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中国では一人っ子政策を実施していると聞いていたのですが、合計特殊出生率が1.7となっています。国民が政策を無視しているということでしょうか?

A 回答 (1件)

一人っ子政策は、中国全土の国民を一律に対象としているわけではありません。


『文藝春秋』7月号の受け売りですが、
「大多数の地域では夫婦共に一人っ子ならば、第二子の出産は可能で、農村では第一子が女子ならば、第二子の出産は許可される。」ということです。

これを内閣府のHPで確認しました。

「子どもは一人が原則であり、第2子以上については、地方政府の許可制となっている。都市では原則が厳格に守られたが、農村では、労働力確保の観点から、柔軟な運用が行われてきた。少数民族については制度を適用しないなど、別の取り扱いがあった。現在、国の法律として「人口及び計画出産法」が2002年から施行されており、第2子の出産は都市部を含めた各地域の実情により認められるようになった。」

内閣府政策統括官(共生社会政策担当)ホームページ
http://www8.cao.go.jp/shoushi/whitepaper/w-2005/ … 

第二子の出産については、都市、農村、少数民族ごとにつぎのように決められていますね。
(都市)
・第1子が障害を有する場合
・夫婦双方が一人っ子の場合等
(農村)
・第1子が女子の場合
・地域全体の出生数の10%以内に収まる場合等
(少数民族)
・制度を適用しない等の別の取り扱い

他のサイトで調べますと、つぎのような記述もあります。
「中国は多民族国家で,漢民族以外に55の少数民族がある。計画出産政策は漢民族に対して厳しく制限したが,少数民族に対しては緩和的政策を推進した。
中国統計局によると, 1982年の少数民族人口は6730万人で全体の6.68%, 1990年9120万人で8.01%,2000年1億643万人で8.41%, 2005年1億2333万人で9.44%, 1982年から2005年までに約2倍増加した。」
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この回答へのお礼

複雑ですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/13 23:43

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