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アメリカでのゲイに対する嫌悪感の強さ

アメリカの新聞サイトを色々まわっていて気がついたのですが、アメリカ人はゲイやレズビアンの方々に対する嫌悪感や偏見がかなり強いように思いました。そこでお聞きしたいのですが、

1.多民族国家であるアメリカが何故、人の多様性を受け入れられないのか。
2.その理由がキリスト教にあるような気がするのだが、もしそうならその背景は何か?
3.反対に少数民族である日本人が多様性を受け入れられる社会的風潮を持つのはなぜか?
4.同じ欧米でもフランスは偏見が少ないのはどうしてでしょう?

私自身、異性愛者の方に対して偏見は特に何もありません。少数派であることからご苦労が多いだろうな、という気持はあります。テレビを見てても、最近は特に同性愛者の方が活躍されてますよね。個人個人の意見は分かりませんが、日本の社会全般として、同性愛者に対してあからさまに嫌悪感をぶつけるような風潮はあまり見られないように思います。

これらの違いの背景には何があるのでしょうか?ご存知の方、何か教えて頂けませんか。感想やご意見等で結構です。

A 回答 (8件)

自分は欧米諸国の方が日本よりも受け入れていると思います。



欧米諸国では日本よりも同性愛の方は自分たちの権利を主張して自らのセクシャリティを公にしている割合が多いと思います。
日本ではまだまだ公にはできない方々が圧倒的に多い状況だと思います。

受け入れやすい業種をのぞいて、まだまだセクシャルマイノリティを公言できる職場は少ないと思います。
学校や会社などで近くにセクシャルマイノリティの方はいらっしゃいましたか?
地域にもよるとは思いますが、全体の5~10%の方がセクシャルマイノリティではないかとも言われています(正確な調査はまだないらしいですが)。

日本ではセクシャルマイノリティの方々がどこにでもいるような環境にないので、問題が表面に出てこないのではないでしょうか?

たとえば街中で男性同士が手をつなぎ、抱き合い、口づけをかわしていたら?
口づけは極端にしても、多様性を受け入れられる人も入れば拒否反応を示す方もいるでしょう。

確かに宗教的なことで極端に走る人が多いかもしれません。

自分は日本人が多様性を認めている、とは思っていません。
人種も言語もまだまだ単一に近いです。これからその割合が変わってこないとどうなるかはわからないのではないでしょうか?
他の人種や言語、セクシャリティが力を持ってきたらそれを排除しようと動き出すかもしれません。
村八分という言葉がまだまだ生きているような国です。

ご質問の回答にはあまりなっていないように思いますが、参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

お礼が今頃になってしまい、申し訳ありません。
以前同じマンションにゲイのカップルが住んでいたのですが、だからといってなんとも思わなかったんですが(あれれ、もしや?とは最初思いました。)、目立っていたのは確かです。ご近所のうわさにのぼるということは、間違いなく住みにくい社会であるわけですね。一方、サンフランシスコの公園で上半身裸でキスしてるゲイのカップルを見たこともあります。よっぽどアメリカ(都会限定ですが)のほうが住みやすい気がしてきました。書き込みありがとうございました。

お礼日時:2010/03/28 11:36

1について、米国で多様性を受け入れているのは都会だけ


に見られる風潮で、都会以外の地域では多様性を受け入れ
ていると言い難いです。

2について、その通りだと判断します。

3について、意味が良く解らない。日本人が少数民族である
ということを始めて知った。世界の人口がおよそ68億人で
日本人は1億3000万人いるとして、それが少数民族の
カテゴリーに入るとは考えにくい。個人的には日本がゲイに
寛容な国だとは思わない。

4について、フランス人は個人主義の方々です。他人のこと
は関係ない、知らない、好きにしてください、という土壌が
あります。

日本の言論(マスコミ、出版社)は少数意見が全体の意見と
錯覚させるような風潮があります。例えば、米国が文化的に
自由な国と言われているが、実は違います。都会だけに見ら
れることなのです。稚拙な例では、グルメ情報番組がそう
です。決して「美味しい」と思わない店が「美味しい」と
放映されていたりします。少数意見を全体の意見だと錯覚
させる例だと考えます。

