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 落語・能・舞などの古典芸能の面白さがわかりません
 見に行かれる方はどういう点を楽しんでおられるのでしょうか?

A 回答 (6件)

現役の能楽師です



能楽の良くも悪いところは一つの動作でありとあらゆることを表現できることです。
ある程度の予習をしてこなければ、まったく何が起こったのかわかりません
ただ歩くだけで、そこはもう何百キロも離れた土地に居ることも少なくありません

ですがよく幽玄という言葉で表現されるように
そこには奥深さがあり、分かり難い部分もあります
能とは演技者の表現をいかに視聴者が自分の脳内で展開できるかが
おもしろく感じるか、訳も分からず囃子を子守唄にしてしまうかの
境界線だと私は思います

是非楽しんで鑑賞できるようにあらすじくらいは覚えておきましょう
歴史の資料なんかを見ると面白いかもしれません
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この回答へのお礼

現役の方から回答もらえるとは驚きです
クラシックでも「はかせたろう」さんが似たようなことをテレビで言っていました。
やはり、日本でも海外でも同じで教養が求められる娯楽なんですかね
ありがとうございました

お礼日時:2011/01/08 23:30

古典芸能の観客って、寝てる人が多いです。

だから日本人でも、理解出来る人は少ないです。逆に外国人が、理解出来たりします。なぜかというと外国人は、異質の文化だと、思考回路を変えるからです。日本の伝統芸能は、世界中で日本だけしかない、貴重な情緒思考文化です。世界のすべての文化は、論理思考の自己表現文化です。現代の日本は、論理思考文化です。だから鑑賞の仕方が違います。現代劇は、脳を刺激して、頭で感動、納得して、頭で理解します。古典芸能は、頭を休めて、情緒に感動して、心で理解します。だから頭で思考したらダメです。脳の思考は、情緒を遮断するので絶対ダメです。現代人は、何でも頭で理解する習慣が身についてるから、情緒思考に切り替えるのは、難しい見たいです。
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私は能楽を見るのが大好きです。


私は、古典のおもしろさ・美しさは、(クラッシックバレエ、歌舞伎、能、など全て)磨き抜かれた芸にあると感じます。
何百年という歴史の中で磨き抜かれてきたひとつひとつの所作は、簡単に身に付く技術ではないでしょう。
ひとつの型を、何十年と練習して身につけるのでしょう。ぶれない(演者のその日の気分や客の質によって変わってしまうようなものではない)力強さと確固たる誇りを感じます。

もちろん、衣装やストーリーの構成も大好きです。興味は尽きません。

・・・逆に私は、自分の感情を体現する、とか、いかに奇抜で新しいか、といった現代のダンスや劇は、演者の自己満足に見えてしまって、おもしろさが分からない、と思ってしまったりします^^;。
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関西で,某パーソナリティが公開中の映画のあらすじを全部しゃべってしまうラジオ番組があります.その番組は人気番組です.



 「自分はこの物語を知っている.次はこうなる.」ということをあらかじめ知っていないと気が済まない,という人々がいます.

 古典芸能(歌舞伎や落語を含めて)はこの人たちによって支えられています.
 (もちろん,初めて見る感激もありましょうが)

 古典芸能を見るのはある程度の予習が必要です.
 予習が必要な見物を見るというのは,とても大変なことでもあります.ただ,それに応じた結果が得られるのです.
 (実は,プロレスや宝塚もこれに相当するのではないでしょうか)
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定番の面白さでしょうか。


例えば、水戸黄門の印籠や遠山金四郎の桜吹雪みたいなものかと。
印籠が出ない水戸黄門なんか放送したら、抗議の電話殺到かも。

古典芸能は、元は同じものですから誰がやっても基本的に同じ。
そりゃ、解釈や演出に多少違いはあるでしょうが、大筋は同じです。
よく知っているから、安心して物語に入り込みやすいし、物語に入り込むことで、違った発見があることも多いと思います。

映画や現代劇においてもリピーターって人は、少なくありません。
古典の愛好者もまたリピーターなのだと思います。
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こんばんは



純粋に
役者さんや舞う方が好き

衣装などがきれいなのでそれを見に

ストレス発散に行く

着飾ったり、おしゃれをする場所、と言うこともあります
異空間なので

ご参考までに
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