プロが教えるわが家の防犯対策術!

例えば、MLBを代表する左の強打者である元サンフランシスコ・ジャイアンツのバリー・ボンズ左翼手、ボストン・レッドソックスの指名打者デーヴィッド・オルティーズ、フィラデルフィア・フィリーズのライアン・ハワード一塁手等は体の重心を後ろに残し、ボールをギリギリまで手元に引き付けて球を弾き返す打ち方をしている様な気がします。
NPBに残っている打者でも、左の強打者の代表格である読売ジャイアンツの小笠原道大三塁手を見るとやはり体を前に倒した打ち方をしています。
このような打ち方だとMLB特有の打者の手元で微妙に動く球に対応出来ず、芯で捕えた強い打球が打てないと伺ったことがあります。事実MLBでは福留、岩村両選手共NPB時代に比べ本塁打数が減少しているようです。
それにも拘らず何故両選手は打撃をMLB流に修正しようとしないのでしょうか?
御存知の方は御回答を宜しく御願い致します。

A 回答 (1件)

ああいうバッティングに修正しようとしても日本人にはできないバッティングなんだと思いますよ。

あれだけボールを引き付けて、ポイントを手前にするには相当なスイングスピードとパワーが求められます。小笠原などの日本人選手があのバッティングフォームにしたら、球威に負けてしまいポップフライばっかりになってしまうと思います。

日本人はそもそも筋力が付きにくい民族だし、スポーツのトレーニングでも「うさぎ飛び」に象徴されるように、下半身中心に鍛えようとする文化です。だからこそ、日本人選手は守備・走塁・小技が得意でメジャーリーガーは守備も走塁においても、足がもつれるシーンがよく目に付くきます。

メジャーリーグではムービングファーストボールという名前の通り、ストレートをきれいに投げるのではなく、いかに揺らしてゴロを打たせるかがテーマになっています。逆に日本ではキレのあるきれいなストレートを投げるのかが昔から良いこととされてますよね。
ですから、ポイントが前のバッティングフォームでも、コースと軌道を捉えれることができれば、非力でも日本ではパワーヒッターになれる。しかしメジャーでは手前でボールが変化するから、ミートポイントをギリギリ手前にに持ってこれる上半身のパワーが無いとパワーヒッターになれない。

松井秀は日本人離れした上半身の強さがあったから、メジャーリーグでも30本打てましたけど、その他の日本リーグではパワーヒッターの部類に入っていた選手はコンタクトヒッターへの道を選んでいますよね
松井稼が「5ツールプレイヤーを目指していたけど、メジャーではパワーで勝負しようとしてもかなわないから、スピードだけで勝負するようにした」とか言っていましたけど、この言葉に象徴されていると思います。

この回答への補足

御回答有り難う御座います。

それでは、日本人のスラッガーは所詮井の中の蛙だということでしょうか?
それなら、MLBに比べたらNPB等何の存在価値も持たない筈なのに、何故いっそのことNPBを無くしてしまわないのでしょうか?

補足日時:2009/05/30 12:29
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