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太平洋戦争で日本とアメリカが戦った直接の原因はなんなのでしょうか。いまひとつわかりません。

A 回答 (5件)

直接の原因はアメリカのハル国務長官の提示した「ハルノート」にあります。


これを読んだ日本政府は激怒し対米戦争を決行しました。

まずイギリスはドイツと戦争していました。(第二次世界大戦)
しかしフランスは簡単にドイツに無条件降伏をしました。
困ったイギリスは盟友のアメリカに泣き付きましたが、当時モンロー宣言を実行していたアメリカは手出しが出来ませんでした。

ところがルーズベルト大統領は日本を巻き込めばドイツと戦争できると考え、日本に対して三ヶ条の要求を出しました。
1.中国・遼東半島からの日本権益の撤退。
2.仏領インドシナからの即時撤兵。
3.日独伊三国同盟の即時破棄。
この三つです。

アメリカ側は三国同盟の破棄はない戦争だと確信していましたが、日本の東条内閣は戦争回避のためにこれをすべて飲んだのです。
驚いたアメリカが次に出したのが「ハルノート」です。
岩波新書で発売されていますからご一読ください。

普通の考えの日本人が読めばはらわたが煮えくり返りますよ。
戦争を始めた張本人のハル国務長官は1946年(昭和21年)にノーベル平和賞を受賞しています。
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この回答へのお礼

返事ありがとうございます。参考になりました。岩波新書読んでみようと思います。

お礼日時:2009/11/10 00:44

関東大震災の時は中華民国は同情的な立場でありました。


(1923年)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E6%9D%B1% …

第一次大戦による欧州荒廃からの戦争特需も終わりを迎えはじめていた所の大惨事であり、日本にとっては大打撃でありました。

政府は震災手形を発行して企業の保護にやっきになります。
しかし、これが原因で昭和金融恐慌が発生します。(1927年)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%AD%E5%92%8C% …

更に世界恐慌。(1929年)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C% …

諸外国はブロック経済で自国と植民地のみで取引し、
海外製品を締め出します。

植民地の無いドイツは
激しいインフレと高い失業率にさいなまれます。
更に高額な賠償金の支払いで国家は破綻寸前にまで追い込まれました。

ドイツは条約を無視して欧州で併合や占領を繰り返します。
日本は1931年、満州事変から満州国を建設。

戦勝国であり、常任理事国であった日本は国際連盟を脱退。
国際的に孤立し、ドイツに接近したのです。

その後、仏印進駐や日中戦争に進む日本に対し、
米国は石油、くず鉄の輸出を禁止する措置へ向かいます。
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この回答へのお礼

返事とURLありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2009/11/10 00:45

一つの行動に対する原因は殆どが明確ではありません。


例えば職場で上司を殴ったと言う事があっても、その時の上司の態度だけでなく、日頃の上司との軋轢・家庭の問題・当人のコンプレックス・その日の体調等々の複数の原因がからんでの発生する訳です。
これが国と国の間の行動になれば、夫々の国を構成する個々人の考えが複合したものですから、極めて象徴的な直接原因がある第一次大戦の例は特殊であると思います。
参考URLはそう言った一人の個人を中心にした回顧録ですが、確かに色々な考えがあって、その複合で方向性が誰の意図とは言えずに決まって行く事が判ります。

参考URL:http://www.iwakuro.com/index.html
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この回答へのお礼

返事とURLありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2009/11/10 00:45

石油などの資源が欲しかったから南進した、というのも有名な説の1つです。



フランス領インドシナに派兵して駐留したら米国から石油輸出を禁止されました。
当時、石油の8割ぐらいを米国から輸入していましたから、それを止められたらアウトだったのですね。
貯蔵量は2年分ぐらいだったとか。

それまでも、欧米の列強国からあれこれ圧力を掛けられているようなところがあり、日本国内の政治も不安定だったりし、あれやこれやで資源輸入も難しくなり、どうしようもなくなって、「仕方ない、やるしかないだろう」みたいなことで。

半藤一利さんの『昭和史』という本はどうでしょうか。
これ一冊で万全というわけではなく、嫌いと言う人もいるかもしれませんが、主流な見解でしょうから参考になります。
ヨーロッパの動きも書かれていますし、政治的な流れも書かれています。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582766714/re …

猪瀬直樹さんの『空気と戦争』も興味深かったです。
http://www.amazon.co.jp/%E7%A9%BA%E6%B0%97%E3%81 …
カスタマーレビューが若者が多いのかプラス思考の感想が多いですが、私は暗澹とした気持ちになりました。
戦争を止めるのはかくも難しいことなのか、と。

真珠湾攻撃成功の報道を聞いて気分がすっとした、溜飲が下がった、という話をしばしば読みます。
欧米から虐げられていたような気持ちだったのだと。
国際連盟脱退も、脱退してきた松岡外相が落ち込んでいたのに、帰国を出迎えの日本国民は喜んでいたそうです。
(新聞報道などが煽ったせいもありそうですが・・・・)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B% …

それ以前に中国戦線もありましたので、複数の要因が絡んでの結果でしょう。

何が正しいとか正しくないとか言いたいのでなくて、
当時はそんな様子だったよという話を雑誌や本で読みました、という意味です。
1930年代は、日本国内も物騒だったんですよ、首相暗殺(5.15事件)だとか2.26事件だとか。
1921年(大正10年)にも首相が東京駅で暗殺されたり。
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この回答へのお礼

返事とURLありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2009/11/11 01:21

かなり複雑な要因が絡まりあっているのですが、


こちらのサイトが程良くまとまっていていいと思います。

http://members.at.infoseek.co.jp/tou46/re_01_00. …
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この回答へのお礼

返事とURLありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2009/11/11 01:22

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