がお書きになった日本語の医学論文を訳すことがありますが、最後の考察でまた方法論を述べ始めたりとか結果の中に考察っぽい文章が入っていたりとか、すごくよくあります。
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