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吸光度差ΔAと温度Tの関係について

近赤外分光法に関する本を読んでいて引っかかったところがあります。

液体を通過した光の吸収量は吸光度A=-log(I/Io)で表され,温度は吸光度と相関があるという風なことが書いてありました.
これを読んで,吸光度の場合は横軸に温度,縦軸に吸光度をとれば-logのグラフになると思いました.
ではある温度の吸光度を基準として吸光度差ΔAを求め,温度Tとの相関をとったときはグラフはやはり-logの関数になるのでしょうか?
ある温度を基準としたときの吸高度差は,単純に基準からの差を見ているだけなので温度と線形になってもいいような気がするのですが.
どなたかわかるかたアドバイスをお願いします.

A 回答 (1件)

誰も答えてないので。


何故、温度によって吸光度が変わるんでしょうか?


原因は色々あると思いますが、一番分かりやすいのは温度によって分子の会合状態が変わるというものです。
高温になればなるほど分子振動が激しくなるため、溶液中で会合体を作っていた分子の会合がほどけていきます。すると会合由来のピークが下がり、単分子由来のピークが上がることになりますよね?つまりスペクトルの形状も変化することになります。
固体状態の吸光度も同様に、パッキングの状態が温度変化することでスペクトルは変わっていきます。

この会合がほどけるほどけない、の話が線形に乗るのかどうかという話ですが、基本的には乗らないと考えて良いと思います。特定の温度以上では完全にほぐれ、それ以下だと凝集が発生する…ということになりますので。
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