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Yahoo!辞書で単語を検索してみると、たとえば「協業」を
検索すると、

きょう‐ぎょう〔ケフゲフ〕【協業】

と出てきます。この中にあるケフゲフとは何なのでしょうか?

A 回答 (2件)

協業【ケフゲフ】は先行回答の通り、「歴史的仮名遣い」です。


今一般に使われているのは「現代仮名遣い」です。
「歴史的仮名遣い」って何?何故そんなものがあるの?

仮名遣いは、
言語を文字で記述する時の決め事(ルール)です<-正書法。
ルールですから時代と共に変遷があります。
最初は誰かが(自然の流れも含めて)決めるのですから、
不都合なことが発生して改善されることもあれば、
長い間には言葉自体が変わってきて、
ルールを変えざるを得ない状況も発生します。
日本語の長い歴史の中で、日本語の特徴を反映して洗練されてきました。
日本では、第二次世界大戦に敗戦後、
連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の政策を受けて
国家の運営がなされました。
GHQから民主化政策として勧告されたことを受けて政府が実施したことの一つに、
「国語の表記の簡易化」がありました。
それに対応して日本政府の「国語審議会」が立案/公布したのが、
「現代かなづかい」と「当用漢字(現在の常用漢字)」です、何れも1946年。
それ以前の表記法が「歴史的仮名遣」(明治以降も変遷あり)です。
1986年には「現代仮名遣い」として改定されました。
これは強制ではないのですが、学校教育ではこれに従っています。
注:国語審議会は2001年廃止、以降は文化審議会国語分科会。

■「歴史的仮名遣」<-「現代かなづかい」 で何が変わったか。
 戦前から仮名遣いについては、「表意・表語主義」と「表音主義」の
 論争がありました。
 「歴史的仮名遣」は「表意・表語主義(URL参照)」です。
 前記の国語審議会は、国民に分かりやすいようにとの主旨で、
 発音の通りに仮名を書く「表音表記」を目指しましたが、
 「歴史的仮名遣」と妥協せざるを得ない部分もありました。
 そもそも日本語の特性から発して定着してきたのが「歴史的仮名遣」です。
 発音通りに書くことはそれらの特徴を無視することなので、無理が伴います。
 加えて、審議委員(採決時約70人)の国語及び仮名遣いに対する見識が、
 一定でないなどから、後に問題になるような結果を含んでいます。
 発端はと言えば、GHQが「悪魔のような文字を使っている日本国民は、
 文字も読めず、支配層は愚民政策を採って来たため戦争になった」
 などど考えたらしい(出典失念)。所が調査してみると、国民の識字率の高さに
 驚愕してそれ以来余計なことを言わなくなったとか。
■分かりやすいサイトがあります。
・歴史的仮名遣い教室 
  http://www32.ocn.ne.jp/~gaido/kana/index.htm
   小・中・高・大学生向け説明から古典文例、変換辞書まで。
   理解を深めると共に、演習もできるようになっています。
・ 現代仮名遣い
  http://wapedia.mobi/ja/%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E3%81% …
   4頁ありますが、歴史、問題点、批判、例 など良く分かります。
・現代かなづかいの問題点
  http://members.jcom.home.ne.jp/w3c/kokugo/rekish …
   「現代かなづかい」の「原則」は一貫しない・・・未だに紛糾する根源です。
■書籍も多くありますが、
・読みやすく分かり易い『旧かなづかひで書く日本語』 萩野貞樹著 幻冬舎新書
・本格的名著     『私の國語教室』 福田恆存 文芸春秋文庫
・他にも 丸谷才一氏の著作など。
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歴史的仮名遣いですね。


蝶々(ちょうちょ)ならテフテフ
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