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次亜塩素酸ナトリウムは時間とともに自然分解するというの見ました。水溶液が乾燥していくと濃縮して固体化しそうですがど、どのような過程を経て分解していくのでしょうか?

A 回答 (3件)

辞典(東京化学同人)では


次亜塩素酸ナトリウム
・「無水物」はきわめて不安定で爆発しやすいが各種の「水和物」が得られている。
・水溶液は淡黄色で塩素と異なる不快臭を持つ
・保存中にも少しずつ分解して「酸素」を放出する。
  (2NaClO→2NaCl+O2)
とあります。

NaClO・nH2Oの融点は
n=5で、27℃、
n=2.5で、58℃
だそうです。

低温で乾燥させていくぶんには爆発ということはなさそうです。

塩素酸ナトリウム
・300℃以上に加熱すると酸素を発生して分解する。
(塩素酸カリウムの方が安定です。)
・次亜塩素酸ナトリウムの水溶液を加熱してつくる。

塩素酸カリウムは、試験管に入れて加熱し酸素を発生させるという実験に使いますから、「気体発生=爆発」というわけでもありません。子供用の花火の中にはたいてい含まれています。火をつけない限り分解しないという前提だと思います。
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この回答へのお礼

酸素と塩ですよね。低温乾燥なら爆発しないなら安心できました。

お礼日時:2009/11/05 14:24

濃縮していくと、濃度が高くなり不安定になり、


塩素ガスが抜けていきます。
したがって、最終的には、ほとんどNaClとなります。
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この回答へのお礼

こういう無害なものになると安心できます。

お礼日時:2009/11/05 14:22

3 NaClO → 2 NaCl + NaClO3


という化学反応式で塩化ナトリウムと塩素酸ナトリウムに不均化します。
乾燥した塩素酸ナトリウムは爆発性を持つため注意が必要です。
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この回答へのお礼

カビキラーなどにも使われていますよね。爆発するんですか。

お礼日時:2009/11/05 14:21

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