誕生日にもらった意外なもの

今度2月に、東京宝塚劇場で、宝塚のカサブランカを観ます。宝塚まったくの初体験です。席は、1階 扉1-4 22列 47番です。

映画「カサブランカ」の大ファンなのですが、本作を世界初のミュージカルにした、というので観に行くことにしました。頑張ったのですがS席で舞台正面はもうここしか残っていなかったのです。

宝塚がこんなに大人気と改めて知った次第ですが、この宙組公演のカサブランカ、見どころはどこでしょうか? 主演の方などについては一応調べましたが、いま一つピンときません(キレイな人だとはおもいました)。

また、「宝塚みるのなら、こんなところに注目」など、なにかアドバイスいただければ幸いです。
一応、オペラグラスよりちょっと大きい双眼鏡持っていくつもりです。当方ちなみに男性です。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

No.3です。


映画のルノー署長のクロード・レイノルズは、「オペラの怪人」の怪人役で記憶していたのですが、「スミス都に行く」(スミスは最後に議会で合衆国憲法迄引き合いに出し論陣を張り、倒れる)は見ているのですが、汚職議員迄は記憶していませんでした。「透明人間」は承知はしており何れ見る予定ではあります。

今回の舞台ですが、主演の大空祐飛は長く月組におりその後組換(くみがえ--組の移動)で花組に移り今公演で宙組に組換になったものです。トップを組換でと云うのは余りないことです。宙組も新しいと云っても98年からですのでもう十年の歴史がある訳です。
サムの萬あきら と フェラリーの磯野千尋 は専科からの出演です。映画ではフェラリーは土耳古帽を被った恰幅の良い男が出てきましたが(「マルタの鷹」にも出ていた気がします)磯野千尋もそれを意識して役を作っていますが限界があるようです。
ルノー大尉の 北翻海莉ですが、以前にバウ公演の「A/Lルパンの青春」でホームズを演じております。これは可也狂言方の役回りでしたが、見事にこなしていました。今迄やや脇に回ることが多かったのですが、今回非常に重要な役回りしかも映画では所々に仏蘭西人だなと思わせる部分があるお役をこなしています。
残念なのは、最後の葡萄酒の瓶を捨てる場面がない事です。尤も映画ではそれをカメラが拾って「ビシーの水」と読めるのですが、舞台ではそうもいかないので削るしかないのかも知れません。

ほかの方がお書きの宝塚関連の書籍は、新宿紀伊国屋書店(本店)1階の柳花堂(りゅうかどう)と有楽町のシャンテ地下のキャトルレーブで扱っています。「ル・サンク」はこの公演の脚本が載っています。プログラムは宝塚公演のものと東京のものとがありますが、表紙の写真などは同じなので買うときに東京のと云った方が良いかも知れません。(劇場では東京の物を売っています、1階の受付と4階の売店で扱います。2階で臨時に販売する事もあります。1冊千円)
プログラムなどははぢめての方は劇場でお求めになって、帰りの電車の中やお宅でその楽しみを反芻するのにごらんになるのが良いかと思います。

お席が22列47番と云うと中央ブロックの後ろから2列目の通路側のお席です。オペラグラスは必須ですね。

後、開演ギリギリに入ってこられる方がいますが、できれば少し早めに入られてオペラグラスの調整などをされたらよいかと思います。開演すると客席の明かり(客電)は落とされます。
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この回答へのお礼

たびたびありがとうございます。本日、観劇して参りました。お話をうかがっておいてよかったです。特に、脚本が掲載されている「ル・サンク」の存在を教えていただいたこと、感謝いたします。当方小説を書いており、女子校演劇部が舞台なのですが、格好のネタをゲットでき、大喜びです。プログラムも記念に買い求めました。店内、男子は私だけだったのですが、たのしく陳列も見てきました。
席ですが、確かに後ろではありましたが、東京にあった1000座席の映画館を記憶している身なので(今はひとつもありませんが)、苦にならず、また双眼鏡はソロのシーンや、ここは表情がみたい、というシーン限定で使い、楽しむことができました。双眼鏡もボリショイ・バレー、英国で自動車レースのグレート・ブリテン・ラリー、宝塚と、楽しかったことでしょう。
ヴィシー水も、ルノーがカフェの入り口で「いま飲んでいるのは腐ったヴィシーの水だ」と言っており、脚本家氏の腕の冴えを見たと思います。
おかげさまで、ルノーの演技もふくめ、宝塚バージョン「カサブランカ」は楽しかったです。本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/02/03 00:58

