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いつ頃から人類は生水を飲まなくなったのでしょうか? 
ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。

A 回答 (9件)

今でも飲んでますけど?


日本国内でも地方に行けば今でも井戸水を飲んでいる地域があります
(日本国内の上水道普及率はまだ100%ではありません)

上水道の普及の事を仰っているのでしょうか
史上に残る物の古くはローマ時代にまでさかのぼります
近代的な濾過した水を飲用するようになったのは1805年のイギリスの緩速濾過池による浄水が始めとされています
このころはイギリスを始めヨーロッパ各地で疫病が大流行しており、多くの街では大勢の死者をだしていました
しかし、この浄水を飲用する街での死者の数が劇的に低いことから濾過により飲料水から病原菌を除去することができると考えられ普及し始めたと言うことらしいです
(事実、緩速濾過池の生物膜によって多くの病原菌を除去していることが確認されています)

繰り返しますが、今でも生水を飲む地域はたくさんあります

この回答への補足

>日本国内でも地方に行けば今でも井戸水を飲んでいる地域があります
そうなのですね。

>(日本国内の上水道普及率はまだ100%ではありません)
えっ!? そうなんですか? 

元々は#1さんへの補足に記載したQAでの質問に端を発しており、そこから生水の定義は「加熱殺菌していない水」という意図で書きました。
もう少し詳しく書けば、
「人類が腹を壊さない飲料水を、経験則から工夫して摂取していた。それが文化的習慣化されたのは各地域でいつくらいから始まったのか」
また、更に質問の背景を書けば
「社会的集団を形成するに当たり、安全な飲料水を確保する意図を以って野生的人間から文明的社会集団としての人間へ移り変わったのはいつか? 」という事になります。
上手く表現できていませんが、質問の意図は上記のようになります。

Cupperさんから頂いた回答は非常に参考になりました。

補足日時:2009/09/06 02:05
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今でも飲みますよ

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

すみません、質問が大変な言葉足らずだったのですが、
他回答者様への補足から質問の意図を引用すると、
> 「人類が腹を壊さない飲料水を、経験則から工夫して摂取していた。それが文化的習慣化されたのは各地域でいつくらいから始まったのか」
> また、更に質問の背景を書けば
> 「社会的集団を形成するに当たり、安全な飲料水を確保する意図を以って野生的人間から文明的社会集団としての人間へ移り変わったのはいつか? 」
という事になります。
人類が飲料水に対して工夫し出したのがいつか? というのが質問の内容になります。

お礼日時:2009/09/19 23:42

 水の飲用にあたっては、加熱殺菌もさることながら濾過というのも浄化の重要な方法ですよね。



 昔、漫画で水を濾過して飲む話を読んだな、カムイ外伝だったかなと思ったら、同じ白土さんの「サスケ」だったようです。

http://blog.goo.ne.jp/kage-yh7/e/f41f08fe95d2f2a …

> 飲料水の水瓶に毒を入れられて、上水を飲んだ猫が死んだのに
> 下の蛇口から飲んだサスケは助かった!っちゅう件があって、
> 水瓶の中に濾過装置(小石、砂やら、炭)が毒を消去したとの説明に
> 子供ながらに感動した記憶があります。


 毒まで無力化できるものかどうかは分かりませんが、濾過して水を飲むのは、マンガや物語の世界の中だけのことでもないようです。

http://shashin-haiku.jp/node/364

> 板橋という名は、16世紀半ばにすでに日本最古の水道といわれる
> 小田原早川上水の取水口にあった板の橋からきた。この水は、飲
> 用を主とした水道として、上水から各戸に水を引くために木製の
> 水道管(木樋)が用いられ、その水を炭や砂でろ過して使ってい
> たという。

 「小田原早川上水」は他の回答者のお話の中でも出てきてますね。

 ともかく飲用水については、加熱だけでなく、濾過という観点からも
考える必要があるのではないでしょうか。
 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私も思い出しました。忍者のアイテムで竹筒の中に小石やら葉っぱやらを詰めてろ過する装置があったのを。
あのろ過装置に使われている材料は、子供がなかなかそろえられないような品目なんですよね。面倒なので作成をあきらめた覚えがあります。雑誌からは遠まわしに「あきらめろ、間違っても実際にやるなよ」オーラが出てましたね。

実際の飲料水にろ過があったのは初めて知りました。現在の上水道でも沈殿槽方式とかでやるんですよね(無論これだけではないようですが・・・)。考慮の材料を頂きありがとうございました。

お礼日時:2009/09/19 23:40

 ご丁寧な補足のご説明で、ご質問のご意図が理解でき、新たな視界を見つめることが出来ております。


 確かにどの動物たちも、いわゆる自らの加工のない水を使っています。
 火、家、ことば。そして水。
 これは動物の存在形式と人間を隔てる一つの標識に為りうるかもしれません。
 言語についてはどうも一定のものが、動物間にあるかのように見受けられますが、所謂るこれを以って、規範を定めたり、統治をしたりすることはないかのように存じます。

