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家庭菜園できゅうりを2本育てています。
他になす、プチトマト、鷹の爪、バジルも育てています。
きゅうりにうどん粉病と思われる白い斑が出来てきたので、
ホームセンターに行って店員さんに相談し農薬を買ってきました。

この薬が、うどん粉病に1番一般的で汎用性があるといわれましたが、
家に帰ってよくみると、
確かに箱の表紙には「うどんこ病」の記載がありますが、
裏の「主な適用作物と適用病害虫」の欄には、「きゅうり・・金核病、灰色カビ病、炭そ病、黒星病、つる割病、つる枯病」とあり、
「きゅうりのうどん粉病」はありませんでした。

他の薬にした方が良いでしょうか。この「ベンレート水和剤」でも効くのでしょうか。

ちなみに、きゅうりは挿し木していない100円程度の苗で
土は今回ホームセンターで購入したばかりの培養土を使っています。

葉は13枚出ましたが、斑がでている下5~6枚を取り除きました。
(丁度脇芽を摘む辺りまで)
1本は花が2つほど咲いていますが、収穫はまだの状態です。
丈は100cmほどになっています。

早く薬を撒きたいのですが、効かないのなら早く交換に行こうと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

実はひとくくりにウドンコ病と言っても、病菌は1種類だけではありません。


ウドンコ病の菌(カビ菌)には多くの種類があり、植物によって寄生する菌が違い、またその植物では特定のウドンコ病菌によるウドンコ病しか発生しません。
症状がすべて似ているので一まとめにウドンコ病としてしまいますが、病菌は微妙に違います。
例えばバラのウドンコ病はバラにしか発生しませんし、ボタン、シャクヤクではそれらと、また同じキンポウゲ科のオダマキにしか発生しません。
きゅうりのウドンコ病も、同じウリ科の植物に付く特定のものでしょう。

http://www.sc-engei.co.jp/guide/pdfs/syo00152.pdf
これを見ると確かにきゅうりの適応病害虫名に、ウドンコ病はありません。
これらは全て試験されたデータに基づくものですが、これが何を意味するかと言えば、きゅうりに付くウドンコ病には効果が薄い、あるいはベンレートもかなり古い薬剤ですから、きゅうりに付くウドンコ病には薬剤耐性が出来てもはや効かなくなった、などが考えられます。
なおこれらのデータは、年度によって内容が変更されたりもします。

http://www.sc-engei.co.jp/guide/pdfs/syo00138.pdf
ダコニール1000などは効果が認められるということですね。
しかしこの薬は治療効果はなく、まだ発生してない時期からの予防薬として効果があります。

http://www.sc-engei.co.jp/guide/pdfs/syo00141.pdf
サプロール乳剤も効果が認められます。治療薬としての効果もあります。

http://www.sc-engei.co.jp/guide/pdfs/syo00546.pdf
モレスタン水和剤も効果が認められます。私としては未使用のため効果のほどは不明ですが、散布後に葉が薬剤で少し汚れそうですね。ハダニ類にも効果があるようです。
製造中止されたミラネシン水和剤の代わりに、商品ラインに入れたものと思われます。

http://www.nippon-soda.co.jp/nougyo/seihin/topji …
トップジンMも予防治療効果はあるようですが、散布後に薬液で葉が少し汚れます。

以上殺菌剤は予防散布を旨としましょう。発生してからではなかなか効能どうりにはゆかないものです。やはり酷い被害葉は摘み取る必要があります。
また同じ殺菌剤ばかり使っていると、ウドンコ病菌に薬剤に対する耐性が付きやすいものですから、できれば3種類ぐらい用意してローテーションを入れ、交互に使われた方が良いでしょう。
また置き場所が風通しが悪い、窒素肥料過多にするとウドンコ病は発生しやすくなります。

参考URL:http://www.sc-engei.co.jp/guide/guide02.html
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この回答へのお礼

大変判りやすい説明をありがとうございます。
また、ナスや他の植物には移らないことも判って安心しました。

本日、ベンレートを散布しましたが、効果の程を今後よく観察し、治療薬も用意しておこうと思います。
雨模様で、混ぜて使うとよいというダインもないので、効果の程も心配ですが。

次は7~10日後にと説明書にありましたので、来週に違う薬(サプロール乳剤かモレスタン水和剤、他の方が教えてくれた薬のカリグリーンのいずれか)を散布したらいいのではと思いました。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/06/21 17:03

No3さんが詳しく説明しているので補足程度で。


水和剤の場合効果の面からも展着剤は加用された方がいいですし別にダインに限らずグラミンなど他の展着剤でもいいです。
あと雨模様の時は散布しないように。
いくら展着剤を加用しても雨の日に散布すると薬剤を倍率通りに希釈しても雨で希釈倍率が規定より薄くなりますし雨で薬剤が洗い流され何の意味もありません。
少なくとも半日程度は雨が降らないときに散布して下さい。

>雨模様で、混ぜて使うとよいというダインもないので、効果の程も心配ですが。
使い方が間違っています。
展着剤は薬剤を対象作物にしっかり付着させ薬剤の効果を高める役割のもので雨模様のときに薬剤の効果を高めてくれるものではありません。

ベンレートと違う系統の薬剤としてはサプロール、ストロビー、カリグリーンなどがありますが(それぞれ別系統です)特にカリグリーンは効果の面からも
展着剤は必ず加用し、それぞれの剤でローテーションを組むようにして下さい。
これは殺菌剤に限らず殺虫剤にもいえますが。
あとカリグリーンには予防効果がありませんので、病班が出てから使って下さい。
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この回答へのお礼

大変判りやすい使い方を教えていただきありがとうございました。
ホームセンターの農薬担当者は、展着剤については何も言ってくれず、箱の中の長い説明書を読んで、知ったところです。

家庭菜園を始めて、野菜作りもただ水と肥料をやるだけでない、虫や病気や、育てる野菜の性質や、家の周りの環境や、農家の方たちのプロのすごさや、本当にいろいろなことを知るいい機会だと感謝しております。

そして、見ず知らずの親切な方たちがこうしてサポートしてくださることに大変ありがたく思います。

現在病斑が1つでも出ていた葉は、全て取り除き(元気いっぱいで大きな葉で勿体ないかんじもしましたが)、来週に散布する薬剤はどれが良いか検討しているところです。
展着剤の重要性もよくわかりましたので、他の薬剤を購入する際は、展着剤もセットで購入するようにします。散布しても効果がなければ意味がありませんものね。

補足といいながら、大変重要で貴重なアドバイス、本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/06/23 09:20

効きます


私も使っています
うどんこ病は放っておくと広がりますから
罹病した葉は切り取ったほうがいいです

予防としては風通しを良くすることと
晴れた日の夕方は葉にも霧をかけてやると
いいですよ
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この回答へのお礼

回答戴きありがとうございました。
本日ちょうど雨が止みましたので安心して散布することにいたします。
下の葉をだいぶ取ったので風通しはとてもよくなりました。
夕方に葉に霧吹きで水をかけてかわいがっていこうと思います。
いろいろありがとうございました。

お礼日時:2009/06/21 10:07

効くと思います。


酢を薄めて、全ての葉を拭いてもいいと思います。
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この回答へのお礼

すぐに回答戴きありがとうございました。
本日ちょうど雨が止みましたので散布することにいたします。
酢を50倍に薄めた液を、害虫予防に散布していましたが、拭いた方がいいのですね。(濃度は50倍でいいのでしょうか)
いろいろありがとうございました。

お礼日時:2009/06/21 10:05

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