合成シャンプーの正しい使い方

インターネットで調べたら合成シャンプーが髪に悪いみたいなことがたくさん書かれていました
かといって石鹸シャンプーを使うのもめんどくさいし石鹸シャンプーにもいろいろとデメリットがあるみたいなので石鹸シャンプーは使いたくないです

なので合成シャンプーの髪を傷つけない正しいつかいかたがあったら教えて欲しいです
お願いします

No.2 回答者： showeran 回答日時： 2013/12/28 22:12

＞インターネットで調べたら合成シャンプーが髪に悪いみたいなことがたくさん書かれていました。

はい、この情報が間違いです。
むしろ石鹸シャンプーの方がアルカリ性であるのと、泡の質が悪いので、
髪を洗うのには不向きで、
結果として傷みの危険度は高まります。
なので、石鹸シャンプーは使いたくなければ、無理して使わない方がいいです。

文章を読むより、
各シャンプーサイトに、
「正しい洗い方」の
図解や動画が用意されている事が多いので、
それを参考にするのがいいと思います。

No.1 回答者： GreenHair 回答日時： 2009/05/30 23:38

まず，最初に，石鹸シャンプー剤も合成シャンプー剤です。

合成というのは，化学合成のことで，化学的反応によって何かを作り出すことを指しています。
自分で石鹸を作ればずくにわかることですが，石鹸も立派に化学合成（「鹸化」という化学合成）で作りますから，石鹸シャンプー剤も合成シャンプー剤なんですよ。

また，合成シャンプー剤で髪の毛は傷つきません。
かえって，髪の毛をシャンプーという頭皮マッサージの摩擦から守っているのです。
もちろん，あなたが別物と考えていた石鹸シャンプー剤も合成シャンプー剤ですから，同じように髪の毛を保護していますよ。

さて，では，何が原因で頭皮がダメージを受けてしまい，髪の毛の健康を損なっているのかと言うことですが，それは，シャンプー剤の使い方の間違いが原因なのです。
市販のシャンプー剤（液体タイプの石油系シャンプー剤）を使用してその使い方に問題があったために頭皮が炎症を患ってしまった人が，その間違いに気づかないまま石鹸シャンプー剤でも同じ液体タイプを使用したために，石鹸シャンプー剤でも頭皮が炎症を患っていることからもわかっていただけると思います。

で，ご質問の回答になるのですが，基本的には石鹸シャンプー剤でも石油系シャンプー剤でも同じです。

1.
シャンプー剤を使用する直前に，シャワーを使い，1～2分間程度を目安に，頭皮全体をすすぎます。
なお，アゴのラインよりも長い髪の毛の場合は，その部分の髪の毛をすすぐ時間をこれに追加します。
2.
500円玉1枚程度の量（ポンプ式ボトル入りの場合は，ポンプ1回押しの量）までのシャンプー剤を手に取り，必ず，5～6滴から最大で手にしたシャンプー剤の2倍までの水分を加えてよく馴染ませ，両手で出来るだけ細かい泡になるように泡立たせてから，その泡を頭皮と髪の毛に移してシャンプーします。
なお，最大量は肩につくくらい以上のロングヘアに大してですから，それよりも短い場合はシャンプー剤の使用量を長さに合わせて減らすようにしてください。
3.
シャンプーやすすぎの最中は，絶対に，爪が頭皮に触れないようにします。
指先と指の腹の中間部分（指を軽く曲げた状態で，パソコンのキートップに触れる部分）を使ってシャンプーするのがベストなのですが，その部分でも爪が頭皮に触れてしまう場合は，仕方がありませんので，指の腹を使うようにします。
4.
シャンプー剤のすすぎは，シャワーを使い，2～3分間程度を目安に，頭皮全体をすすぎます。
なお，アゴのラインよりも長い髪の毛の場合は，その部分の髪の毛をすすぐ時間をこれに追加します。

すすぎについて
すすぐ際，ただ単に，シャワーでお湯をかけただけでは，お湯が（全体としての）髪の表面を流れてしまい，髪の毛同士の間や頭皮にはお湯が流れないため，髪の毛や頭皮に汚れやホコリ，そして，洗浄成分までもが残留してしまうため，とてもすすいだとは言えません。
そこで，シャワーなどのお湯がかかっている部分を，手透きの手の掌を窪ませてお湯を受け止めながら，優しく髪の毛や頭皮をさすったり，受け止めたお湯を頭皮に押しつけたり弱く叩きつけたり，また，場所によっては，シャワーヘッドを頭皮に触れるか触れないかくらいの距離に保ち，頭皮に直接お湯が届くようにするなど，いろいろと工夫をしながらすすぐ必要があります。

肩よりも長いロングヘアで，かつ，整髪剤を使用していない場合は，肩に掛かる部分から毛先側には，流れてついてしまったものは無視しますが，わざわざシャンプー剤の泡をつける必要はありません。
シャワーを使ったすすぎ洗いだけで充分に汚れ等を落とせますからね。

より頭皮に対して安全に使用したいのであれば，石油系シャンプー剤は特に難しくなってしまいますが，粘土のように軟らかい半固形のシャンプー剤や化粧石鹸のような固形のシャンプー剤を使用することをお薦めします。
と言っても，石鹸シャンプー剤にしても少し入手が難しくなるようですから，無理には勧めませんけどね。（ちなみに，洗顔石鹸は石鹸シャンプー剤としても使用可能ですが・・・）