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「縁」の読み方は、たくさんあります。
以下の読み方は、どんな区別ですか。
えにし、えり、ふち、よすが、えん、ゆかり

A 回答 (2件)

1.二つ以上のものが寄りついてかかわりを持つ作用。


1)エン(縁)…仏語で、結果を引き起こす因にかかわる作用。
2)エニ(縁)…エンの音尾をイを加えてニに転じたもの。機縁、縁故。
3)エニシ(縁し/縁)…エニに強調副助詞シがくわわったもので、本来は歌の語調から派生したものか。
4)ユカリ(縁/所縁)…もっぱら人と人のつながりの側面が強い。

2.物事のまわり、周辺。「掾」とも。
1)ヘリ(縁)…辺(ヘ)から派生した物の端、まわり。畳や茣蓙のフチに着けた布。
2)フチ(縁)…建物など物の周りの部分。めぐり。耳。
3)ヨスガ(寄す処→縁/因/便)…拠り所。便りとする縁者。手立て、手段。

主に小学館「国語大辞典」を参照。

この回答への補足

先ず、ご回答ありがとうございました。

頂いた回答のグループ1例えば、
二人が不思議な縁で結ばれた。
この縁は、どの読み方が正しいですか。

グループ2例えば、
茶碗の縁が欠けた。
この縁は、へりですか、フチですか。

今まで、その区別が迷っています、日本人にとって、どちらが常用の発音ですか。フチに比べて、へりは死語でしょうが。

補足日時:2009/03/26 11:21
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#1です。


>二人が不思議な縁で結ばれた。
>この縁は、どの読み方が正しいですか。

「不思議」が仏語「不可思議」由来とみれば「エン」でしょうし、昨今では縁は「エン」と読まれる場合が圧倒的になっています。
「エンもユカリもない」というように、「エン」は神仏の思(おぼ)し召しであり、「ユカリ」は血縁の色合いが強いので「フシギなユカリ」は成り立ちにくいでしょう。
「エニ」はすでに古語でしょうが、「エニシ」と読む方が「エン」よりもふさわしい気もしますが、やはり「不思議な」という形容にやや抵抗を覚えます。
これが「赤い縁で結ばれている」などであれば、語調からしても「エニシ」がふさわしいでしょう。

>茶碗の縁が欠けた。
>この縁は、へりですか、フチですか。

「チャワンのフチ」ですね。
これが本ですと「本のヘリがすり切れる」となります。

>フチに比べて、へりは死語でしょうが。

「ヘリ」については、「ヘリを取る」というように、畳や茣蓙や本や帽子などのフチに補強や飾りのため布などで覆う場合を除いては使われるのはまれでしょう。
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