許せない心理テスト

 現代美術って何でもあり、だと思っていましたが、実はそうではないらしいのです。現代美術にもルールがある、というようなことを本で読みました。(そのルールについては書かれていなかったので)「こういうのが現代美術だ」という定義って(たとえ暗黙、漠然としたものでも)あるのですか?それとも、なんとなく新しくて、いままで見たことない作品で、なんだかわからないけどカッコイイからOKなんでしょうか?

A 回答 (3件)

現代アートに『ルール』はありません、というかアートにおいて『ルール』は存在しないのです。

例えば、音楽であれば、『音階』『リズム』で構成さているので、それが構成上の「ルール」になりますよね。数学だったら、微分*積分の『式』といったものが「ルール」、、、等。けれど、こと美術においては、表現方法も、意図する事も千差万別なわけで、ルールは決めようありあせん。もし「ルール」が存在するなら、それは作家個人個人の心の中にだけでしょう。例えば絵画において、「この大きさで、この絵の具を使って、これを表現しなければならない」といったルールがあったとしたら、、それは作家個人が意図したものではなく、命令、もしくは機械のごとく表現させられている事になってしまうのです。例えば、富士山を描く際、画家はそれぞれの思い、感じ方でその表現方法を決定していくので、完成品の中で一つとして同じものは存在しません。もしこれが決められたコンセプトや方法を他者から求められたのであれば、それはアート(芸術)ではなく、何かのプロパガンダ、宣伝になってしますうのです。またはコピー、贋作となります。それの一番顕著な例が、ロシアの構成主義であったり、ヒトラー占領下時代の絵画展であったりします。
現代アートとは、美術史上、特に平面も立体も既に垣根を越えてしまい、ボーダレスになってしまった今、もうなんでもありありで(表現方法が)もうひとくくりにできない、けれど、印象派、フォービズムというようなこれといった一つにくくる言葉が見つからない今の時代の「総称」としてお考えていただければと思います。だからこそ、似非も多いしはったりも多いし、『なんとなく現代アート?って感じ』みたいなわけわかんないものが多いのです、、、。   いってしまえば、それだけ見る側に、本物を見分ける真価が問われはじめてきてるんだと思います。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。
何でもあり・・・でもなんたら現代アート展などで、えらい人がひとを選んで賞を与えたりしているのを見ると、いったいその作品のどこが、他の作品に勝っていたのか、そこに何らかの基準があるのだろうか?と疑問に思っていました。
 自分には、現代美術の作品たちが、漠然と新しくてカッコイイ、あるいはなんとなくきれいでいい雰囲気だなぁぐらいにしか、理解できないので、なんか難しいのです。
 

お礼日時:2003/03/29 07:23

こんにちわ!私も以前同じ質問をしたので参考にしてください。



参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=214390
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うちの息子なんかは「芸術」と聞いただけで、現代美術をイメージするらしく露骨に嫌な顔をします(ーー;)


今や、現代美術が芸術を侵食しているのかもしれませんね
何でもありのようで実は何でもありでもないようなところが不思議ですよねえ
そういうことをああでもないこうでもないと考えてしまってこんがらがってしまってるような状態がもしかすると現代美術なのかも・・・
デュシャンの「泉」という作品は象徴的だと思うのですが如何でしょう?
まあ「現代の美術」なんなんで直訳は「今の美術」ということなんでしょうがねえ
考えると夜も寝られませんm(__)m
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