プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

カテゴリ的にここで良いのか微妙ですが…

日本のブルーインパルスをはじめとして、世界中にサンダーバーズ、レッドアロー、フレッチェ・トリコローリなどのアクロバットチームが存在しますが、全て使用機体はジェット戦闘機/練習機です。
まだジェット機が一般的になる前のレシプロ機の時代にはこれらのようなアクロバットチームは存在していたのでしょうか?
※単独でのアクロバット飛行、またはターボプロップ機などのチームは除外とします。

もしもレシプロ機を使用したアクロバットチームが存在していたとしたら、いつ頃に、どの国で、なんというチーム名か、使用機種は?などお教え下さい。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

興味深い質問ですね。

そもそも曲技飛行といえば、第一次大戦後、余剰となったパイロット達が糊口をしのぐため始めたもの、と認識しておりました。当時の機材は当然全てレシプロ機だったはず。しかし今日のように空軍が自前のチームを持っていたような状況ではないだろうし、曲技飛行も飛行機が編隊を組んで行うようなものではなかったはずです。人間が翼の上に立ったり、飛行機から飛行機へ飛び移ったりという、「空中サーカス」の要素が大きかったと見受けられます。

ところがご質問を受け、英空軍レッドアローズのWikipediaを調べると、第二次大戦前からアクロチームが存在していたことが分かりました。1920年には複葉機のチームが演技しているようです。使用機材はグロスター・ガントレットとグラディエーター。ただ、この両機は30年代の機体のはずなので、Wikiの資料が間違っている可能性はあります。しかしいずれにせよ、戦前にレシプロ機のチームがあったことは確かなようですね。

http://en.wikipedia.org/wiki/Red_Arrows

本格的なアクロバットチームの結成は第二次大戦後を待たねばなりません。46年には米海軍にブルーエンジェルズが結成されており、このときのチーム編成はグラマンF6Fヘルキャット3機だそうです。この後機材はF8Fベアキャットに移行、49年には初めてジェット戦闘機のF9Fパンサーになりました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB% …

というわけで、戦前ならイギリスに、戦後はアメリカにレシプロ機によるアクロチームが存在しました。調べてみると面白いものです。どうぞ参考になさってください
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

グロスター・ガントレットや同グラディエーターのアクロバットチーム。どちらも軽快な機体ですから見ごたえ十分だったでしょうね。

それにしてもブルーエンジェルスの存在を失念していました。しかしF9Fパンサーあたりまでは知っておりましたが、それ以前にF8Fベアキャットや、F6Fヘルキャットまで使用していたとは驚きました。ベアキャットはまだ対日用に格闘戦も考慮した機動性の高い戦闘機ですが、まさかあのヘルキャットでアクロバットチームを編成していたとは!
確かに現代でもロシアンナイツの様に大型戦闘機を使用したチームはありますが、少々驚きでした。

お礼日時:2009/07/07 09:40

ブラジル空軍のチームが、Smoke Squadronという名で、エムブラエル・ツカノという練習機使っています。


ポーランドがチーム・イクスラ
スイスにはパトルイユ・スイスのほかに、PC-7というプロペラ機装備部隊がいます。

ジェットとちがい小回りが利くので、客席に近い高度でのアクションがたのしいそうです。

また、戦前の源田サーカスなども、ある意味海軍機でショーをして回ったのですから、同様でしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

今回挙げていただきましたエムブラエル・ツカノとピラタスPC-7については、ターボプロップ機となってしまうので、「レシプロ機でのアクロバット飛行チーム」という枠からは除外されてしまいますが、動画なども検索してみて興味深く拝見させていただきました。

源田サーカスについても、恐らくは九〇式艦上戦闘機を使用した3機編隊飛行ショーということで、日本でのアクロバットチームの元祖的存在のようですね。

お礼日時:2009/07/07 09:32

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