この回答への補足

質問3についてなんですが、すいません。2番目に書き込んでくださった方のお礼では訂正したんですが、「単一民族に近い」と表現したかったのを「少数民族」と書き間違ってしまったんです。ややこしくしてしまってすいません。

補足日時:2010/03/28 11:30
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この回答へのお礼

御礼が今頃になってしまって申し訳ありません。失礼致しました。
アメリカでの田舎と都会の人々の差は想像以上に隔たりがあるのは知っています。
日本で生まれてずっと都会に住んでいますが、きっと日本でもそうなのかもしれません。
一概に、日本人では、アメリカでは、といえないですね。井の中の蛙でした。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/03/28 11:26

すみません、文学の中に出てくるのはあくまで「トランスジェンダー」で、同性愛ではないです。



「文学」というのは、例えば「とりかへばや」のような平安王朝文学とか。
見た目がそっくりの腹違いの姉弟が、入れ替わって姉が男装で出仕したり、弟が女御になってしまったりするという話です。
あともっと古くはヤマトタケルが敵を倒すために女装して忍び込んだとか。

一般的に知られているかどうかはわからないです。
久保キリコが漫画の中で「とりかへばや」をひょいっと引用したりしているので、けっこう知られてるような気もしますが、知らない人はまったく知らない気もする。

そういった、性別をあえて超える(性別概念が薄いとか、男女が同一だったという意味ではなく、「性別がある」ということを前提にそこを超える面白みを愛好する)感じが文学の中に出てくるという。
その感覚の延長として、「男なのに男が好きだ」とか「男なのに女装してる」というようなことに対して、忌避感が薄いのかなと思いました。
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この回答へのお礼

再度の書き込みありがとうございました。御礼が今頃になってしまって申し訳ありません。
「とりかへばや」、初めて聞く言葉だったので早速検索してみました。
今回質問をさせて頂いて、自分がとても無知であることに気付かされました。
色々教えてくださってありがとうございますね。もう少し勉強しなきゃいけません。

お礼日時:2010/03/28 11:23

日本は「多様性を受け入れる」というより、単にトランスジェンダーに対して許容が広いように思います。


昔から文学などの中に出てくるので、慣れてるのじゃないでしょうか。
戦国武将もお稚児さんを連れていたとか聞きますから、二次元だけが要因ではなく、何かあるのでしょう。

日本とフランスは、近代まで農業が主要産業だったのが共通点ですね。
(一般的な「フランス人」のイメージは、実際はパリジャンのそれだそうです。)
狩猟よりは農業を主な産業として暮らしていた時期が長いのでは。
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この回答へのお礼

書き込みありがとうございます。
昔から文学に出てくるんですか?同性愛者のことが??知りませんでした。
文学を読んでないのがバレバレですね。それは一般的に知られているんでしょうか??お恥ずかしいです。せっかく書いてくださった、農業国であったというフランスとの共通点がなぜ同性愛に寛容であるかというのも理解できなくて。。自分の無知が残念。

自分なりに考えてみたんですが、民族性の違いもあるかと思いますが、同性愛者に対して酷い中傷を書き込みをするのはどの国であろうと、結局のところその人自身の人間性かな、という気もしてきました。同性愛者に対して肯定的であったとしてもわざわざ応援メッセージを書き込まないですものね。
ご意見ありがとうございます。

お礼日時:2010/03/06 14:53

あなたの日米比較の結論が正しいかどうか分かりませんよ。

まず、概して、人種問わず、アブノーマルに対しては嫌悪感を抱くのが自然だと思います。個人的にも、テレビを通して見ている分にはいいですが、実際に近くにはいてほしくないですね。

1.人間は、共通性に安心感を覚えます。世界的に見れば、宗教がその最たるもののひとつですね。移民国家のアメリカでも、他民族を実際に目の前にしていれば、肌の色や顔つき、嫌でも、明らかにグループ分けできる違いを目にする訳で、一度、いさかいが起きれば、民族差別に火がついてもおかしくありません。共通性をもって、”仲間を作り、敵を作る”ことで、集団の中に身をおこうとする自己防衛本能が働く訳です。しかし、アブノーマルを人種の多様性と同列には扱えないと思います。また、アメリカだったか、同性愛者の結婚を合法とするかどうかなどのニュースがながれませんでしたっけ。日本ではありえないと思いますが…。実際に移民を受け入れている国ですので、多様性を受け入れている国であると言えるのではないかと思いますが。

