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僕は、文章を書くことが大好きで、小説書か戯曲の脚本家として、物語りを紡ぎだし、それを不特定多数の人たちに観てもらいたいと思っている凡庸な人間です。

最近は演劇にハマっています。

まだ、何も手を付けていませんので、本当に本当の一からの出発ですが、自分の脚本を上演するためにはどうすれば良いのでしょうか?

また、自分の世界を分かってくれる(すべてを理解してくれていないとしても)仲間を集め、劇団を作るにはどのような方法があるのでしょうか?

自分に、才能があるのかどうかも、まったくの未知数です。

プロの方、お芝居に携わっている方、また、舞台に興味があり、自分も役者などとして関わりを持ちたいと思っている方、どんな意見でも構いません。

ご指導、よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

どのくらいの規模を目指されているのか分かりませんが、小規模の、例えば観客50人~200人くらいの劇場で公演を行うにしても、相当のお金が必要ですよ。



逆に言えば、お金と情熱があればあとはなんとかなります。

これは一つの例ですので、方法はいくらでもあるとは思いますが。

どの辺りにお住まいか分かりませんが、都市部でしたら毎週末いろいろなところで公演が行われています。小劇場演劇というジャンルですのであちこち広告を出しているわけではありませんが、探せばたくさんあります。1000円~2000円くらいで観られるもので十分です。

まずはいくつかお芝居を観て、劇団の人と顔見知りになることです。いきなり自分ひとりで劇団を立ち上げてもいいですが、おそらく劇団員はだれも入ってくれないでしょうから、はじめのうちは他の劇団員の方や、フリーで活動されている方を「客演」といってゲスト出演みたいな感じで出てもらうことになります。
これらの役者さんはほとんど趣味でやっていますから、所属劇団の公演にかぶらなければ、結構出演してくれます。
もちろん人気のある役者はあちこちから声がかかっていますが。

劇場を押さえ、役者を集め、脚本を用意して、演出と制作が必要です。あとは必要に応じて大道具やら小道具やらそのたぐい。あと稽古場所ですね。


劇場や稽古場所の確保はお金があればできますし、脚本や演出はあなたがするのですよね?残りは役者とスタッフですが、これは人脈やあなたの魅力が必要です。

実績のある人なら「次○月に芝居やりたいんだけど、出てくれない?」で一発OKがもらえることもありますが、知らない人からの依頼なら、あなたがどんな芝居をしたいのか、プランはどうなっているのかを尋ねられるでしょう。

よほど自信があるのでしたら別ですが、普通はどこかの劇団が公演を一本成立させるまでを見学させてもらった方がいいと思います。もちろんお手伝いとして雑用を全部こなすくらいの覚悟はいると思いますが。
そこでいい加減な態度だったら、そこの役者さんは二度と相手してくれないでしょうし、逆に人望を集めていけば自然に別の劇団を紹介されたりするものです。

ただ、当たり前のことではあるのですが、アマチェアといっても役者さんは個性の強い人ばかりですしまとめるのは大変ですよ。
あと、万が一役者が本番直前で急病になったりとかの場合、人のせいにして慌てているようでは代表なんてやってられませんよ。代役を立てられるのか、公演中止にせざるを得ないのかの素早い判断、中止なら前売りチケットの払い戻しや関係者へのお詫び、振り替えのイベントを何かするのか、などなど。
上記は一例ですが、トラブルなんて日常茶飯事です。どんな理由であっても公演が失敗したら代表の責任です。

これらのことをすべてクリアできる頃には、自然に劇団員も集まるでしょう。ただ、新しい劇団ができてはつぶれ、を繰り返しているのがこの世界です。相当厳しい世界ではありますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

教えていただいた文章を読む限り、簡単に言ってしまえば「誰にでもできること」ですが、現実を考え、自分の生活の事情や人間性などを重ね合わせてみると、「誰にでもできることじゃない」と思いました。

