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心理学関連(発達心理学?)で卒論のテーマを考えているのですが、なかなか決まらず悩んでいます・・・。

文献研究で書こうと思っているのですが、実験をおこなわない場合、例えば「引きこもりの現状と支援・展望」のような限られたテーマになってしまうのでしょうか?

文献研究でできるテーマに関してアドバイスを頂けないでしょうか?

A 回答 (8件)

大学で心理学を教えている教員です。



ご質問の趣旨とは異なるアドバイスとなりますが、文献研究ではなく、やはり、実験なり調査なりを実施されることをお勧めしたいと思います。
その理由は、心理学は人間行動、広くいえば、人間生活に関する科学的研究を行う学問分野だからです。
これまでに、基礎実験などの名称で心理学の研究方法を学ばれたことと思いますが、それらに基づいて、自分で実際にデータをとって、それに基づいて考察するというトレーニングが、人間行動理解の上でも、今後、卒業されて、働いていく上でも有用となると考えます。

ご指導の先生のお考えもあろうかと思いますが、是非再考されることをお勧めします。

この回答への補足

ご意見ありがとうございます。
調査をする予定だったのですが、何も準備をしてこなかったため、教授からは今からでは間に合わない(12月上旬締め切り)し、文献にした方が良いと言われました。まだ就活も続けたいので・・・。
準備をしてこなかった自分が悪いことは重々承知です。

また、大学には過去の卒論が置いておらず、書き方がわからず精神的にもかなり追い込まれています。
文献研究の場合の、具体的な目次や書き方を教えていただけないでしょうか??

補足日時:2009/08/23 09:01
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No.1です。



ご事情、了解致しました。
就活の方も大変でしょうから、指導の先生のご判断に従う方が良いでしょうね。

さて、さまざまな心理学の学会が発行している「学会誌」があります。
たとえば、心理学研究(日本心理学会)、教育心理学研究・教育心理学年報(日本教育心理学会)などです。
また、純粋に学会ではありませんが、心理学評論(心理学評論刊行会、京大文学部内)という雑誌もあります。
これらの雑誌・年報に、「展望」(名称は、雑誌によって異なると思います)というタイプの論文があります。
このタイプの論文は、あるテーマについて、それまでの論文をまとめ、研究の動向や、これからの研究課題について論じています。

似たようなもので、書物としては、児童心理学の進歩(金子書房)が、毎年出版されています。
タイトルのように、「児童心理学」に限らず、発達心理学に関わる特定のテーマについて、毎年、何編かずつ、展望論文が載っています。

これらの参考文献をご覧になると、書き方やテーマの選択の仕方が分かるかと思います。

その他、現時点では私の手元には置いてありませんので、確認ができませんが、心理学の論文の書き方という本がいくつか出ています。
それらのうち、研究の意義づけや、目的を書く部分には、そのテーマに関わる研究のレビューの書き方が載っているかも知れません(これは、未確認ですので、誤りであれば、ご容赦ください)。

以上、ご参考までに。

この回答への補足

お忙しい中、詳しく回答していただきありがとうございます。
文献を読んでも、それをどうしたら良いのかわからず・・・。
まずは教えていただいた雑誌や本を読み、書き方やテーマを考えたいと思います。

補足日時:2009/08/23 14:15
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ご自身を実験台にしては如何ですか。



と言うか、ご自身のことについて書けば宜しいのです。
発達心理学なら、これに当てはめてご自身はどうだったのか、見つめてみるのです。
これは即実験になりますし、時間もかからないでありましょうし、
且つ大変信憑性の高い良い内容になると思いますよ。
真摯に向き合えば、ご自身の人間的な成長にもプラスになることでしょう。

名だたる精神分析家も、殆どの人達が自己分析を元に自論を作り上げています。
と言っても文献研究ということですから、ご自分を見出せる文献を探してみる。
こういうものに出会えれば良いですよね。
そしてうまく出会うことができたなら、ご自身の心と対比させてみた感想なりが、
そのまま卒論の内容になるのではありませんか。

要は本当にその文献を理解するためには、自身の経験にのっとらなければ
なかなか本当には理解できないだろうと思うのです。
本当に理解しなければ、良い論文は書けないはずです。
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 心理学の分野だけど、少し他の子と浮いてしまうけどいい?


