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高校3年生男です。
先日舞姫を読んだのですが、どうしても豊太郎の取った行動に納得できません。
当時の日本は個人より国家、一族という封建的な文化で、ヨーロッパは個人主義。
豊太郎がドイツに渡り、独立の思想や自我の発展が生じたと思います。
じゃあ何故エリスと個人の付き合いが出来ず、名誉の方を選んでしまったのか・・・

んー謎です・・・皆さんは肯定否定どっちの側なんでしょうか?
舞姫の神髄って何なんでしょうか?
どうかコメントよろしくお願いします!

A 回答 (3件)

「現地妻」という言葉がありますが、エリスは上流の人間ではないだろうし、鴎外にとってはその程度のものであったのではないでしょうか。


日本に帰国するに際しては、きちんと清算をしておくべきだったのが、ズルズルといい加減な態度をとっていたために、日本にまで追ってきた。
結局、金を渡してお引き取り願う結果になったわけですが、「真髄」も何も、鴎外の不手際以外の何ものでもなく、しかもそれを小説という形にして残したというのが、何とも・・・
鴎外は、勿論、エリート中のエリートですから、そんなお荷物を抱えこむなど、論外であったわけです。
反骨の精神にあふれているかのように思われる漱石でさえ、妻にはしかるべき高級官僚の娘を娶った時代ですから。
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あなたのおっしゃってる


「何故エリスと個人の付き合いが出来ず、名誉の方を選んでしまったのか」が、「舞姫の真髄」なのではないでしょうか。

まさにここに「明治の近代人」の苦悩、鴎外の出発があったのではないでしょうか。
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考え方が単純すぎはしませんか。


当時の日本人の全員が個人より国家、一族を
重んじる考えを持っていて、ヨーロッパのすべての
人が個人主義である。そして外国に住めば必ず
その国の思想に染まってしまうという前提で考えて
います。
そんなことがありうるでしょうか。
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