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私は中国人で、日本語を学んでいます。

「~後、~後で、~後に、~後から」はどんな違いがあるか私には分かりません。

例文を読んだが、「~後から」を除いて、上位の三つはほとんど同じです。区別を教えていただけませんか。

A 回答 (10件)

NO9です、補足します。


食後で良い、食後に良い
「良い」には積極的に効果があると言う意味と、消極的に、悪くはない、差し支えないという意味がありますので、例としてはあまり適当でないと思います
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>~後、~後で、~後に


を混同している様ですが、先に言ったように「~後」の後には大抵の言葉、文章を続けることが可能で、意味も表現されたとおりです。
~後で、~後に ついて例示します
食後に服用【動詞】   意味  薬など食後に服用する  
食後で服用【動詞】 通常はこの表現は無し
食後に運動する【動詞】 文字どうり食後に運動する
食後で運動する【動詞】 通常はこの表現は無し
食後に良い【形容詞】 食後に効果的【「良い」が積極的に強調】
食後で良い【形容詞】      食後で差し支えない【「良い」が消極的】
食後に眠い【形容詞】 原因は不問、「食」「眠い」事実を順に表現
食後で眠い【形容詞】 「眠い」原因は「食」
食後に苦しい【形容詞】 食後に苦しくなる
食後で苦しい 【形容詞】 食後のため苦しい【もう食べられない】
以上の例では、助詞「で」のあとに動詞はおかしい、形容詞は「に」の後でも「で」の後でもあり得るが「に」の場合は表現どうりの順番事象が起こることを示します【注 助詞の前の言葉が「~後」の場合に限る】、「で」の場合は順番よりも形容詞の状態の、原因、理由が「~」に入る言葉【この場合は「食」】であることに比重がかかります。
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おはようございます。


質問者様、およびlyrics様、私の解釈はちょっと間違っておりました。
この通り訂正いたします。

【AにB】
Bするのは、Aである。Bすることが前提にあり、それをいつ(A)するのかを表す。
Aの時間の幅が狭い場合は、「ちょうどそのときに」の意味になる。
Aの時間の幅が広い場合は、「その間の一時点に」の意味になる。
「~後に」の時間の幅が広いか狭いかは、読み手・聞き手次第。

【AでB】
Aのときに、Bをする。Aが前提にあり、そのとき何をする(B)のかを表す。

以上です。
もし内容に間違いがありましたら、ご指摘ください。
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#2



> それに対し、「後で」は、その時点でスパッと切り替える感覚です。余裕は感じられません。すぐに次、次、という感じです。

「継続していた状態がそこで完了するという意識」となっていますので、私もそういう感じはいたします。

まあ、実際の使用例を見ますと、「に」も「で」もある程度のスパンがあるように感じますが^^;、国語的にはそういう理解でいいのだと思います。

ここで、c2662fly様は「に」と「で」を対比されているわけですが、私は、長いスパンを意味しているのは「助詞なし」であり、「に」はただ一点を指すのみで、「で」とは「完了する行為」に重きを置いた表現であると理解していました。つまり、特別に幅を感じさせる表現ではないと思っていました。

#1に書いたような考えから、「いつでもいい」(長いスパン)というのであれば「助詞なし」ではないのかなと思ったものですから、あのような投稿をしてしまいました。
「余裕」(若干のタイムラグ)というお話でしたら、まったく異論はございません。

> > 「に」は「帰った後」おそらく「帰った時点」をピンポイントで指すものではないのかという気がいたします。

こう書きましたが、私も「靴を脱いでから直ちに」などと思って書いたわけではありません。帰ってから(常識的な)頃合いを見計らって連絡するぐらいの意味で書きました。

このたびはお手数をかけてしまいまして申し訳ございませんでした。
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c2662fly様、こんばんは。

お久しぶりです。
私があんなコメントをしたばっかりに、お手間を取らせてしまって申し訳ありません。

> 「までに」は終了の、「後に」は開始の基準となる時点を示しているものと思います。それぞれ、時期は決まっているけれども、必ずそのときピッタリに行う感覚はないです。
> 「後に」は、次に示される事を行うまでの余裕を感じます。その余裕を「いつでもいい」という言葉で表したのです。もちろん、すぐに実行することも含まれます。