 それは、精神医学や心理学の思想や歴史を批判的に論じる方法です。
 (精神医学史)
http://www.fukuchi-clinic.com/ga/others/history. …
http://www.mental-g.com/kiso/history/history.html

(心理学史)
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/1-2.htm
http://www.keepnetwork.com/whatc/shinrihistory.h …

 このサイトで論文を書くのではなく、参考にして下さい。

 というのも、大学や大学院の論文は文献が基本です。

 そのサイトで見てほしいことは、次の通りです。
1793年 フランスのピエル医師
1893年 ドイツのクレペイン 早発性痴呆とうつ病の研究
1908年 ブロイヤー 精神分裂症の発見
フロイト
ジャネ
シャルコー
1942年 イギリスのリーズ 社会精神医学

ウィリアム・ジェームス
ガードナー・マーフィ
1965年 ライン

 この人物がどうしたっていいたい?そんなの講義で何十回も聞いて、耳にたこができるって。でも、その人物が重要とはいってないよ。
 そこで、文献を探る。
エーミール・クレペイン 精神分裂症 みずず書房
http://www.amazon.co.jp/%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E5%88 …

エーミール・クレペイン 精神医学総論 みずず書房
http://www.amazon.co.jp/%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E5%8C …

フロイト 精神分析入門(上巻) 新潮文庫
http://www.amazon.co.jp/%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E5%88 …

フロイト 精神分析入門(下巻) 新潮文庫
http://www.amazon.co.jp/%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E5%88 …

ピエール・ジャネー 症状マドレーヌ みずず書房
http://www.amazon.co.jp/%E7%97%87%E4%BE%8B%E3%83 …

ウィリアム・ジェイムズ 純粋経験の哲学 岩波文庫
http://www.amazon.co.jp/%E7%B4%94%E7%B2%8B%E7%B5 …

 例えば、そんな感じで。後は、面倒だから自分で調べて下さい。要するに、その人物が書いた原文に当たる事が大切です。本当は翻訳されたものよりもオリジナルがいいです。その著者が書いたものが1次資料で重要で、その時代に書かれたものです。後の時代に別の人がまとめたのが、二次資料。だから、一次資料を探すことが大切。あと、アマゾンの画面だけど、本当はWebcatPlueで調べた方がいいです。それは、全国の大学図書館の蔵書検索で、借りることができるからです。まず、大学図書館に別の大学の本を借りてもらう。その場合に2週間かかってくるか、コピーが図書館に送られる。コピーの場合はコピー代を払い受け取る。
 しかし、値段の関係が本屋で買った方が安い場合があるので、その場合は買う。つまり、必要なページ数のコピーと、本1冊の定価。だから、借りるカタチが一番いいわけ。

 そこで、心理学史の論文の構成について。
 精神疾患と心理・精神医学の歴史に関する考察
序論
第一章 心理学の歴史の系統
1節 19世紀の心理学研究
2節 20世紀以降の心理学研究
第二章 心理学の誕生
1節 フロイトの精神医学
2節 河合隼雄とユング
3節 環境心理学の誕生
第三章 精神医学と心理学
1節 精神医学との境界線
2節 クレペインの精神分裂症の発見
3節 精神と心理
第四章 自閉症や発達障害について
1節 3歳から見られる健全児との違い
2節 Uターン化現象
3節 言葉を失う
第五章 発達障害と成長
1節 学習障害の問題
2節 支援学校など教育上の課題
3節 成人となった発達障害者について
第六章 発達障害の現状と課題
1節 発達障害と執着心
2節 対人関係への恐怖
3節 常に自分を中心に見られたい

 たぶん、こんな構成にしたら、教員はキレるか呆れるかではないでしょう。つまり、素人が書いたパロディー論文の構成です。そんな論文は、心理学が専門以外なら好評だが、普通にダメでしょう。

 正しい心理学論文の見本
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/80060032. …フロイト 論文 PDF'

 それは学者の論文です。あなたが書く論文は12000字程度になるかと思います。形式は理解しましょう。
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 一瞬、我が目を疑うような事が書かれています。

