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紫外可視吸収スペクトルに関して質問いたします。

エネルギーの大きさは

電子エネルギー>振動エネルギー>回転エネルギー

となっていると思います。電子エネルギーは紫外可視吸収スペクトルに反映、振動エネルギーは赤外に反映、回転エネルギーはマイクロ波に反映されると思います。

ここで質問なのですが、振動エネルギーや回転エネルギーが紫外可視吸収スペクトルに影響を及ぼすことはあるのでしょうか?またその場合紫外可視吸収スペクトルの形状が大きく変化することはあるのでしょうか?

現在測定しているサンプルの紫外可視吸収スペクトルの形状が非常にギザギザしていて解釈に困っています(一つのピークが何本ものギザギザしたピークに別れています)。また溶媒によってギザギザした感じが変化します。

宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

単純な分子だと振動構造が見えることがあります。


その様な分子では蛍光スペクトルにも振動構造が見えます。
ただ、ごく普通の有機分子では見る機会はないですね。
ベンゼンなどは見える例ですが、気体でないと無理です。

この回答への補足

気体を溶媒に吹き込んで測定しています。

気体を溶媒に吹き込んでこのようなギザギザが観測されるということは、溶媒中にて溶媒と相互作用を起こさずに溶け込んでいると考えればよろしいのでしょうか?

水素結合等を起こせば溶け込んだ気体が安定化(基底状態の安定化)によるブルーシフトが観測されたり、ギザギザが少なくなるような気もするのですが・・・

補足日時:2009/04/30 14:04
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ギザギサしている原因は、


エネルギーの問題ではないと思われます。

まずスペクトルの測定するスキャンスピードはなるべく低速とする。
また、測定されている吸光度の値を1以下とする。
特に、シングルモノクロのダブルビームは、
吸光度の比例範囲が小さいので、1.5や2をまさか超えていないでしょうね。

この回答への補足

吸収スペクトルの測定条件には問題なさそうです。

もちろん吸光度の値も0.5前後でおこなっています。

補足日時:2009/04/30 14:03
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通常の紫外可視吸収スペクトルがなぜ線スペクトルにならないか,考えてみましょう.

この回答への補足

電子エネルギーの基底状態-励起状態の間に回転エネルギーの基底状態-励起状態があり、さらにその間に振動エネルギーの基底状態-励起状態が収まっている概念図が私の頭の中にあります。

分子の相互作用により回転エネルギーや振動エネルギーがゆらいで連続したエネルギーになるように見える⇒連続スペクトルになる

と考えればよろしいのでしょうか?

これをどの様にギザギザと関係付けるとよいのでしょうか?

補足日時:2009/04/30 13:58
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