自分の夢ではありますが、それを実現するには、たくさんの困難の扉が待ち構えていそうです。

じっくり検討してみます。

お礼日時:2009/10/30 08:39

私自身は20代の頃、短期間でしたが、シナリオのスクールに通ったことが あります。

そうした場所に身を置いて、そこで意気投合した仲間と、、、という出発点もアリだと思います。
だいぶ後年になって、職場の同僚と おしゃべりしている途中、偶然にも、私が かつて所属していたのと同じスクールに通っているのを知ったということも ありました。その同僚は、むしろ映画製作そのものに関心が ある人で、また そうとうな美男子でしたが、それとは関係あるのか ないのか、映画のエキストラ出演の経験が あると話していました。

シビアな現実的な話は、すでに御投稿が されているようですけれど、私の知る、ある劇団は、テレビ ドラマ等でも活躍の俳優さんを何人も抱えている、それなりの規模の所帯で、それなりに有名な劇団ですが、やはり台所事情は厳しいと聞くとおり、主催者の奥さまを みても常に、公民館やら、あちらこちら何ヵ所も、話しかた教室などと銘打った場で指導講師として月謝を稼いだり、そうやって人脈を広げながら同時に劇団の宣伝や公演チケットを売り込んだりと、涙ぐましいまでの営業に励んでおられました。

公演前の内輪の稽古を見学させてもらい、本番の公演も みせてもらったことが あります。
素顔の俳優さんたちが地味な普段着で、息づかいの届く すぐ目の前で、声を張り上げセリフを言っては、皆で、ああでもない、こうしたほうが、と意見やダメ出しを言い合い、同じセリフを、声量や声音や間合いを変化させてみたり様々に言い直し、相手役との立ち位置を すり合わせたり、、、と、そうやって積み上げていった末の本番は、舞台裏光景を覗かせてもらった者として興味津々で鑑賞、感激も ひとしおの ものが ありました。

さて、業界のシビアな事情は、実際の現場経験者から いくらでも聞けることだと思いますので、ここでは私は、あくまでも、ごく ささやかなヒントとしての提案らしきものを少々、というていどで お含みください。なにしろ自分で実行したわけでは ないことなので。

御質問拝見して、つい、「劇団ひとり」っていうタレントさんを連想してしまいましたが(笑)そういや日本の伝統芸、落語だって、一人演劇みたいなものですよね。
作家の柳 美里さん、たしか『青春五月党』とかいう劇団は、最初は お一人で旗揚げされたのでしたっけ?違うのかな?中山 可穂さんという作家の かたも、もともとは劇団に かかわりの ある人らしいのが、作品のなかにも描写されていますね。
彼女たちは、脚本家、作家としてよりも、演劇そのもののほうが出発点としては先だったようですが、質問者さまは、それとは逆になるわけでしょうか。

いつだったか、わりに近頃ですが、このサイトのダンスのカテゴリーあたりで、駅前広場などで数人集まって踊っている人のテクニックを、通りすがりに過ぎない自分に教えてもらうには?といった内容の質問を見かけたことが あります。
いつ頃からでしょうか、駅前とか公園とか、あるていどのスペースが あって人目も多い場所で、歌ってみせたり楽器演奏の腕前やダンスを披露したりという人たちが出没するようになりました。私が住んでいる大都市圏のなかでも比較的保守的な土地柄の地域でも最近は、こうした若者たちを見かけることが増えました。
詳しくは存じませんのですけど、かのギリヤーク尼ヶ崎さんも、そんな感じで出発されたんじゃなかったでしょうか。

なぜ、このような話を持ち出したかと言うと、
大島弓子さんという漫画家の作品が、私は とても好きで、何冊も持っているのですが、そのなかに、たしか『快速帆船』という作品が あるのを思い出したのです。
多分その作品の なかに、わずかのコマですが、路上で、シェイクスピアの『ハムレット』で知られるヒロイン、オフィーリアを、たった一人だけで演じる女性が出てきます。
哀れなオフィーリアが、「これはローズマリー…これはウイキョウにオダマキ…これはヘンルーダ…」などと、よく知られた あのセリフを言う途中で、ど忘れして、ハタと詰まってしまうという切ないシーンなのですが、
街路樹か なにかの間に、だったと思います、一枚の布を張り渡し、それを即席「舞台」の「背景」と見立て、その前で、たった一人で、オフィーリアの静かな狂乱の姿を演じるのですね。このように記憶しています。

