プロが教えるわが家の防犯対策術!

30歳の会社員です。現在企画系の仕事をしているのですが、思うところあり財務・経理分野で専門性を持ってキャリアを積んで行きたいと考えるようになりました(前職は都銀の融資担当でした)。社内で既に同分野で働いている人たちと差別化を図るために資格取得をしたいと考えたのですが、税理士と公認会計士、どちらを目指すか悩んでおります。

■会社(一部上場です)での仕事とのつながり
・公認会計士→決算業務、監査対応、決算説明などIR系業務
・税理士→決算業務、税務調査対応など
が考えられ、公認会計士の方が幅は広いと思われるのですが、独占業務を行う訳ではないので、絶対にどっちということはありません。

■試験の難易度
・公認会計士→言わずと知れた難関資格だが、制度改正でチャンス拡大。短期決戦で合格の可能性もあり!?しかし働きながらはやはりハードル高い
・税理士→科目合格制で働きながら受験しやすいが、1科目毎の難易度が高く、5科目揃えるのは実は公認会計士試験より大変!?
という感じで、どうもどちらが有利とも言えないように思えます。

このような状況なのですが、どちらの資格を目指す方が総合的に有利と考えられるか、公認会計士の方、税理士の方、また企業でこのような資格を活かしてお勤めの方いらっしゃいましたらアドバイスをいただければ大変有難いです。ちなみに学力的には本当にまだ初学者レベルですが試験勉強への適性はそこそこあると思います。簿記は現在勉強中、銀行時代の貯金もあり1ヶ月勉強してとりあえず2級レベルはOKかな、といった感じです。どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

今まででしたら迷わず税理士をお勧めしますが、


新試験基準により会計士試験の難易度が若干ですが下がりました。

会計士の不足が主な原因ですが、
これにより以前に比べ合格者が倍近く増えましたので
社会人でも相当の努力と適正があれば2~3年で受かる可能性があります。
ただし税理士のように永久の科目合格制度をとっていませんので、
だらだら延びてしまうと取れずじまい。
それこそ相当の努力をしたのに一つの結果も残せないといった可能性はあります。

逆に税理士試験は相変わらずの合格率(会計科目12~15%税法科目10%前後)で、
しかも問題が以前のように税法の丸暗記から本当の理解力へと変わってきていて難しくなる傾向にあります。

それにより合格までの道のりはかなりハードで、働きながらですと
超順調で5年(年に1科目合格)、普通で7~8年(大体どこかの科目でつまづきます)、長ければ10年~エンドレス
と非常に大変な試験です。
もちろん1科目合格でも経理や会計事務所ではそれなりの評価が得られるので努力を形にしやすいといってメリットはありますが、
モチベーションの維持がなにより重要となってくるかと思います。
絶対に税理士になる!と思っている方以外ではなれないかと思います。

専門性という意味では税理士も会計士も十分な資格ですし
今後とも社会において必要な存在であることには変わりがありません。
取るメリットは計り知れないほどあるとは思いますが
どちらもそれ相当な努力と忍耐力とやる気が必要となることをお忘れなく。

ここからは完全に私の意見ですが、
自分であれば、税理士を目指し働きながらまず簿記論と財務諸表論をそろえます。
その後、社会人大学院に通い税法2科目を免除してもらい
最後の税法1科目を死ぬ気で取りにいきます。
これであれば上手くいけば4年くらいで税理士資格を取得することが出来るかもしれません。
会社で財務をやるのであれば簿財があるだけでもかなりの差別化につながると思いますし、安全かつ確実に税理士資格を狙えると思います。
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この回答へのお礼

極めて現実的な有難いアドバイスをいただき、感謝の言葉もありません。お陰様で税理士を目指す決意が固まりました。まずは2年計画で必死に勉強し簿記論と財務諸表論を揃えたいと思います。その後、通信制大学院を活用して税法2科目を免除してもらうとともに残りの1科目の税法を死ぬ気で突破したいと思います。実は自分は旧帝大の法学部出身なのですが、これまでやってきた仕事がほとんど法律と関係なく、少し残念に思ってきました。ここで大学院で税法を勉強することで試験免除してもらえ、おまけに修士の学位まで取れることに気づき、暗雲が晴れた思いです。何はともあれ、簿財を取らないと画餅もいいところですので、税理士になってプロとして自己実現していくんだという固い決意で必死に勉強していきたいと思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/08/28 18:20

 働きながら勉強時間を確保するなら、税理士だと思います。

予備校の教材できっちりやり、2科目ずつ受ければ、どちらかは確実に合格していくと思うからです。
 人間は進捗具合でモチベーションも生まれると思います。1年勉強して不合格の場合、次の1年はつらいと思います。それよりかは部分合格で次に行くと、勉強もライフスタイルの中に溶け込んでいくと思います。
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この回答へのお礼

モチベーション管理まで踏み込んでの明快なアドバイスをいただきありがとうございます。どちらの試験にもやりやすい点とやりにくい点が同時に存在していますが、社会人がモチベーションを維持してステップアップしていける税理士の方が良いように感じてきました。部分合格で確実に地歩を固め、勉強をライフスタイルにがっちり組み込んで最終合格を目指したいと思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/08/28 17:50

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