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質問です。なぜ塩酸はあたためてはいけないのですか?
教えてください☆

A 回答 (5件)

一般論で言えば、温度を上げると塩化水素ガスが出やすくなるから。


雨の日に、35%塩酸の蓋を開けただけで、白煙が上がります。
事故の元です。
塩化水素を含む、クロロシラン系の材料を取り扱いますが、漏洩したら
空気中の水分で分解して、塩化水素がモクモクと出ます。
防毒マスクしないと、息ができないくらい強烈です。
こんな物質を積んだドラム缶が運搬中に、転落して破損したら、
高速道路なら、通行止めになります。
他の運転手も困るけど、消防署の人も漏洩飛散防止は空気ボンベを
背負って、吸着材で吸収して、密封廃棄ですね。

覚えておいてください。塩化水素を吸ったら、肺がやられます。
息が詰まります。

実験で、暖めたいなら、窒素雰囲気で、密閉空間にして、
出口を局排に出して作業しましょう。
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塩酸の濃度がどの程度か、「温める」というのがどの程度かによります。


沸騰するほど熱い濃塩酸だと、それは他の回答者の方がおっしゃられているように塩化水素が大量に発生するため危険です。
しかし、白金粉末を温濃塩酸に混ぜて過酸化水素水を滴下するなど、
イオン化傾向の極端に小さい金属を王水を使わずに溶かしたい場合などでは温濃塩酸が使われます。
まあこのような状況はかなり少ないでしょうが。
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簡単です。


ばかばか塩化水素がでるからです。
濃塩酸の蓋を開けた事ありますか?湯気のようなものがでます。あれは一度気化した塩化水素が周囲の水分を集めた姿。
それなのに水と塩化水素の共沸点は108.58℃。何か不思議。
硫酸は吸水性で金津して使うことが可能です。それは水が外れた三酸化硫黄と水の反応が非常に発熱的だから。
硝酸は硝酸自身が揮発することがあります。
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塩酸は塩化水素という気体が水に溶けた物だからです。


炭酸を温めると気が抜けて、炭酸が無くなってしまいますよね。それと似た現象が塩酸でも起こります。
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温めていけないかどうかは、濃度や温度、目的などの状況によって違いますが、塩酸は硫酸などと違い、気体である塩化水素の水溶液です。

そのため、濃度の高いものを加熱すると、腐食性をもち、有毒でもある塩化水素の気体が発生します。
なので、特別な以上でもない限りは加熱しない方が良いということでしょう。
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