プロが教えるわが家の防犯対策術!

学校でホールの運営管理をしています。演出効果を上げるためにスモークマシンを使用すると、ホール内10個の煙感知器のうち、舞台直上の二個が反応します。先日は、公演中に「火災です」という非常放送が自動的に流れるという大失態を。
防災受信盤上で、個々の煙感知器を操作できます。そこで、公演中に限り、問題の舞台上の煙感知器だけでも停止させるか、感度を下げたいのですが、それをすることで、消防法上何か問題があるでしょうか?

消防関係の方、ホール運営に関っている方など、ご存知の方、教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

防災受信盤で、個々の感知器を操作できるということは、R型の受信機をお使いでしょうか。


感度の変更で対応するのだと思います。
その前提で、、

感知器は設置要件があり、感度も要件に適う設定になっています。この感度をいじる時点で消防法違反になります。
しかし非火災なのにベルがなってしまうのは困りますので、対策を講じることができます。

まず第一に、煙感知器が使用できなくなる分、火災の発見が遅れることにつながります。
これを人員配置や炎感知器の増設などで対応することが必要です。
感知器の増設はお金がかかることですし、公演中だけのことですから、舞台袖に防災員を配置することをお勧めします。
それと同時に公演時の火気仕様や火事をダサい内容にする対策をマニュアル化し、運営側の管理と同時に公演者に守ってもらう対策書を作ります。もちろん、火災が発生した場合の対策や、公演者が避難をする避難訓練(ゲネと同等環境でやってください)なども必要になるかもしれません。

公演者は当然嫌がりますが、感知器が機能しなくてもこれなら対処できるというマニュアルを作るのです。

それができたら、消防計画の中に「公演中の消防計画」として、消防に届出します。(もちろん作りはじめる段階から相談することをお勧めします)
また場合によっては、特例申請が必要になるかもしません。

ここまでやって、消防計画が承認されれば、公演中は煙感知器の感度を下げて運用することができます。
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この回答へのお礼

詳しい回答をありがとうございます。

ご指摘の通りニッタンの「R型受信器」です。相当の専門家とお見受けしました。

拝読しながら、「そこまでしなければならないのか」と思わずため息をついてしまいました。近いうちに、東京消防庁の防災館へ相談しに行ってくることにしました。

お礼日時:2008/07/22 21:49

お礼ありがとうございます。



僭越ながら、東京でしたら、各消防署に行かれることをお勧めします。
防災館はただの展示施設ですので、責任ある回答をもらえないと思います(四谷消防のように防災館と一緒のところと言う意味なら別ですが)

消防計画等の届出は原則署長決済ですので、当該の消防署に行って相談するのが一番です。
ついでにいうと、担当者が変わると言う事がかわりますので、相談にいったら、対応してくれた消防署員(予防課になると思います)の名前と内容をメモにしておくことをお勧めします。

運用で変えるというのは、法令を一部曲げることですので、解釈が人によって違い、私も結構痛い目にあっています。
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ホール管理の仕事をしています。


まず、スモークマシーンには消防署に申請の必要なものと必要でないものがあります。
ロスコと呼ばれるものは申請がいりませんが、業者が持ち込んでくるものには申請が必要なものが多いようです。
さて、煙感知器に関してですが、申請の要るもの要らないもの限らず、スモークマシーンを使うときには一旦感知器を停止させています。
演出上必要なものですし、非常放送が入ってしまうとやはり公演の妨げになりますしね。
だから、スモークマシーンを使う際に煙感知器を一度停止させるのはいいと思います。
もちろん、公演終了後忘れずに感知器を作動させることを忘れなければ問題ないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

まず、使用しているスモークマシンは、ロスコですから、使用自体に問題はありません。

一番知りたかったのは、ロスコ使用時に、よそのホールでは、どのような対策をとっているかでした。ほとんどのホールで感知器を一時停止させているだろうと想像していましたが、実際に、感知器を一時停止させているホールがあるのを知り安心しました。

これからは、公演中に限り舞台天井の煙感知器のみ停止させます。ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/20 19:51

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