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よく「触媒量の●●と~~」といった表現を見かけます。
触媒なので、反応させる物質に対してごく少量である、ということは分かります。
ただ、具体的にはどのくらいの量をイメージすればよいのでしょうか?
当然、反応によってケースバイケースとは思いますが、研究者はどのようなイメージで、「いわゆる触媒量」という表現を使うのでしょうか?
料理のつくり方で使われる「塩少々」のように、およその量(あるいは生成物に対して何十分の一くらいとか)をイメージしているものなのでしょうか?

A 回答 (2件)

図々しい人は「当量」に半分以上でももう「触媒量」と主張し、奥ゆかしい人は当量の1%以下で「恥ずかしながら」触媒量とします。


工業的には貴金属触媒を回収出来ないときはppmオーダーでないとプラントまで行けません。
回収出来るときは0.01%程度ですかね。回収プラントの操業コスト次第です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
お礼の書き込みが遅くなり、失礼しました。

やはり、感覚値なんですね。
しかも、実験室レベルとプラントレベルでも、そうとうな違いがある、と。
個人的には「触媒」というからには、奥ゆかしくありたいと思っています。

お礼日時:2009/10/31 06:21

定性的で曖昧な表現で”原料に対して少し”という程度の意味です。


例えば酸化をする時に酸化剤を使うなら、当量の反応で、原料に対して最低限必要なモル数はおのずと決まります。一方、空気中の酸素で酸化し、それに触媒を使うなら(酸素は当量必要ですが)触媒は原料のモル数よりかなり少ない量で間に合います。ラボなら1/100-1/10当量でも触媒量と称してよいのではないでしょうか。(1/10だと当量同士の反応ではないが、反応しているうちに壊れてしまって真に触媒として継続的に働いていないかも知れませんが。)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
お礼の書き込みが遅くなり、失礼しました。

ネット上でいろいろな文献を検索できるようになったのは便利なのですが、「表現」もいろいろあって、困惑することも増えました。
しかも現状では、ネット上の文献は最近のものがほとんどなので、どのていど慣習としての表現なのか、というのが専門外の分野では分かりません。
創刊号に遡って学会誌をデジタル化する動きもあるようなので、ちょっと期待しています。

お礼日時:2009/10/31 06:26

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