2.旧約聖書には、ソドムなど、同性愛者の都市が滅ぼされた、なんて話が出てくるらしいです。

3.実際に移民を受け入れている訳でなし、テレビを通してみているレベルにおいては、多様性を受け入れられるのだと思いますよ。エイリアンだって、テレビを通して見ている分には娯楽にさえなりますから。

4.フランスでは同性愛者に対する偏見が少ないのですか。同性愛者が多いのでしょうかね。フランスへは行きたくないですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。「あなたの日米比較の結論が正しいかどうか分かりませんよ」←おっしゃるとおりです。目がさめた気分です。。私の周りには恐らく酷い嫌悪感を持ってる人はいないだろうなぁ、という気がしてるだけで、実際そんな話しもしたことないですものね。自分の意識とテレビでのゲイの方の活躍だけで判断してました。お恥ずかしい。(日本人全体的には嫌悪感を持つ人と私のようなタイプとどちらが多いのか興味のあるところです。)
しかもカリフォルニアなどは同姓婚が認められているのを忘れてました。日本ではまだまだ先のことでしょう。
フランスはずいぶん以前(20世紀のはじめぐらい??)から偏見が少ないようですよ。イギリスが同性愛が犯罪だった頃にゲイの方がフランスへ行きたがったという記事か話しを読んだことがあります。

お礼日時:2010/03/02 10:16

 「おしゃれなゲイの家政夫が欲しいよね」とか気楽に言っているアメリカのドラマや、実際に街頭で同性に口説かれた経験からいうとそんなに偏見強いかなあ?とかおもったりもするのですが、可能性としては、多様性と言ったときにヨーロッパや日本では「皆認め合わなくてはね」という要素が強くなるのに対し、アメリカでは「俺は俺、あんたはあんた」という価値観が比較的受容されている事が原因にあるのかもしれません。



 国土が広くて戦場にならなかったとか、専制君主がいなかったとかいう事が関係しているのかも知れませんが、アメリカでは税金払って兵役(時代によって内容はかわりますが)の義務を果たしていれば共産運動にでも参加しないかぎりは「あとは好きにしていい」みたいな自由さを感じる事があります(何か事件があると一時的に風向きか変わることも多いですが)。というわけで、ゲイばかり住んでいるコミュニティがあったり、上記のようなテレビドラマを喜んで観る視聴者がいる一方で、古い価値観に基いて同性愛を認めないという人も(特に地方には)相当いるし、そういった価値観を持ちつづけることが許容されているともいえるような気がします。人種問題が経済格差の視点からは一向に改善されていないのもそのあたりにあるのかなあ、とか思ったりもします。

 それに対し、先進国同士なのでそう大きな差はないとはいえ、ヨーロッパや日本はどちらかと言えば「皆認め合わなくてはね」で、まあ、個人的な印象ではこの価値観になじんだほうが楽なような気もするのですが、ここには「認め合うべき」という価値観の強制が入ってきます。これも人種問題などを考えると一概にそうだ・・・という話にはならないとは思うのですが、どちらかといえば、この価値観の強制への違和感みたいなものが比較的アメリカでは強いのではないでしょうか。

 曖昧な表現が多くて申し訳ないのですが、ひとまずこんな意見もあるということで。
 

この回答への補足

受容性でなく寛容さです。言葉間違えてばかり・・。

補足日時:2010/03/02 10:17
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。アメリカの新聞サイトで読者がコメントを書き込むコーナーのゲイに見える人に対する罵詈雑言があまりにひどかったので(記事自体はゲイについてでもなんでもないんですが)、日本人はここまで書くかなぁ??と思ったのがきっかけなんです。確かに、都市部と地方での価値観の差はどこの国でもあることと、アメリカはthe個人主義だと思います。多様性と他に対する受容性は別物なのかもしれませんね。ありがとうございました。

