No.1ベストアンサー
- 回答日時:
ほとんどのソフトで、MIDIを扱う上でテンポトラックというトラックがあり、MIDIが鍵盤で録音する感覚で入力できるように、テンポをベンダーやツマミでリアルタイムに変える事ができます。
指揮者も演奏を聴きつつ、全体のテンポに関してのみいえば「ヤベッ、ちょっと早い!」とタクトのスピードが落ちるということもあるでしょう。こちらは人間相手なので「ワリィ、もっかい頼むわ」は気まずいですが、相手は機械。何千回でも付き合ってくれます。
さて、私の持論では、原則的にテンポの厳密な調整はあまり考えていないです。どちらかというと、昔からメトロノームというマシンを頼りに人間が演奏するわけですから、むしろ、人間ならではのタイミングの違いに意識を傾けています。
こっちを言う場合は、MIDIの命令の中にクオンタイズという機能があるので、ランダムクオンタイズで敢えてぴったりにしないことで機械っぽさがかなり消えます。
クラシック音楽などは指揮者のイメージがそのまま反映されるわけですから、逆にメトロノームや数字に囚われない、自分の解釈に基づいた感覚によるテンポのコントロールでいいと思います。
慣れてくれば「このあたりが180で・・・1バーごとに5ずつ落として・・・」といった後付けでも案外うまく聞こえてしまうというのもありますから、いろいろといじってみることです。
No.2
- 回答日時:
>自分の演奏中にそれらを行った方がいいきがするですが、それってまずいでしょうか?
演奏能力に自信があって、リアルタイム入力を一発でやってしまい、その後のデータ調整はあまりやらない、という前提ならありです。
なぜなら、リアルタイム入力ということは、データ化したときに、楽譜の音符情報と実際のMIDI情報が全く一致しません。ですから、後で小節ごとの微調整やパート間の細かな微調整ができなくなります。
ですから通常は、音符情報は楽譜通りステップ入力もしくは等速リアルタイム入力し、テンポはテンポトラックで独立して行い、アーティキュレーションも後から調整していくほうが作品としては仕上げやすくなります。
>メトロノームにあわせて録音するのって苦手です。
メトロノームに合わせるんじゃなくて、ステップ入力にした方が早いケースもよくありますので、リアルタイム入力と組み合わせて手間の掛からない方法を考えましょう。
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