それを批判します。ネチケットに反しますが。

NO3 ご自身を実験台にされては。
 これに対して異議を主張します。論文は、客観的に書かなければならない。そのため、自分を実験して主観的な数値を出しても、論文として認められません。実験心理学は、他の人で心理実験するために客観的つまりは科学的であり、論文として成立します。自己実験は科学の普遍性を疑わせる調査で無意味です。
 つまり、論文には客観性が必要で、他人を実験すると覚えましょう。

 あと、少し親切に論文の調べ方を教えましょう。
国立情報学研究所 Ci-Nii
 それは、日本で大きな論文検索サイトです。そして、PDF形式で論文本体を見ることができます。

あと、論文の書き方の本も
河野拓也 レポート・論文の書き方入門 慶応義塾出版会
戸田山和久 論文の教室 NHK出版会
吉田健正 大学生と大学院生のためのレポート・論文の書き方 ナカニシア出版

 たぶん、心理学論文には、「大学生と大学院生のためのレポート・論文の書き方」が一番読みやすくていいでしょう。
 心理学論文の書き方(有斐閣アルマ)は実験心理学に重点を置いているように思われます。
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何とか発達心理学の先生に確認しようとしているのですが、


なかなか時間的に噛み合わず、確認が取れておりません。

私が思ったのは、「発達心理学内における実験」と「実験心理学」とは
これは別のものではないのかな、と。

尚、「我が目を疑う」など、攻撃的な言動はお控え下さい。
反論されるなら、単に反論の内容だけを述べれば良いものと存じます。
こういう言動が差し挟まれると、♯5様の品格にもかかわるものと
私個人は感じております。

ご質問者様におきましては、今回の私のアドバイスは確実な根拠に基づくものではなく、
ご迷惑をおかけしたと思っております。真に申し訳ございませんでした。

私のアドバイスを、ご質問者様の先生に確認でもされた場合、
私の意見が♯5様の仰せの通りの的外れなものであったとしたならば、
ご質問者様への評価にも影響してくる可能性もありますので、
どうか今回のアドバイスはスルーしていただきますよう、お願い申し上げます。
今後は慎重な発言を心掛けたいと思っております。
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 根本的に、私が気に食わない。

まぁ、好かれようとも思っていないけど。

 発達心理学の研究方法を他人のサイトを参照します。
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E7%99%BA%E9%81%94 …
 つまり、主な発達心理学の研究方法
実験・観察・調査・統計的分析

 ある大学の卒論
http://www.bukkyo-u.ac.jp/mmc01/kuroda/html_file …発達心理 客観性'

 発達障害の研究論文
http://www.jasssdd.org/Journal/pdf/0504.pdf#sear …発達 児童 論文 PDF'

 心理学と科学→一読して下さい
http://www.k2.dion.ne.jp/~kokoro/tenmus/2_7_16.p …論文 客観性 科学性 執筆 心理学'

 特に、「心理学と科学」の一文を引用します。
〔現在の心理学では、科学的な方法として、研究者の感覚や主観を排した研究法が用いられています。〕
 つまり、感覚で書くなが心理学でも、かなり浸透化している。それが、第一世帯の心理学の研究法で、2世帯である著者は分からないといっていますが。

{ここで、心理学をご存知ない方も、いらっしゃると思いますので、心理学でいう科学的研究というものがどういうものかをご説明しましょう。心理学の研究の1つのパターンは実験研究というものです。簡単に説明すると、ある集団からランダムにサンプリングして、それをランダムに2つの群に分けます。そして実験的にAという操作を加えた群(実験群)とその操作を加えなかった群(統制群)とで、特定の行動や心理状態に違いがあるかどうかを検討するわけです。例えば、ある実験をおこなって、ある心理的状態や行動を測定した結果(従属変数)、それがFigure 1のようになったとします。すると、心理学者は、統計的検定をかけて、両者の平均値に統計的に有意な差があれば、実験的操作の要因は、統計的に有意に影響した (=「確かなもの」)と考えるわけです。この場合、統計的な差が出た方向と違う変化を示した人がいたとしても、それは誤差や外れ値として扱われます。}
 心理学には統計などの科学分析するという事です。実験も数量化して計算する。

