こんにちわ。ふと、ゲームをやっていて気になったので質問します。
よろしくお願いします。
よく、アニメやゲームなどで、武将が先頭で敵陣に突っ込んでいくシーンを見かけるのですが、実際の戦闘方法というのは本当にあんな感じだったのでしょうか?
日本の戦国時代にしろ、中国の戦国時代にしても強い武将というのは、一人で100人を倒すみたいなイメージがありますが、本当にそのようなことをした場合すぐに死んでしまうと思うのですがどうでしょうか?
大の大人が10人も集まれば一人くらいやっつけられそうなものです。
やはり、ゲーム等にでてくる武力が強い武将というのは本人が強いではなく、その軍団が強いだけなんでしょうか?統率がとれているとかみんなが死ぬ気で戦っているとかそういう意味なのですか?
実際、武将達は一番後方で戦いを指揮して親衛隊に守ってもらっていたからなかなか武将は死なないのではないか?
そう思ったので質問してみました。
誰か戦国時代の戦闘方法を知っている人、ご教授よろしくお願いします。
一騎当千とか絶対嘘だと思うんです。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
これは時代によります。
日本でも戦国時代後期になれば、銃の普及により前線で武将が指揮を取る危険度が大幅に上がり、前線で華々しく戦うのは無理になっていきます。
しかし飛び道具が発達する前は、武将が前線で戦うのは重要な要素でした。
例えば有名な項羽は前線で激しく戦い、最後の戦いとなった垓下の戦いでは一日で漢の指揮官だけで60人あまりと交戦したという、ちょっと信じがたい記録が残っています。
当時の戦闘では雑兵の殆どは雇われ兵で「命をかけて戦う」理由は殆ど無いため、自分たちの指揮官が打ち負かされると、戦意をなくして逃げ出してしまうのが普通でした。
つまり「一騎当千」には誇張はあっても、決して嘘ではありません。
このため少数の兵でも指揮官の武勇次第で状況をひっくり返す事が可能であったために、項羽や呂布と言った剛勇名高い将の軍は強かったのです(ただし個人の武勇で得られるのは、あくまでも戦術的勝利です。彼らが最終的に敗れたのが個人の武勇の限界を示しています)。
ただ上述のように時代が下り、飛び道具が発達するとそのような個人の武勇によって戦場を支配することは困難となり、現代ではそれは遠い昔の話となりました。
飛び道具の普及によりそういった先陣を切ってみたいなことはないというのは想像できます。
しかし、昔のそういう人っていうのはかなり勇気のある人達ですね。
僕にはマネできません。
本当に一騎当千の武将達がいたってことは驚きです。
ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
戦国よりちょつと前は、まず鏑矢を放って、お互い名前をいって、一騎打ちをします。
供の者は後ろで待っておりまして手を出しません。それがひとつのルールでしたのでね。そこで決着が付きますと、一気に乱戦となります。元寇の時、日本のお侍さんは、いつものとおり、名乗りをして、前に出ましたが、モンゴルの者達は、一斉に取り囲んであなたのおっしゃるとおり、ボコボコにしてしまいました。
その組織された集団戦にびっくりしたそうです。以降日本も集団戦に移行していきます、ですから乱戦になりますと一気当千はなかなかですね。将が敵陣に突っ込むなんてことは、負け戦ですよ。
後ろで指揮を取るものですからね。度胸という問題なら、優劣はある程度つけられるでしょうが、基本的に死ぬということに、今思うほど恐怖はなかったようです。その死が家の興隆に結びつくと思えば平気ですからね。そういう意味では優劣はつけにくいでしょうがね。
<< 戦国時代の強い武将は本当にその人が強いの? >>
なんですが、肝が据わってなくてはね、目の前で何人もの死者やけが人が出て、負け戦になれば、もう帰るところがなくなるわけですから、
たくさんの人の生活を背負ってるんですからね、負ければ殺されるか捕虜になり、名のないものは、奴隷にされ、もっと下のものは、外国にも売り飛ばされるんですよ。ゲームのように勝った負けた、でリセットとはいきません。絶対にリセットできない条件でもし君がゲームをしてみたら分かりますよ、でも命まではとられない。
強いということは、相手を打ち倒すだけではなくて、負けないことを第一にして、みんなを守りきれるリーダーが、強いというか、名将とおもいますよ。
No.4
- 回答日時:
指揮する部隊の規模によって、指揮官である武将の行動は変わって来るでしょう。
指揮官の挙動が末端でも把握できる、百人から数百人程度(近代軍で言う所の中隊から大隊レベル)では、指揮官が先頭に立って『我に続け』とやった方が素早く動ける事が多いでしょうし、指揮官が活躍すれば、直接部隊全体の士気に良い影響を及ぼすでしょう。これは、末端の兵にまで指揮官の姿が見えている場合の話です。数千~万単位の部隊ともなりますと、末端の各部隊から総大将の姿などは殆ど見えませんので、太鼓や鉦などの鳴り物で合図を送るか、伝令を走らせて統制するしかありません。先頭で槍など振り回していては、こう言った行動は無理ですし、部隊全体の動きも把握できないでしょう。この場合の大将は、後方の本陣に腰を据えて、全体を見渡しているべきなのです。
武将が戦場で直接槍を振るった武勇伝と言うものは、先に挙げられている高橋紹運のように、大抵千人未満の小部隊を率いている際のものです。嘘や虚構では無いでしょうが、それは小部隊の指揮官のする事で、本当の大物はやらない、と言った認識で良いでしょう。
No.3
- 回答日時:
戦国時代の武将高橋紹運は、島津軍2万を760人ほどで応戦し、17人の敵兵にきりつけていたそうです。
当然討ち死にですが。
同じく大友氏の武将で、毛利軍と戦いつづけた立花道雪は、勇猛な武将でしたが、下半身不随で、自分で立つこともできない武将でした。
関が原の戦いで活躍した大谷吉継は、ハンセン氏病のため、目が見えない状態で、軍を指揮したともいわれています。
No.1
- 回答日時:
もちろんどんな強い武将でも一人で百人も倒すことはできません。
そういうのはお話の世界です。
だからといって武将が安全な後方から指揮していただけというわけではありません。
昔の戦争は現代のように通信機器や移動手段が発達していないので、基本的に指揮官は目に見えて声が届く範囲にいる限りの兵しか動かす事はできません。
(のろしや伝令を活用してある程度補えますが)
したがって時には指揮官自らが最前線におもむいて号令する必要が出てきます。
また大将がそのような姿を示す事が部下の士気を高めることにもつながりますし。
ありがとうございました。
漫画やゲームにでてくる果敢に大将自ら先頭に立つというのは実際本当にあったということですね。
勉強になりました。
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