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共沸現象では沸点が下がり、沸点上昇では沸点が上がりますよね・・・?
それぞれどんな条件の時に起こるのですか?

A 回答 (3件)

 実は共沸現象には、理想溶液に期待される沸点(化合物Aと化合物Bの混合物の組成に対応した、化合物Aと化合物Bの沸点の内分点)に比べて共沸沸点が大きい場合と小さい場合とがあります。



kyokyokyokoさんの質問にあるのは後者で、これは化合物AとBの相互作用が反発的であるようなAとBの組み合わせのときに起こります(逆に前者は引き付け合う相互作用)。

前者の例:硝酸と水
後者の例:エタノールと水

 沸点上昇は、溶媒の化学ポテンシャルを下げるような(主に不揮発性の)溶質が存在すれば起こります。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
>>>これは化合物AとBの相互作用が反発的であるようなAとBの組み合わせのときに起こります(逆に前者は引き付け合う相互作用)。

のイメージが浮かばないのですが、、、。学校の実験ではトルエンとサリチル酸メチルの分留を行った際トルエンの留出点が107℃サリチル酸メチルが210から213℃になりました。ここではなぜ共沸が起こったのですか???

補足日時:2003/05/07 12:17
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いったん共沸したら液がなくなるまでその組成、その温度のまま共沸が続くので、少なくとも107℃の方は共沸ではないと思います(不純物があれば別ですが・・・)。

210から213℃の方は、液がなくなるまでずっとその温度でしたか?
温度計に100%熱が伝わっているとは限らないので、その点も注意していろいろ考えてみて下さいね。

相互作用については、クーロン力やファンデルワールス力などについて勉強してみて下さい。
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>共沸現象では沸点が下がり


いや、あがる場合もあります。
共沸の定義
http://www.water.sannet.ne.jp/masasuma/alchemst/ …
http://irws.eng.niigata-u.ac.jp/~chem/itou/memb/ …
「液とそれから発生する蒸気の濃度が同じになる。これを共沸点という。共沸点での沸点は純成分より下がる系と上がる系があり、前者を高沸点共沸、後者を低沸点共沸という」
そうです。

沸点上昇
http://homepage2.nifty.com/otsu/travel/hutten.html

なにぶん高校化学までの知識しかないもので・・・参考URLもココまでのものしか見つかりませんでした。
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