ある程度の「余裕」という意味でおっしゃったのなら、私もそのように感じるところがありますし異論はありません。お手数をかけてしまいすみませんでした。

「~する前に」という言い回しにもある程度の幅を感じますし、

|*「昼」「深夜」「明け方」「暮れ」「…頃」「…前」、あるいは季節などのように、いつ頃からいつ頃までを指すのかが必ずしもはっきりしないような名詞では、「に」を“つけてもつけなくても”言うことができる。

こうなっていることからも、おっしゃるように余裕があるといえると思います。

ただ、以下の記述に

|*「今日」「明日」「昨日」「今朝」「今晩」「昨夜」「来週」「先月」「去年」「現在」「将来」「最近」などのように、話している時を基準としていつであるかが定まり、時間的にも幅のあるような名詞の場合には「に」をつけないでいう。

「今日」「明日」「昨日」=午前0時から午後11時59分

など、かなり長いスパンの場合には“「に」をつけない”となっていたことから、「…後に」の場合は、幅があるといってもおそらく“その付近”を指すものだと考えたのです^^;

つまり、たとえば数時間も連絡しないというのは当てはまらないのではないかと。もっとも、実際にはしばしばそういう使い方もすると思いますが^^;

#1(続きます)
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No.2です。


lyricsさん、こんばんは。ご指摘ありがとうございます。
>「に」の場合もはっきりと時期が決められているわけではないですが、どちらかといえば、この場合は「助詞なし」がそれに当てはまるのではないでしょうか。「に」は「帰った後」おそらく「帰った時点」をピンポイントで指すものではないのかという気がいたします。

「までに」は終了の、「後に」は開始の基準となる時点を示しているものと思います。それぞれ、時期は決まっているけれども、必ずそのときピッタリに行う感覚はないです。
「後に」は、次に示される事を行うまでの余裕を感じます。その余裕を「いつでもいい」という言葉で表したのです。もちろん、すぐに実行することも含まれます。
それに対し、「後で」は、その時点でスパッと切り替える感覚です。余裕は感じられません。すぐに次、次、という感じです。

う~ん、うまく答えられません。勉強しておきます。
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この回答へのお礼

とてもありがとうございます。

お礼日時:2009/10/05 14:46

#2



□動作・状態の終わる時をあらわす。

・店は七時【で】閉めます。
―営業を終わらせる行為を積極的に背景とした言い方で、営業時間の限度は七時だという含みが伴う。それまで続けてきた行為の打ち切り時刻を問題とする意識となる。
# ⇒⇒営業⇒⇒七時(終了)
・店は七時【に】閉めます。
―その日の営業をやめ、閉店状態になるのが七時だということ。
# 店の閉まる時間は「7時」(一点を指す)
・店は七時【から】閉めます。
―動作や状態が継続することを意味する。
七時(終了)⇒⇒閉店⇒⇒

□動作・状態の始まる時をあらわす。

・店は10時【に】開く
―動作や状態の始まった時点だけを問題にする。店の開く時間は「10時」(一点を指す)
・店は10時【から】開く
―動作や状態が継続することを意味する。店は10時から⇒⇒⇒営業中

※ 動作・状態の“始まる”時をあらわす場合ではなく、“終わる”時をあらわす場合に【で】を使う。


ご参考までに「助詞なし」の選択例を挙げておきます。
------------------
*「に」がつくのは、「…年」「…月…日」「…曜日」「…時…分」などのようにいつであるかがはっきりと定まっている、特定の一時点をあらわす名詞の場合。

*「今日」「明日」「昨日」「今朝」「今晩」「昨夜」「来週」「先月」「去年」「現在」「将来」「最近」などのように、話している時を基準としていつであるかが定まり、時間的にも幅のあるような名詞の場合には「に」をつけないでいう。「明日来ます」「今朝雨が降った」

*「昼」「深夜」「明け方」「暮れ」「…頃」「…前」、あるいは季節などのように、いつ頃からいつ頃までを指すのかが必ずしもはっきりしないような名詞では、「に」を“つけてもつけなくても”言うことができる。 ※ご質問の例(…後)はこれにあたると思います。
------------------
『岩波国語辞典』『類語例解辞典』『助詞・助動詞の辞典』


