A 回答 (1件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.1
- 回答日時:
一般的なことだけですが...。
レクチンという物質は、糖鎖を認識するタンパクです。Soybean agglutinin (SBA)は、Nアセチルガラクトサミン(GalNAc)やガラクトースなどを認識し特異的に結合する性質があったと思います。つまり、細胞膜上に発現している糖の種類が細胞によって違うので、それらの細胞を区別できるということになります。ですからお考えは合っていると思います。
ただ、なぜ?というのは、なぜ細胞膜上に、このような糖鎖の違いがあるのか?ということだと思いますが、細胞膜上におけるNアセチルガラクトサミンの有無が、これらの細胞の機能の違いと直接結びついているのかどうかとか、細胞膜上でNアセチルガラクトサミンを保有している物質が、何という糖タンパク(あるいは糖脂質)なのか、などは存じませんです。
もしかしたら、それらの細胞内に発現する糖鎖を合成する酵素の種類と働き方のパターンの違いを漠然と反映しており、生体内でもこれらの細胞を区別するためにレクチン様物質が使われている、とかいうことなのかもしれません。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 医学 【医学】人間には赤血球、血小板、白血球(顆粒球(好酸球、好塩基球)、単球、リンパ球( 1 2022/10/01 20:30
- 生物学 生物基礎です。 すい臓のランゲルハンス島のB細胞と獲得免疫で出てくるB細胞は名前が同じだけで全く別の 4 2023/08/02 19:15
- がん・心臓病・脳卒中 ハスミワクチンによるがん治療について 11 2022/08/07 13:41
- 生物学 生物基礎について質問です。 細胞性免疫において、キラーT細胞はウイルスに感染した細胞や病原体を直接攻 1 2023/03/04 10:28
- 医学 昨日のカズレーザー番組みた?CARーT細胞 4 2023/05/17 08:18
- 生物学 至急!生物基礎に関する質問です! 1 2022/08/18 13:21
- がん・心臓病・脳卒中 癌細胞について 4 2023/01/22 19:11
- 生物学 細胞死について 細胞内の組織の分解が、その同じ組織の構築と修復と同様に能動的な生体現象であるのなら、 1 2023/04/01 20:03
- 医学 新型 コロナワクチン 今回のP社、M社のワクチンはRNAで、AZ社にいたってはDNAです。あなたの設 7 2022/09/15 23:40
- 生物学 以下の文は間違いですか? 針葉樹材は、 広葉樹材と比べて放射組織が発達しているものが多く, 結晶細胞 1 2022/05/24 15:48
おすすめ情報
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
BSA溶液の作り方。
-
細胞膜の選択透過性と半透性の...
-
mock細胞とは?
-
遠心分離の際の回転数の決め方
-
多細胞であることのメリットは?
-
グリセロールストックについて?
-
なぜIL-1とIL-6とTNF-αが主流...
-
MTTアッセイとMTSアッセイの違い
-
細胞っていくつくらいの原子か...
-
G418の濃度(セレクション)
-
RAW264.7マクロファージについて
-
Image Jでの細胞面積の測定につ...
-
DNA小学生への説明
-
パーセンテージで得られた結果...
-
FBSの保存温度について
-
線維化とは
-
ヒトが飲食できる最高の温度は?
-
PBSにBSAを加えるのはなぜ?
-
DEPC処理水とRNase free水 違...
-
木はどこがどのように成長する...
おすすめ情報