お礼日時:2010/03/02 10:03

まったくの素人意見(普通の男)ですので、感想程度で受け取ってください



>1.多民族国家であるアメリカが何故、人の多様性を受け入れられないのか。
外から見ると多様性があるように思えると思うのですが、多民族国家であるが故に、差別意識が未だ根強く残っているではないでしょうか。その一つとして同性愛者に対する差別も含まれているのではないかと。

またアメリカ人の男性像として、筋骨隆々で男気溢れる人がスタンダードのような気がします。実際、洋画や海外ゲームではそのような特徴を模したキャラクターが多いような…。

>2.その理由がキリスト教にあるような気がするのだが、もしそうならその背景は何か?
これはちょっとわかりかねます

>3.反対に少数民族である日本人が多様性を受け入れられる社会的風潮を持つのはなぜか?
同性愛者に対する日本人の認識は特殊だと思います。TVをつければ、ゴールデンタイムでそれらの人々をよく拝見しますし、印象が芸人に近いキャラクターとして馴染みやすくなっている気がします。

あと若い世代に関しては、(表面的にですが)かなり抵抗は薄い印象を受けます。というのは、若い世代を中心に、ゲイに関する漫画が笑いのネタとして浸透していたり、動画共有サイトのニコニコ動画では、ゲイビデオに出演している外国人のポルノ男優がなぜかニコニコの代表的な人気キャラクターです(断言w)。一部女性の間で人気のある『ボーイズラブ』(メディアにも度々取り上げられた)も抵抗をなくす要因の一つでしょう。

>4.同じ欧米でもフランスは偏見が少ないのはどうしてでしょう?
そうなのですか?はじめて知りました。これも私はわかりかねます…。


総括すると、日本においてはサブカルチャー(漫画・アニメ、各種TV番組など)が、2次元と3次元を巻き込んで同姓愛者に対する認識に影響を与えているような気がします。アメリカの場合は、多様性があるように思われている一方で、実情は「男はこうあるべき」という旧来の価値観が続いているのではないでしょうか。少なくとも昔の日本はそうみたいでした。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。アメリカは多様性があるからこそ、自分に対する誇り、言い換えれば他に対する差別的な旧来の価値観が続いている、ということになるのかもしれませんね。なるほど。3については私、ちょっと言葉を間違ってしまったんです。日本人は島国で昔から単一民族に近い生活をしてきたということを書きたかったんです。ここでは少数民族、ではありませんね。サブカルチャーの影響も大きそうですね。ありがとうございます。

お礼日時:2010/03/02 09:55

1.行き着くところまで来てしまったから。

同性愛は自然に対する反逆で、社会に対する伝染病。これは家族を永久に保存するという試みからの視点。(理解に当然苦しまない)。
2.キリスト教というより、ローマとローマ派君主に原因があるような?
3.敗戦国で無理やり押し付けられたものだから(それは一概に国益を損なってきたとは思わない、例えばサッカー、欧州契約選手でまだオフに日本で過ごす選手の払う税金)。
4.ヨーロッパのためのどっちつかずだから。特にアメリカの場合は殺伐とした社会環境の中で時間空間を意識したフランスの優雅かつ豪華な文化に憧れが強い。フランス製の豪華な衣装、フランス製のかわいい道具、フランスの匂いがしてフランス文化の集大成な全世界で絶賛のフランス料理。それだけでなく、アメリカ独立戦争以来良くも悪くも個人主義をアメリカに教え込んできたのはフランス。それは時として得がたい快楽。それから噂だが、フランス人は面食いで好色らしい。

で、1に行き着けば完結します。主観ですがアメリカでゲイが叩かれる様になったんならそういう原因だと思うという事です。
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この回答へのお礼

書き込みありがとうございます。すいません。無知のせいでせっかく1以外のご意見の意味がせっかく書き込んでくださったのによく理解できなかったです。1については自然に対する反逆、社会に対する伝染病であるというのは、人間の深層心理に組み込まれた意識ということなんでしょうか。う~ん?ゲイやレズビアン、そしてそんな方々に大して嫌悪感を持たない方が少数派ということなんですね。参考にさせて頂きます。

お礼日時:2010/03/02 09:48

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