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中国の企業をバイヤーとする輸出で貿易条件についてバイヤー側がEXWを希望しています。通常日本では居住者である売主が輸出者となって輸出通関手続きを行うことが多いと聞いていますが、バイヤーが指定してきた本邦のフォワーダー(たぶんバイヤーの「税関事務管理人」となる)に文字どおり工場で荷物を引き渡して終わり、ということになると、質問(1)「輸出」にはならないと思うのですが売買契約の相手は中国のバイヤー(非居住者)になりますか?質問(2)代金は中国から送金で受取りますが「貿易外取引」となるのでしょうか?経理処理はどうなるのでしょうか。質問(3)契約上の当方としての注意点は何かありますか? 以上盛りだくさんですみませんが宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

 輸出を主とするメーカーのモノです。

 最初にお断りしておきますが、実際EXW条件で契約したことはありません。 あまりにシッパーに有利すぎてそう言う条件の取引はありませんでした。
(1)売買契約は当事者同士で決めるのですから本質的には第三者へ質問する性質のモノではないと思います。 ただ、EXWを希望する者=バイヤー、EXWをする者=シッパーでしょうから、この両者が当事者同士となり、売買契約の相手は中国のバイヤーになるでしょう。 フォワーダーは、あくまでバイヤーの指定代理人ですから売買契約の当事者になることは普通ありません。 (2)通常の貿易取引です。(3)「危険の転移(所有権の転移)」が問題です。例えば、契約で7/20納期とした場合相手が7/20に荷物を持っていけば問題ないですが、車の手配がつかず7/30になった。 この間の倉庫代はどうなるのか? 最悪、7/21に火災で当該商品が消滅したらどうなるのか? 細かな契約が必要になるのではないでしょうか? また、送金のタイミングも大丈夫でしょうか? なかなか「代金の回収日」=「所有権の移転日」とはならないと思いますので、この辺も好く契約書に明記した方が好いと思うのですが。
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バイヤーが指定して来たフォワーダーは、税関管理人と書いてありますが、一般的にフォワーダーと言えば、物流会社の事を指しますので、中国企業はEXWを希望して来ているという事は、フォワーダーが日本国内で商取引が出来る先なのでしょうか?


一応それを前提に書きます。

>>(1)「輸出」にはならないと思うのですが売買契約の相手は中国のバイヤー(非居住者)になりますか?

おっしゃる通り、輸出になりませんので、売買契約はフォワーダーとする事になります。

>>(2)代金は中国から送金で受取りますが「貿易外取引」となるのでしょうか?経理処理はどうなるのでしょうか。

売買契約をフォワーダーとする事になりますので、代金はフォワーダーからもらう事になります。

>>(3)契約上の当方としての注意点は何かありますか?

商品の性質が分かりませんので、なんとも言えませんが、日本国内の取引になりますが、最終的には海外に出ますので、品質保証をどの時点まで負担するか、代金の回収についてどうするか、明確にする必要があります。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/18 23:17

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