No.3です。


映画のルノー署長のクロード・レイノルズは、「オペラの怪人」の怪人役で記憶していたのですが、「スミス都に行く」(スミスは最後に議会で合衆国憲法迄引き合いに出し論陣を張り、倒れる)は見ているのですが、汚職議員迄は記憶していませんでした。「透明人間」は承知はしており何れ見る予定ではあります。

今回の舞台ですが、主演の大空祐飛は長く月組におりその後組換(くみがえ--組の移動)で花組に移り今公演で宙組に組換になったものです。トップを組換でと云うのは余りないことです。宙組も新しいと云っても98年からですのでもう十年の歴史がある訳です。
サムの萬あきら と フェラリーの磯野千尋 は専科からの出演です。映画ではフェラリーは土耳古帽を被った恰幅の良い男が出てきましたが(「マルタの鷹」にも出ていた気がします)磯野千尋もそれを意識して役を作っていますが限界があるようです。
ルノー大尉の 北翻海莉ですが、以前にバウ公演の「A/Lルパンの青春」でホームズを演じております。これは可也狂言方の役回りでしたが、見事にこなしていました。今迄やや脇に回ることが多かったのですが、今回非常に重要な役回りしかも映画では所々に仏蘭西人だなと思わせる部分があるお役をこなしています。
残念なのは、最後の葡萄酒の瓶を捨てる場面がない事です。尤も映画ではそれをカメラが拾って「ビシーの水」と読めるのですが、舞台ではそうもいかないので削るしかないのかも知れません。

ほかの方がお書きの宝塚関連の書籍は、新宿紀伊国屋書店(本店)1階の柳花堂(りゅうかどう)と有楽町のシャンテ地下のキャトルレーブで扱っています。「ル・サンク」はこの公演の脚本が載っています。プログラムは宝塚公演のものと東京のものとがありますが、表紙の写真などは同じなので買うときに東京のと云った方が良いかも知れません。(劇場では東京の物を売っています、1階の受付と4階の売店で扱います。2階で臨時に販売する事もあります。1冊千円)
プログラムなどははぢめての方は劇場でお求めになって、帰りの電車の中やお宅でその楽しみを反芻するのにごらんになるのが良いかと思います。

お席が22列47番と云うと中央ブロックの後ろから2列目の通路側のお席です。オペラグラスは必須ですね。

後、開演ギリギリに入ってこられる方がいますが、できれば少し早めに入られてオペラグラスの調整などをされたらよいかと思います。開演すると客席の明かり(客電)は落とされます。
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先日、カサブランカを観劇しました。


映画は見たことはないのですが、映画とは切り離して別のものとして見た方がいいと思います。
カットされたシーンも多いだろうと思いますので。

宝塚の序列は出演者一覧がポスターの端に書いてありますが、学年順で同期なら成績順です。
そしてトップ男役が主演の大空さん、トップ娘役が野々さん。
男役2番手が、野々さんの夫役の蘭寿さん。
北翔さんは宙組の男役3番手で、今回はお腹に胴着?座布団をたくさん入れてます。
美形なのに、それを崩して頑張ってますし、彼女の今までの本公演の役のなかで、一番の台詞の多さ出番の多さだと思います。
宝塚は歌、芝居、ダンス、いろいろな資質が要求され、それぞれ得意分野がありますが、彼女は「歌」の人でしょうか。
今回は武器である歌は殆ど無く、お芝居一筋に頑張っております。
将来はトップ候補です。
脚本は、ミュージカル界で引っ張りだこの小池先生ですからしっかりしてます。
宙組はコーラスがいいです。
各組、いろいろ特長があるのですが、今の宙組は背の高い人が多く、皆で歌うコーラスの迫力が絶品ですので、是非楽しんでいらしてくださいね。
あとは・・女性客が多いですが、今回は映画ファンでしょうか、男性もいつもより多くいらしてます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。本日観劇して参りました。おかげさまで、楽しい思いができました。
ルノー署長(大尉)、私からみればスマートでよかったです。感心したのは、私はミリタリー・マニアのはしくれですが、シュトラッサー・ドイツ空軍少佐とかルノー大尉の軍服にゴマカシがなかった点です。また、北翔さんは、最初でソロを歌われていましたが、上手でたのしく拍手して参りました。
男女比は5対95といった感じでした。お歳を召したヅカ・ファンの方も多くおいでになっていて、楽しそうでよかったです。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/03 00:49