少し失礼いたします。No.2様の以下のご解釈は、格助詞「まで」+「に」=「までに」を使った場合のニュアンスになるような気がいたします。

> 【家に帰った後に連絡する】連絡するのは、家に帰った後。(家に帰った後ならいつでもいい)

【家に帰る【までに】連絡する】
┌─────────┐
範囲を意味する「まで」に時点指示の「に」を加えると、“その範囲に至る間の任意の一点において”の意味になる。その範囲の期限を過ぎなければ、どの時点で事が生起してもかまわないわけである。『助詞・助動詞の辞典』
└─────────┘
「に」の場合もはっきりと時期が決められているわけではないですが、どちらかといえば、この場合は「助詞なし」がそれに当てはまるのではないでしょうか。「に」は「帰った後」おそらく「帰った時点」をピンポイントで指すものではないのかという気がいたします。

横槍を入れて申し訳ありません。
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こんにちは。

二分割になります。

○晩ごはんを食べた後【助詞なし】宿題をやる。
―【で】と違い、継続していた状態がそこで完了するということに特に主眼を置かない。宿題をやり始めるのも直後とは限らず期間に幅がある。
# 晩ごはん終了⇒A⇒B⇒C ABCのどこにでも「切り換え点(宿題のやり始め)」がくる可能性がある。

○晩ごはんを食べた後【で】宿題をやる。
―継続していた状態がそこで完了するという意識が強い。
# 晩ごはん⇒⇒⇒終了「切り換え点」宿題を始める。

動作や状態が継続している時間や期間は、「助詞をつけず」に名詞だけであらわす。
動作がその時間・期間で完了する場合には「で」をつけてあらわす。

・「本を一時間【助詞なし】読んだ」―本を読み終えていない。
・「本を一時間【で】読んだ」―本を必ず読み終えている。

○晩ごはんを食べた後【に】宿題をやる。
―動作や状態の始まった時点だけを問題にする。
# 食べ終わり「切り換え点」宿題を始める(一点を指す)

「…(の)間」「…年間」などのような名詞では、「に」をつけたときとつけないときとでは意味が異なってくる。

・昼休みの間【に】宿題をやった。
―昼休み中に動作を行ったことは確かだが、昼休み全部を使ったわけではない。
・昼休みの間【助詞なし】宿題をやった。
―昼休みの間中ずっと動作を続けていたことになる。

これは、時点を問題にする「に」と、時間的な幅を認める「助詞なし」との違いからくる。

○晩ごはんを食べて、後【から】宿題をやる。
―動作や状態が継続することを意味する。
# 食べ終わり「切り換え点」宿題をやる⇒⇒⇒


#1(続きます)
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この回答へのお礼

なんと詳しい御解答なのです。とてもありがとうございます。

お礼日時:2009/10/05 14:42

「に」と「で」の違いは、だいたいこんな感じだと思います。


【10時に寝た】寝たのは、10時。
【10時で寝た】10時にあらゆることをやめて、寝た。

【家に帰った後に連絡する】連絡するのは、家に帰った後。(家に帰った後ならいつでもいい)
【家に帰った後で連絡する】家に帰った後に、(他のことは何もせず)連絡する。

「に」も「で」も付かない【~後】は、どちらにも受け取れます。私はどちらかというと「~後に」に近い印象を受けます。
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この回答へのお礼

とてもありがとうございます。

お礼日時:2009/10/05 14:44

日本語の文法で一番難解な助詞の問題です、俗に【て、に、を、は】が代表的です。

「~後」よりも「で」、「に」、「から」、が重要です、従って「~後」は助詞がありませんので後はどんな言葉、文章でも可能です、その他は「~」に入る言葉により異なります、「に」の後には俗に目的語と言われる言葉、文章が普通です。
例 日本でー行われる○、食後でー行われる×
  私 で 行われる× 良かったら○
  私 に 良かったら×
日本人でも一部の国語文法の専門家?以外は?回答困難では・・・・・。
最近は「れる」、「られる」の使い分けもかなりいい加減になっています。
例 切れる【良く切れる、切ることができる】切られる【受け身】
  寝られる【寝ることができる】寝れる【本来は間違いだが左と同じで   (ら)抜き表現でほぼ定着している】
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この回答へのお礼

とてもありがとうございます。

お礼日時:2009/10/05 14:43

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