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カルボン酸はKOH溶液の中和滴定にて定量できると思いますが、
-COOHの他に
・フェノール性水酸基
・フェノール性水酸基酢酸エステル
が共存している系においても、KOHによる直接滴定でカルボン酸の定量は可能でしょうか。

カルボン酸のみを定量したい場合には、どのような方法が適当でしょうか。

A 回答 (1件)

>フェノール性水酸基酢酸エステル


水酸化ナトリウムとぐつぐつ煮ないと酸性が表れません。
>フェノール性水酸基
フェノールのpKaは9.95付近、滴定に干渉することはありません。
水に溶けにくければメタノール中でフェノールフタレインを用いて滴定出来ます。
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この回答へのお礼

doc_sundayさま
ご回答有難うございました。
お察しの通り、滴定はアルコールを溶媒にして行っています。
・常温では、滴定に影響を及ぼすほどの加水分解は生じない
・フェノール性水酸基の酸性は、原理的にカルボン酸とKOHとの当量点を乱さない
という内容を理解しました。

対象物質の酸価が一桁と小さいため、二つの官能基の影響があった場合、実験の妥当性に疑問を感じたので不安になっていました。

お礼日時:2009/07/14 10:11

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