 そういうことから考えると、水の加工や水の導きなどは火、ことばなどよりも早く、しかもそれが後後、自然からの離間を規制する要因にもなりうるものだと存じます。
 ことばと国家が同時に出始め、それに伴い治水と産業が発達してくるという図式も画けなくもないと存じます。
 では何時ごろ、どんな状況があって、生水ではないものを遣い始めたか。
 私は水がさきで、ついで火を手にし、そして家というようになっていったのではないかと存じます。
 土器という容器の出現はそういう中で生まれてきた側面があると存じます。推量です。
 以上は質問者の補足から、ご質問を勝手に想像して構成したものでして、また、的外れかもしれません。
 丁寧な補足に何も対応しないのは申し訳ありませんので。
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この回答へのお礼

飲料水以外のほかの要素への着目点、比較などは非常に参考になりました。
文明が川沿い、海沿いに発達した所を見るとやはり始めは水なんでしょうね。また、宇宙に関する問題でも、
http://www5e.biglobe.ne.jp/~nakky-k/astronauts.h …
水の優先順位は高いようです。

また、現在は水資源を元にした戦争や競争が出てくる模様です。
考古学とは関係無い話題ですが、水に対する考察の材料になるかもしれません。
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E6%B0%B4%E3%80 …

http://www.anti-rothschild.net/truth/column/part …
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090512 …

また、回答への御礼とは直接的に関係ないのですが、ボリビアといえばチェ・ゲバラの日記に、ゲリラの行軍中に、仲間があまりにものどが乾いたが川もなかったので、ゲバラがやめとけと言ったのにも関わらず、仲間が自分の小便を飲んだ所腹を壊した、という記述があります。

また、田中角栄が「水が必ず資源になる、新潟の雪が水になって東京へ出す日が来る」と言っていたのを思うと、どれだけ先を見通していたんだと閉口しますね。

関係の無い話を長々と書きましたが、回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/19 23:33

もう一度でてみます



日本の上水道は横浜市の水道事業が始まりです
横浜市の水道事業のホームページをご覧になった方が早いかもですね
 http://www.city.yokohama.jp/me/suidou/kyoku/suid …
 (「第1章 横浜水道のあらまし」のPDF)
参考にしてみてください

水道普及率が100%でないことに驚いていらっしゃるようですので
厚生労働省が発表しているデータも参考にしてみてください
 http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suid …
(井戸水を飲用している地域もあるんです)

ちなみに水道事業は公共事業ですが、各水道事業体が独自に行っている独占販売法に基づく
    「 一 般 企 業 」
なんです(ええ、利益を追求しています)
なかなか面白いですから、調べてみるといいでしょう


なお、日本の水道水のほとんどは軟水というミネラル成分の少ない水です
ミネラルの多い水を硬水といいますが、ミネラル成分の多い水を大量に飲むと腸内での水分吸収が阻害されて
…下痢を起こしやすくなります
海外旅行先の水道水で水あたりをしたと言う話は、ほとんどがこれです
地域の土壌性質による物ですのでこればかりは何ともし難いです
ペットボトル入りの硬度の高いミネラルウォーターは大量に飲まないよう注意しましょう
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございます。
色々と上水道事業についての勉強になりました。

飲料水の確保については、
煮沸→上水道
という順番ですかね。

尚、ちょっと用事がある為、これから回答を頂いたとしても御礼などは1・2週間後となってしまいますが、ご了承下さい。
大変申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。

お礼日時:2009/09/06 21:22

 >生水の定義は、「加熱殺菌していない水」


 これだといまだに生水飲んでる人間の方が多いと思いますが。水道水は加熱殺菌してないし、ミネラルウォーターだって必ずしも過熱殺菌はしていない。

 水道設備という点では世界では「ローマ水道」、日本では北条氏康の「小田原早川上水」辺りではないでしょうか? 浄水ではロンドンが最初だったと思う。1800年代前半? 日本では明治時代以降ですな。
 沸かして飲むという点では硬水と軟水の問題もあると思いますが。欧州などでは一般に硬水が多く、ビール等が生水の代わりに飲まれた等の話しもありますし、日本の軟水は味を引き出す為に緑茶が発達したとの説もあります。必ずしも安全性の問題とは言い切れないかも。
 そもそも昔の水と今の水は同じくらいの品質か? という問題もありますよね。

この回答への補足

すみません、前提を訂正させて頂きます。

質問の意図が、他回答者様への補足から引用すると、
> 「人類が腹を壊さない飲料水を、経験則から工夫して摂取していた。それが文化的習慣化されたのは各地域でいつくらいから始まったのか」
> また、更に質問の背景を書けば
> 「社会的集団を形成するに当たり、安全な飲料水を確保する意図を以って野生的人間から文明的社会集団としての人間へ移り変わったのはいつか? 」
という事になるので、加熱殺菌に限りません。失礼しました。
人類が飲料水に対して工夫し出したのがいつか? というのが質問の内容になります。
文化的~とも書いてしまったのですが、これも正確には安全性を求め、そして確保できたのがいつになるか、というのが質問の第一義で、安全を保つ為に煮沸などの文化習慣が定着したのがいつになるかというのが附則事項になるでしょうか。

