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∫∫∫σijδεij dV            (1)
      
=∫∫∫σij×1/2(δUi,j+δUi,j) dV (2)

=∫∫σij nj δUi dS-∫∫∫σij,j δUi dV (3)

=∫∫ti δUi dS-∫∫∫σij,j δUi dV (4)

という式変形で

 (1)→(2)は、ひずみ-変位関係式 δεij=1/2(δUi,j+δUi,j)
 (3)→(4)は、コーシーの式    ti=σij nj

と思いますが (2)→(3)は、なぜでしょうか?
1/2はどこに?

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

まず、(2)は、


∫∫∫σij・1/2(δUi,j+δUj,i)・dV
の間違いではないでしょうか?

そして、(2)をコツコツと展開してやると、
∫∫∫σij・1/2(δUi,j+δUj,i)・dV =∫∫∫σij・δUi,j・dV (2)’
となって、1/2は消えてしまいます。

(2)’を部分積分すると、(3)が得られます。
特別サービスとして、この部分積分を、一部の項について具体的に実行してみると、次のようになり、(3)の形が得られることがわかります。

∫∫∫σxx・∂δUx/∂x・dV
= ∫∫σxx・δUx・dydz- ∫∫∫∂σxx/∂x・δUx・dV
= ∫∫σxx・nx・δUx・dS- ∫∫∫∂σxx/∂x・δUx・dV

∫∫∫σxy・∂δUx/∂y・dV
= ∫∫σxy・δUx・dxdz- ∫∫∫∂σxy/∂y・δUx・dV
= ∫∫σxy・ny・δUx・dS- ∫∫∫∂σxy/∂y/δUx・dV
「仮想仕事の原理の逆?(グリーンの定理)」の回答画像1

この回答への補足

回答ありがとうございます。
基本がまったくないのに、ベクトルのまま考えるのが間違いですね。
(外積と間違えるので×使ったらだめなどの意識がまるでなし!)

∫∫∫(σxxδεxx + σyyδεyy + σzzδεzz + σxyδεxy + σyzδεyz + σzxδεzx)dV    (1)
=1/2∫∫∫{σxx(∂δUx/∂x + ∂δUx/∂x) … + σxy(∂δUx/∂y + ∂δUy/∂x) … }dV   (2)???
=1/2∫∫∫{2σxx∂δUx/∂x + 2σyy∂δUy/∂y + 2σzz∂δUz/∂z + …       }dV
=1/2∫∫∫[1/∂x{2σxx∂δUx+σxy∂δUy+σzx∂δUz}+1/∂y{2σyy∂δUy+σyz∂δUz+σxy∂δUx}
  + 1/∂z{2σzz∂δUz+σzx∂δUx+σyz∂δUy}]dV        ]  

となって、せん断応力部の1/2が消えません。???

=∫∫∫{σxx∂δUx/∂x + σyy∂δUy/∂y + σzz∂δUz/∂z + σxy∂δUx/∂y + σyz∂δUy/∂z + σzx∂δUz/∂x}dV (2)'
(2)'→(3)は、ご解説の通り。


δεxx = ∂Ux/∂x , δεyy = ∂Uy/∂y , δεzz = ∂Uz/∂z
δεxy = ∂Uy/∂x + ∂Ux/∂y , δεyz = ∂Uz/∂y + ∂Uy/∂z , δεzx = ∂Ux/∂z + ∂Uz/∂x

と置けば成立かな?
これだと1/2が最初からないですね。
テンソル表示の意味が分かってないということでしょうか?(iとかjをxyzに置き換えられない)
質問の趣旨が変わってきましたか?

補足日時:2009/11/06 18:35
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>工学ひずみとテンソルひずみの区別
そうですね。区別どころか存在を知ってないですね。
とりあえず、消えない理由は分かりました。σxyとσyxの片方しか使ってないからですね。

なぜ、2種あるかとか、どの場合にどちらを使うべきかとか、そもそもそれぞれ何を指しているのか、知る必要がありますね。
とりあえず、会社の図書館で固体力学の本借りてきましたので、
勉強します。

お礼日時:2009/11/08 20:32

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