{では、このような心理学の科学主義に対して、質的研究とは、どのような学問なのかということについてお話したいと思います。(省略)ご存じない方もいらっしゃると思いますので、質的心理学研究の特徴についても、私なりにまとめて説明します。質的研究の場合、仮説を持たずに現場に入り、その現場の中の意味を取り出すという作業をすることがあります。形式的にはインタビューの言葉の抜書きや、観察した結果の分類、KJ法などによる整理という形式でなされることが多いです。その特徴は、帰納的、全体的、現場密着的、社会構築主義的、目指すのは「真実」というより視点の増加という事なのだと思います。}
 つまり、自己実験や自分の成長や感覚では、いけないという事です。

 私個人としてのまとめ
 実験心理学の手法を現代心理学は大きく受けている。また、教育心理学や発達心理学には質的調査が行われる。それは、観察や調査や統計的分析などと同様に行われる。しかしながら、自己実験や自己体験(例えば、自分がテニスをして上達した心のあり方)などは不適切である。それは、スポーツの上達を客観的に、理論的に書けていない。そういうスポーツは理論的に筋が通って納得してもらえる、または理論の批判を客観的に述べられているかである。

 後、私が調べ上げた論文は、誰も自分を実験したとか書いていない。上に掲げた論文は、適当に確認調査し、No3とNo6の方の過ち客観的に調査したつもりだ。そのため、心理学はこう調査せよという一つの道筋が明らかに客観的に述べた。批判に対し感謝する。
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 前回の構成を明確にしていきたいと思います。

たしか、論文でしたね。まず、自分なりに論文全体の構成の概要を考え、アウトラインを作ってください。アウトラインとは本の目次のようなもので、このアウトラインに書いている事を書くにはどうすればいいのかと考えるものです。
 つまり、論文の書き方とは人それぞれ異なります。でも、書き方が異なるといっても、文献型思考(歴史的思考)かフィールドワーク思考(実験型思考)しかありません。基本を押さえて、各自の研究方法を考えて下さい。
 論文の基本とは、科学性や客観性が重要です。客観的とは、他の人が同じことをしても同じ結果が得られる事です。しかし、文系のそれも心理学では、アンケートの方法や質問項目を明らかして書くのが基本と言いたいです。心理実験では、母集団から無作為に抽出したデータを、母集団と同じ傾向があるというので行われます。その仮定で、わざと都合のいいように人為工作した抽出データはただのゴミです。文藝新書の「社会調査のウソ」をお読みください。
 アンケートというのが質的調査ともいえると私は思います。そのため、ある保育園や幼稚園の方々に研究に協力してもらう。そして、研究成果をその協力者に対し発表もしくは報告書を送るのが基本だと思います。大学生にまとまな結果を向こうは期待してませんから、考えすぎないでください。

 まぁ、蛇足はそれまでにしときましょう。
発達障害に関する私的考察
序論 発達障害や知的障害の勘違い
1章 発達障害とは何か
 1節 先天性の脳障害
 2節 学習障害
 3節 幼稚な言論
2章 発達障害の行動
 1節 執着心やこだわりが強い
 2節 取得した言葉を失う(Uターン現象)
 3節 コミュニケーション障害
3章 発達障害の社会的問題
 1節 知的障害者福祉法と精神障害者手帳
 2節 普通学級から特別学級(養護学級)
 3節 就職上の課題
4章 成人になった発達障害者の課題
 1節 自分勝手な人と思われ職場で孤立する
 2節 軽度の発達障害者で健全者として子供時代を過ごす人
5章 全体のまとめ
 1節 発達障害の社会的偏見をなくすべきだ
 2節 これからの知的障害者政策のあり方

 そのようなアウトラインでは、論文失格になると思われます。なぜかといえば、自分で何を調べたのかや、オリジナル性はどこにあるのと突っ込まれます。

 研究テーマに発達障害にされる場合の、基本的入門書を挙げます。
杉山登志郎 発達障害の子どもたち 講談社現代新書
http://www.amazon.co.jp/%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A …
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この回答へのお礼

沢山の回答有難うございました。
回答は読ませていただいていたのですが、御礼が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
皆さんの意見を参考にさせていただきました。
有難うございました。

お礼日時:2010/02/03 12:51

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