プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

インターネット上の匿名チャットサイトで、
特定人物から執拗な暴言や中傷を受けた場合、
規約違反を証明できる証拠ログを保存した上で、
管理人ではなくサイトの一利用者として、
該当ログを該当サイト内の掲示板で公開しても、
法的に差し支えはないのでしょうか?

そのログには、該当問題発言者のホスト情報や、
その荒らし行為者が他利用者と交換した
電子メールアドレスや電話番号などの、
個人が特定されかねない情報も含まれています。
場合によっては、ログを閲覧した第三者によって、
先方の本名などが特定される可能性もあります。

この件に関して法的問題を考えるに際には、
次の点がポイントになると思われます。

真実であっても相手の社会的評価を低下させる
事実を公開すれば名誉毀損罪に問われます。
しかし、不特定多数が閲覧できる
サイトサイトにおけるチャットログは、
本人が自分の意思で不特定多数の人間に
公開したものと考えられます。
ゆえに、チャットログを掲示板に転載しても、
他人に関する事実を新たに公開したとは言い難く、
直接的な法的問題があるとは
到底考えにくいように思われます。
(著作権の問題はここでは無視します。)

ところが、チャットと掲示板では発言の残留性が異なります。
チャットのログは時間がたてば流れて消えますが、
掲示板上に掲載された情報は半永久的に残ります。

従って、チャットログが他の利用者により
当該サイト内の掲示板に貼り付けられた場合、
インターネット上に半永久的に残り、結果として、
チャットの場よりもはるかに多くの人間の目に
当該発言が晒されることとなります。

この点から、チャットログのむやみな掲示板での公表は、
名誉毀損罪の該当事由になり得るのでしょうか?

A 回答 (1件)

可能性はあるでしょう。



しかし、公開する内容が、社会的評価を低下させるものなのか現物を見なければ分からないし、親告罪ですから、被害者が告訴しなければ、捜査もありません。

あだ討ち、復讐、自力執行は、法が基本的に禁止することですので、もし、相手に復讐したいとかいう目的なら、おやめになるべきでしょう。

あなたも法的手段で、相手と対峙すべきです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/09 09:50

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