質問者さまにも、この架空、まさに儚くも可憐な女性に負けない度胸が おありでしょうか。

もともと演劇は見せものです。
質問者さまが温めてこられた作品を、公衆の面前で正々堂々?にして元手も いらず発表する方法は、本気で その気になれば、いろいろ あるかもよ?と言いたかったのです。
御参考までに。。。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

確かに、街角で歌やダンスパフォーマンスをしている人をよく見掛けます。
「自分の夢を叶えるためへの第一ステップ」という信念を持っている人もいれば、「ただ純粋に、自分の表現を観てもらいたいだけ」という人もいるのではないかと思います。
でも・・・それにちょっと耳を傾け目を向けても、通り過ぎる人がほとんどです。
自分も、「この人の人の歌って心に響くなぁ」と思っても、その時の用の方を優先して、足をとめたりはしません。

でも、街角に立つ人たちの、その『初めの一歩』を踏み出す勇気は並大抵のものではないと察せられます。

他人に自分の生み出したものを押し付けることはできませんし、たった一人でも共感してくれる人がいれば、それで良いのかも知れません。

表現の場はその気になればいくらでもある・・・単純であって、それでいて複雑な心境です。

良い意味で、色々と考えさせられました。

お礼日時:2009/10/30 08:54

こんばんは、はじめまして。



私の芝居仲間(本人はプロ俳優、小劇団主催、脚本・演出・プロデュース)がやっていた方法ですが。

お芝居を観に行って、イメージに合う・使いたい俳優さんが出演されていた場合、まずアンケートでその俳優さんをきちんと誉め、「自分は近々芝居を上演しようと考えているので、出演交渉をしてもかまわないだろうか?」と記載、自分の連絡先を書いておく。
その俳優さんの出演舞台のリピーターになり、毎回きちんとアンケートを書く。
実際、脚本が完成し、公演の目処が立ったところで、脚本を預けて、出演交渉。お願いしたい役・ギャラ・公演時期・稽古スケジュール・拘束期間等を伝える。交渉の仕方は、俳優さんによる。
これを、出演する俳優さんの人数分行う。断られることもあるので(脚本が趣味に合わないなど)次の候補の目算もしておく。

小劇場演劇の場合、人脈をいかに広げられるか、かつ評価を維持し続けるかに、かかってくると思います。特にいいスタッフはそうです。俳優さんを見つけるより難しいでしょう。
私は、以前は音響スタッフを他劇団やプロデュース公演から依頼されることが多かったのですが、ギャラより「最低音合わせ期間2週間以上」を第一条件にしていました。2週間未満の稽古で、本番を迎える自信がなかったので(笑)。プロだったら、もっと短い期間で本番に合わせられるでしょう。

将来、小劇場系演劇で脚本・演出・プロデュースを目指すなら、「これ!」と思った劇団に「演出助手をさせてください」とお願いするのが、一番勉強になるでしょう。新人俳優は誰もがこの道を通ると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

自分の表現したいものを他人にどのように観てもらうか。

道のりは長いような短いような・・・でも大きな山と深い谷がいくつも待ち構えているんですね。

他人に観てもらうことは簡単ですが、自分の考えを共有する人たちを探し、集め、まとめること。
とてもとても、体力、気力、そして、何よりの情熱が必要とされそうです。

アドバイスを読んでいると、様々な思いが去来してきます。

自分の興味のある劇団に混じって、まず、「経験」という勉強をさせてもらう・・・それが、今自分がやるべきことかなぁ、と思いました。

お礼日時:2009/10/30 09:03

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