アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

「変調された信号の周波数成分は、搬送波を中心にある一定の帯域幅を持つ。伝送媒体で効率的に電気信号を送ることのできる周波数の範囲がその帯域幅よりも広ければ、1本の伝送媒体上に複数の周波数変調された信号を混合して送りこみ、受信側で周波数成分により分離してそれぞれ復調することで、物理的に1本の伝送媒体上で論理的に複数の伝送路を確保できる。この方式を周波数分割多重方式という。」
といった文章がありました。

「伝送媒体に周波数を送りこむ」という事は「ある時間毎に電圧を振ってやる」という事ですよね?
これを踏まえ考えると、1本の伝送媒体に複数の周波数を送りこむと、波の合成(電圧の高いところ同士が重なると高電圧に、低いところ同士が重なると相殺されたりといった事)が起きてしまい、復調出来なくなるような気がするのですが・・・・。

それとも根本的に私の
”「伝送媒体に周波数を送りこむ」という事は「ある時間毎に電圧を振ってやる」という事”
という認識が間違っているのでしょうか?
申し訳ありませんが教えて頂けないでしょうか?
宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

結論から言うと複数の周波数成分を合成しても数学的な操作で任意成分を取り出すことができます。


いろいろな方法があるのですが、一番有名なのがフーリエ解析と呼ばれるサインカーブを使った手法です。これを解説するとちょっと大変なので詳しくは数学などの書籍で調べてみてください。それほど数学的に難しくもないですし、理論を詳しく知らなくても比較的お手軽に利用できる偉大な手法です。

ADSLとかが具体的にどういう方法を使っているのかは知らないので他の方にお任せしますが、基本的には同様の原理を使っていると思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

とても分かり易かったです。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/03/22 21:06

ご質問の認識は正しいです.下の回答にあるようにフーリエ変換もそうですし,最近はOFDMなんてのもポピュラーになっています.いずれも数学的には上手く直交基底関数を選んでやることで,符号化しています.


なんとなく相殺されそうな不思議な感じはしますよね.私は最終的には数式を解いてみて,うーん世の中上手くできているものだ,と感心して納得しました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

認識が正しいと言って頂いてホッとしました。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/03/22 21:09

原理原則論からの説明は他の方がされていますが、私もこの問題は理論を説明されてもなかなか納得できませんでした。


そこで簡単な例を一つ。一本のマイクの前で、子供と大人が同時にしゃべったとします。2人の観衆がいて、1人は子供の声を、1人は大人の声を真剣に聞いたとします。するとちゃんと聞き分けられるのですよね。理由は、子供の声と大人の声の周波数が明らかに違うからです。
これが周波数分割多重方式なのです。電気的にはフィルターを使えば、簡単に周波数の分離をすることができます。難しいことを考えなくてもラジオやテレビの受信の際、沢山のチャネルの中から1つを選んでいますが、これらの放送自体が周波数分割多重なのですから。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

具体的な例を言って頂いて、分かり易かったです。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/03/22 21:12

実際では、電話回線などで使用しているのですが、



難しく考えることはありません。

家庭用のTVの配線を見て下さい。
TVには1本の線(2本の地区もあるが)しか入っていませんが、3局以上見ることが出来ますよね。
つまり、3局以上の周波数情報が1本の同軸ケーブルの中に入って来ているのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

言われてみるとそうですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/03/22 21:14

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!