プロが教えるわが家の防犯対策術!

もし他の惑星で新しい生命を発見した時、DNA、RNA、タンパク質に基づいて、どうやって地球から混入した生命でない事を証明できると思いますか。という問題を解いているのですがいまいち答えが出なくて困っています。因みに発見された生物は、エウロパ(木星の衛星)の海洋で生命が発見されたという仮定となっています。宜しくお願いします。

A 回答 (6件)

 地球上の生物は全てが、グアニン、アデニン、シトシン、チミンの4種類の塩基で構成されていますが、コドンとアンチコドンと呼ばれる対を形成する時には、塩基2つが対になった3個の組み合わせが必要で、これが4個の塩基の組み合わせが3乗で4×4×4=64通りとなり、このうちの半分ほどが蛋白質合成に繋がる命令語として認識されます。



 よって、未知の生命の塩基が地球の生命と違うか、もしくは、同じであっても、コドンとアンチコドンの組み合わせの数が異なる(塩基4個で128通りか、逆に塩基2個で16通りなど)場合は、地球外生命だと判断出来るでしょう。

 塩基が2個で16通りだったら、生命になれないのが地球の常識ですが、地球生命よりも蛋白質の種類が少ない代わりに、組み合わせの数が多くて複雑なのが地球外生命だったら、ありえないとは言えないでしょう。

 逆に、塩基が4個で128通りの組み合わせの蛋白質を作り出す生命があるとしたら、地球生命よりも蛋白質の種類が多く、逆に蛋白質の数は少なくて、構造が単純なのに複雑な化学合成をおこなう生物と考えられます。

 これはコンピュータが8ビットか、16ビットか、32ビットかの違いと同じで、命令数が少ないとプログラムが長くなり、命令数が多いとプログラムが短くなるのと同じですが、地球上の生命は、これが全て同じで違いがなく、例外は無いので、同じ生命から進化して分かれたのだと考えられています。

 もし、生命の発生が環境に依存しているのであれば、生命の基本が違うものが地球上にも存在するはずですが、見つかっていないところを見ると、地球外生命も基本的な部分は同じなのかもしれません。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3% …
    • good
    • 0

課題でしょうか。

それにしてもおもしろい問題ですね。下記はこんな方法で調べられるかもと思ったものです。自信は全くありません。

DNAがあると言うことですから、PCRでDNAを増幅します。DNAがPCRにかかれば、まず間違いなく生物由来といえると思います。
次に、増やしたDNAの塩基配列を調べます。これから分子系統樹を作成し、地球上の知られている分子系統樹の中に入れば地球由来、全くの別系統で入らなければ地球外生命体由来の可能性が疑われるのではないかと思います。
    • good
    • 0

No.2 です。


漢字間違えました。

同位対比→同位体比
    • good
    • 0

そもそも他の惑星の生命がタンパク質で構成されているとかDNAを持っているっていう


仮定が怪しいですよね。もしエウロパで発見された生物が
自己増殖能力や知能は持っているが構成元素が地球のそれとは全く異なる
ようならば、それはまさしく地球外生命体とでもいえるんじゃないでしょうか
(「知能」を持っていることの基準はひとまず置いておいて)。

もし新しい生物がタンパク質で構成されていたりDNAを持っていたら、
その時点で地球から混入した生命に決定されるんじゃないでしょうかね。
    • good
    • 0

塩基配列やアミノ酸配列が大きく異なるというのもそうでしょうけれど、それ以前にタンパク質を構成するアミノ酸や遺伝暗号が違うかもしれませんね。

さらにそれ以前に地球で見られる転写や翻訳といった機構が存在するかどうかも分かりませんね。

あるいは惑星(衛星)が違えば元素の同位対比も違うと思うので、それを調べるとか。地球からの混入後に増殖を続けて長い時間が経っていなければですが(地球の同位対比の痕跡が次第に消えてゆくため)。

以上、思いつくままに解答してみました。面白い問題ですね。
    • good
    • 0

染色体でわかると思います。

また、たんぱく質でも地球上のもはマーカーで出てきますのでそれ以外のマーカーだと何だろう?となります。

この回答への補足

染色体のどういったところを見れば、判別できるのですか?塩基配列が違うといったところを見ればいいのですか?すいません理解できていなくて。よろしくお願いします。

補足日時:2009/06/24 13:43
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!