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導電率(電気伝導率)には実部と虚部があるそうですが、それぞれどのような物理的意味があるのでしょうか?

A 回答 (2件)

実例を書くと



 
 1mの長さの銅の両端に100V掛けて出る導電率はほぼ同じ値がでますが

 100Km長さの銅の両端に100V掛けてると・・・
 計算式と違う結果が出ます


 これは地球との静電容量があるから 100Km長さでは違う値が出ます
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この回答へのお礼

ご解答有難うございます。長さの異なる導線に100Vの交流電圧をかける場合を考えているのでしょうか?導電率の虚部は、静電容量(誘電率)と関係しているという理解で宜しいでしょうか?

お礼日時:2010/01/20 18:11

電子工学の観点からは、


 導電率は要するに電気抵抗だから、その虚部はリアクタンス(コンデンサの電気容量やコイルのインダクタンスに関係ある量)です。

固体物理の観点で言うと、
 普通の導電率は直流電場に対するものですが、これを拡張して
交流電場に対する導電率を考えることができます。さらに
この交流振動数を高くしていって、光の振動数までいくと、
これは光吸収に関係のある量になります。
 逆に言うと、普通の導電率は振動数がゼロの極限の光に対する吸収に関係する量です。

光吸収の虚部は屈折率なので、導電率の虚部は屈折率にあたる量です。
さらに屈折率と誘電率は関係があるので、導電率の虚部は誘電率に関係のある量です。
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