また、今までの私の意見は、今の日本で生水を飲んでいる方が文明的でない、という意見ではなく、そうした飲料水における安全面を確保する為に工夫し、定着したのがいつになるか、という文明の開始点に着目したい事も申し添えておきます。

水道設備のご説明は参考になりました。ありがとうございます。

補足日時:2009/09/06 12:22
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 ご質問は、お茶を喫するようになったとか、井戸や泉、河川の水、或いは雨水や山間(やまあい)の水だけじゃなく、水道水やらなにやらを飲むようになったと言う意味でしょうかね。


 山にいけば、冷たい山肌の水ものむし、明治神宮の清正の水も美味しいし、家内の実家の信州の自然水は美味しいですが。
 ご質問のご意図が少し受け取れないのですが。

この回答への補足

言葉足らずでした。申し訳ありません。

他回答者様への補足から引用すると、
> 「人類が腹を壊さない飲料水を、経験則から工夫して摂取していた。それが文化的習慣化されたのは各地域でいつくらいから始まったのか」
> また、更に質問の背景を書けば
> 「社会的集団を形成するに当たり、安全な飲料水を確保する意図を以って野生的人間から文明的社会集団としての人間へ移り変わったのはいつか? 」
という事になります。

#2さんからの回答から欧州では上下水道の完備とその中間地帯でのろ過作用による安全な飲料水の確保、日本では煮沸が存在したようで、地域によりその方法と時期が異なるかと思います。
またその方式が科学的に裏付けられるのはもっともっと後になるかと思うのですが、人間が「洞穴の住人」から「社会構成を意図する高度知能を持った動物」への変遷の中で、いつ頃から飲料水に工夫を加えるようになったかについて飲料水の観点からの考古学的な考えがあればと思い質問させて頂きました。

補足日時:2009/09/06 10:25
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No.1です。



「加熱殺菌で腹を壊さない・・・」・・・、ん~、フランスは水(水道水)を飲んだら腹を壊すのでワインの文化が出来たとか、水に関する話題はありますねぇ・・・。

石田三成に関して、色々論じられていて面白いなと思ってリンク先を読んできました・・・。
井戸水や湧き水って結構冷たかったりするし、現代でも冷たいモノで下痢をする人がいますよね。
「加熱殺菌により下痢を避ける。」ではなく、実は単に「消化器系の弱いおじさんだった・・・。」ってことだったら・・・。(笑)
歴史は証拠から事実を推測されるモノですからねぇ。 誰も見た人はいないし。w
タイムマシンがあれば楽しそうですね。
余談、失礼しました。

この回答への補足

再度の回答ありがとうございます。

すみません、#1での補足に書いていなかったのですが、#2での補足から質問の意図を引用すると、
> 元々は#1さんへの補足に記載したQAでの質問に端を発しており、そこから生水の定義は「加熱殺菌していない水」という意図で書きました。
> もう少し詳しく書けば、
> 「人類が腹を壊さない飲料水を、経験則から工夫して摂取していた。それが文化的習慣化されたのは各地域でいつくらいから始まったのか」
> また、更に質問の背景を書けば
> 「社会的集団を形成するに当たり、安全な飲料水を確保する意図を以って野生的人間から文明的社会集団としての人間へ移り変わったのはいつか? 」という事になります。

となります。ですので、この質問は歴史カテではなく、考古学カテに投下させて頂いた次第なのです。

三成はお湯を所望する前に生米を食べた為腹を壊したという経験があっての事で・・・とあるのですが、戦国史のフィクション性を考えるとこの辺は慎重になる必要があるかと思っています。

補足日時:2009/09/06 10:22
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「生水」の定義が判らないのですが・・・。


ペットボトルの水でなく水道の水を「生水」という人もいるし、
わき水だとか、井戸水だとかを「生水」という人もいるし・・・。

私は、マンションなどの貯水タンクから引っ張る水でなければ、水道などの水も飲みますけどね・・・。
湧き水なんかも、箱根スカイラインの「命(みこと)の水」は軟水で美味しいと思いますが。

いつからとは定義しづらいけど、水質汚染があちこちからささやかれたり
すると水道水なども飲みづらくなるし、土壌汚染の場合だと湧き水が
飲むづらくなるでしょうから、原因はその辺かなぁ。

お役に立てずスミマセン・・・。(^-^;;

この回答への補足

>「生水」の定義が判らないのですが・・・。
失礼しました。
生水の定義は、「加熱殺菌していない水」とさせて頂きます。

元々は下記のQAで、生水を加熱殺菌して飲めば腹は壊さない、という事は経験則で知られていた、という回答を頂き、それでは生水はいつから飲まれなくなったか、というのを知りたかった為、質問させて頂きました。

石田三成は何故水ではなくお湯を頼んだのでしょうか。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5171954.html

補足日時:2009/09/06 02:00
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