はぢめて宝塚歌劇を御覧になるならば、そのまま御覧になるのが或意味一番良いでしょう。



映画の「カサブランカ」の大ファンと云う事であれば、作品の時代背景や台詞の言外の意味等は既に御存じだと思いますので。(例、「10年前何をしていた」「歯にブリッヂをしていたわ」---歯並びを直していた事を意味しており、或程度以上の階級に育った女性である事を意味する。)

ただ、これは以前に隣接の日生劇場で上演された「雨に唄えば」の場合にも当て嵌まるのですが、映画と舞台とは別物だと云う事です。映画の名場面が舞台ではすっかりスローなものにされていたとか、あの場面がカットされた等と云う事は舞台構成上止むを得ない事だと割り切って下さい。

記者は今回の公演は既に1回観劇しておりますし、映画の方も昔NHKのテレビで放映されたのを観ております。
今回の公演は「1本建て」とか「一本モノ」とか呼ばれるもので、御芝居が「第一部」「第二部」に分かれます。つまり途中休憩が入ります。休憩は30分です。この間はチケットの半券を持っていれば劇場の外に一旦出ても再入場の際に入り口で示せば入れます。
舞台の構造を説明して置きます。本舞台の前にオーケストラボックスがあります。その前に本舞台の上手(舞台に向かって右側)から下手に弓なりに通路のようの舞台があります、これを「銀橋--ぎんきょう」と呼びます。本舞台の上手と下手に通路のような狭い舞台があります、これを花道と呼びます。
映画ではもう大詰めに近い処で、警察署長が空港に電話をするとみせて独逸将校に電話をする場面があります。舞台では本舞台で署長が電話をすると上手花道に独逸将校がいて電話を受けます。これはオペラグラス等で本舞台ばかりをみていると声だけしてと云う事になりますので。(ネタばれですが、映画で御存じと思い敢えて書きました)
御芝居は最後に霧の中に消えてと云う事で終わりなのですが、緞帳はおりません、短いショーが続きます。有名のロケットがあり、その後最後にパレードと呼ばれるものがあります。大階段(おおかいだん)26段が舞台後ろ半分位に下ろされ出演者全員が順番にテーマ等を歌いながら下りてきます。歌いだしを歌う人をエトワールと呼びます(一般の用語と使い方が違います)順に降りてきて最後に男役のトップさんが大きな羽を背負って下りてきます。その後出演者の一部が上手側と下手側から銀橋に出てきて御客様に御挨拶をします。娘役はカートシーです。最後に全員本舞台に戻って大緞帳が下りてきて「御観劇ありがとうございました」です。
御参考にならば幸甚です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。映画とは別物と割り切って楽しむつもりでしたが、そう言っていただけてありがたいです。
ルノーの電話のシーン、特にありがとうございます。確かに、オペラグラスでみたら、見逃しそうな感じですね。

いや、でもカサブランカでも羽を背負ってのフィナーレとは、驚きです。あらかじめ知っておいてよかったとおもいます。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/01/14 20:19

何度もお騒がせをいたします;今度は カサブランカについて。


わたくしは今回の宝塚化を受け、初めて映画を観た次第です。アメリカの古き良き映画、とても素敵なストーリーですね。

そしてこのような男性の葛藤を描くストーリー、宝塚歌劇の芝居にも多く見受けられるのです。もちろんいくつかのパターンありますが 「男役」の演じる愛には、一途・献身・秘めた想い/あるいは激情・・・・などの言葉が似合います。そして文句なしの美形なわけです。

更に、今回主演を務められる 大空祐飛(オオゾラ・ユウヒ)さんは、「男の屈折」「傷心」を演じさせたら 今の宝塚で一二を争うほどの高評価を得ている方です。彼女の演技に ぜひぜひ注目なさってみてくださいませ。

