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国情不安は、タイ国民から信奉尊敬されているプーミポン国王の一声で解決できないものでしょうか?

A 回答 (2件)

プーミポン陛下は英邁な国王で、しかも国民の絶大な崇敬を受けているカリスマではありますが、自分自身ではタイは民主化しなければならないと考えている為、自分の影響力を行使する事は可能な限り避けたいようです。


いつまでも「最後の切り札は王様」になっている状況を最も憂えているのが実は王様本人なのですから、悩みは深いのでしょう。

なお、タイにおける中国系住民はいささか特殊なようです。
いわゆる華僑もいるのですが、完全にタイ人として居着いている華人が大多数なのがタイの特徴です。中国系の移民は何世代経っても「自分は中国人である」との意識を失わないのですが(これが華僑)、タイの場合はこうした中国人意識が無いかごく僅かで、タイへの帰属意識が遙かに強い中国系住民が多い(これが華人)というのが実情です。
そもそもタイ国内では混血が進んでおり、中国系の血が入っていない純血のタイ人の方が珍しい状態ですから、そういう意味での中国系差別はあまりありません。
タクシン首相の問題は、民族抗争というよりは経済問題でしょう。タクシンの在任中に利権を得た層が、彼の復帰を望んでいるのです。
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この回答へのお礼

ご返事ありがとうございます。
成る程。
テレビの報道を見て、単純に考えていました。

お礼日時:2009/04/14 15:55

こんにちは。

今回のタイの暴動ですが、事はそう単純ではないような気がします。タクシン元首相は中国系です。広東省にある先祖の墓にお参りもしています。タイの国王は純粋なタイ人に首相になってもらいたいようです。東南アジアの経済は華僑に牛耳られていますが、政治まで牛耳られるのは望んではいないようです。これは私の個人的な考えですが国王、若しくは国王につながる人間が今回の暴動を裏で糸をひいている可能性があると思います。
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この回答へのお礼

なーるほど。そうなんですか。
ひとつ利口になりました。
ご返事ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/14 09:49

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