次に、今回カサブランカを務める宙組は、群衆芝居・コーラスの実力に定評があります。1公演に80人近くが登場することによる迫力を堪能できるかと思います。

と書き連ねてまいりましたが・・・・やはり 百聞は一見に如かず。
幕が上がる前に舞台の流れをちょっとご覧になってみたい場合は、以下2種類の出版物がありますので、ぜひお手にとってみてください。

 ▼ 公演プログラム ▼ (劇場売店・隣接ショップ「キャトルレーヴ」などで)
http://www.hankyubooks.com/t_kageki/program/inde …

 ▼ ル・サンク ▼ (都内ですと取扱書店も多いかと)
http://www.amazon.co.jp/dp/B002VKNVGW/


k16399638様の観劇が素晴らしいひと時となりますよう、お祈り申し上げます。

この回答への補足

2回もご回答いただき、ありがとうございます。

ウィキペディアで大空さんの項目を読み、宝塚のサイトで写真を拝見しましたが、田園調布雙葉というのは私の母親の母校でありました。
ご紹介の演技のシーン、まさにカサブランカのリックにうってつけですね。楽しみにしていきます。
また、宙組は新しい組のようですが、そのような大人数での上演ができるとのこと、都市劇でもあった同作には向いているとおもいます。

ひとつだけ、質問の質問で恐縮ですが、カサブランカのキー・パースンにルノー大尉(署長)というフランス人官吏がおります。映画では、ロクデナシを演じたら天下一のクロード・レインズ(透明人間の殺人透明人間、スミス都へ行くの、汚職上院議員、とどめはアラビアのロレンスでの、英国政府情報局顧問のドライデン(白髪でスーツの男))がやり、非常に印象的でした。スミスとロレンスでアカデミー助演男優賞にノミネートされています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD% …

ルノー署長はアメリカ映画史上ベスト100のセリフのひとつ「容疑者をさがせ、いつものように」をカラブランカでは口にし、最後はリックと雨の飛行場を歩きながら抵抗運動へ紹介しようか、などと言っています。このクセモノの役を演じる「北翔 海莉」さんはどのような役者さんなのか、ご覧になられた方の感想、情報、おありでしたらお教えくだされば幸いです。
ありがとうございました。

補足日時:2010/01/14 20:10
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k16399638様 はじめまして。


宝塚歌劇にご興味をもっていただけたこと、我が身のことのようにうれしく思ってしまうほどのタカラヅカファンです(我が家では、先日家人が観劇してまいりました。わたくしも間もなく観劇予定で楽しみにしております)。

さて、まずはじめてのご観劇ということで、劇団公式サイトより
 ▼ 宝塚歌劇 ファーストステージ ▼
http://kageki.hankyu.co.jp/first/index.html

のご一読をおすすめいたします。
なお、劇場の各フロアには客席係の方々がスタンバイし、オペラグラスやひざかけの貸出、各種お問い合わせに対応してくださいます。

ところで、歌舞伎等はご覧になったことありますでしょうか? 宝塚歌劇は大正時代の誕生ですので、洋の東西を問わず多くの芸能からさまざまな要素を取り込んで発展し続けています。例えば、主演男役(トップスター)が銀橋(半楕円状のエプロンステージ)へ出てきて 一歩を踏み出す時に、客席が拍手が起こる=これは花道に俳優が出てきて「待ってました」の拍手がかかる日本型観劇スタイルを引き継いでいます。そういった雰囲気も併せてお楽しみになると、一層興味深くご覧いただけるのではないでしょうか。

他にもいろいろ特徴が挙げられますが、まずは公式サイトのご紹介まで。
また、具体的に作品に関することは、のちほど補足させていただきますこと、ご了承くださいませ。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりましたが、実は本日観て参りました。お礼を観劇してから書こうと思っていた次第です。

ありがとうございます。「お約束」を私も守ることができました。
銀橋にリックが踏み出した瞬間、確かに拍手が。また、ラストのロケット、大階段など、全く知らなかった世界をめぐってきました。
男女比は5対95くらいの世界でしたが、お歳を召した方も多く、昔からのファンがおられることを実感しました。
楽しかったです。ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/03 00:42

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