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僕はギタリストです。
前ノリ、後ノリについてお伺いします。
よく前ノリ気味だと言われます。後ろ気味で弾いてくれ、と言われるのですがいまいちわかりません。

インターネットで検索してみるといろいろ出てきますが、大きく分けて3つに分類されると思います。

1 : アクセントを置く位置で決まる。
2 : 2,4拍目の音を前後させる。
3 : 全ての音を基準音(クリック等)から前後させる。

一般的に3の考え方が浸透しているように思います。

1、2についてはなんとなくわかりますが(2についても怪しいですが)、3は怪しいのではないかと個人的に思っています。

例えばドラムの人がクリックを聴きながら3で言う、少し後ノリ気味で叩いたとします。ですが、他の演奏者達はクリックが聴こえていないのでドラムがジャストである、と言う前提で演奏します。

この段階でドラマーが後ノリ(?)で叩く意味がないんじゃないか、と思うのです。

3の意見が正しいとすれば、それはドラマーをジャストと見立てて他の演奏者が前ノリ、後ノリであるみたいな使われ方をするべきではないでしょうか。

そこで質問なのですが、

・ギターの前ノリ、後ノリとはどういう事なのか。
・3の意見が正しいと思っている方は(特にドラマー)なぜそう思うのでしょうか。

ちなみに私はジャストで演奏出来るのが理想だと考えています。
皆さんのご意見を伺えればと思います。

A 回答 (4件)

私は3の意味で使っています。


(何が正解かは知りませんが・・・)

質問者様がどういう状況でメンバーから言われているのかが分かりませんので、私見を述べさせて下さい。

全ての楽器プレイヤーは自分のリズム(グルーブ)を持っていると思います。
つまり、ドラマーにも前ノリ、後ノリのプレイヤーが存在します。
(無駄に長い私の演奏暦から言うとジャストの人は少ないと感じています)

御質問のケースでは、ドラマーがジャストに対して後ノリで叩いているわけですから、そのドラマーに対して後ノリになると、それは「モタリ」と感じられる筈です。
つまり、このケースでは他のプレイヤーはドラマーと同じタイミングで演奏すれば「バンドとしては後ノリのグルーブ」になります。

要するに「ドラマーをジャストとして後ノリにする」のか、「(本来の)ジャストに対して後ノリにする」のかの認識の差ではないでしょうか?
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この回答へのお礼

回答頂きありがとうございます。

本来のジャストとはどこで判断するのでしょうか。
みんながドラマーに合わせて同じタイミングで遅れたら傍から聴いている人はジャストの演奏に聴こえませんか?

ハイハットはジャストと言ったように基本のビートがあって、それに対してキック、スネアをずらすのならばなんとなく理解できます。

ですが全てのパーツをずらす、と言うような説明が多いのです。
ひょっとして暗黙の了解で書いていないだけなのでしょうか。

お礼日時:2010/03/17 13:28

ドラムとその他のパートで意味が違います。


ドラムは例の1,2の意味で使われ、他の楽器はドラム基準で3の意味になるというのが分かりやすい理解ではないでしょうか。

どちらにしろ、言ってる本人に聞くのが手っ取り早く正確だと思います。

ジャストで演奏できるのは理想です、しかし、ジャストの演奏が理想とは限りません。
ジャストが常にベストなら打ち込みが最高ということを意味します。

ただ、いつも言われるのであればあなたが単純に走り気味なのだと思います。
なのでそれを修正する意味で後ろ気味と言ってるのでは無いでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>どちらにしろ、言ってる本人に聞くのが手っ取り早く正確だと思います。

今まで何度か言われた度に伺ったのですが、大体皆さん3の意見のようです。

>ジャストで演奏できるのは理想です、しかし、ジャストの演奏が理想とは限りません。
ジャストが常にベストなら打ち込みが最高ということを意味します。

前半はその通りです。が、打ち込みが最高と思う人もいるのではないでしょうか。あなたは生のサウンドが好きと言う事ですよね?

>ただ、いつも言われるのであればあなたが単純に走り気味なのだと思います。

いつも言われているとは書いておりません。
走り気味なのは否定しませんがw

お礼日時:2010/03/17 13:47

質問者さんの検索結果がどのように出てきたかはよくわかりませんが、「ビートのとり方」と「ノリ」は違いますよ。

他の方がなんというかはわかりませんが、少なくとも私は若い頃に今も現役のトップギタリストに教えてもらったことがあります。

「ビートはあくまでもジャストであるべきだけど、間のとり方が違う」ことで、前ノリ、後ノリが出てきます。

ためしに手で机を叩きながらリズムを取ってみましょう。普通に拍の頭で机をヒットします。このとき裏箔では手が上がっていますよね?すると、手の動きは直線的になっているはずです。この直線的な手の動きを円を描くようにして最下点で表拍、最上点に裏箔が来るように意識してください。ここで、気がついて欲しいのは、表拍から裏箔へ行くとき手は下から上に、上るように半弧を描きます。裏箔から次の表拍に行くときにはさっきと反対に下るように半弧を描きます。そのときの上りと下りのスピードに明らかに違いがあるはずです。

本来メトロノームやクリックが奏でるリズムは「点」でしかありません。強引に言ってしまえば、先ほどの上りも下りも一定速(直線)なんです。しかし人間はそれを数えて(感じて)いるわけで拍と拍の間に揺れが存在します。これが「間」です。

先ほどの上りがゆったりで下りが早い、またはその逆で上りが早く下りがゆっくりなのが大体一般的です。そして当てはめるならば、前者が「前ノリ」、後者が「後ノリ」です。
下りが早い場合、次の拍頭を意識しているのでやや突込み気味(前ノリ)の印象があります。上りが早いと裏拍を意識しますので後ノリの傾向があります。

さて質問に戻りますが、1.~3.はどうしてそうなるのか疑問ですが、どれもノリの問題ではなくビートのとり方の問題です。リズムはつながっているので、前述のように円でリズムを捕らえれば、タイミングは質問者さんの言うとおり、あくまでもジャストです。しかし裏の取り方(間の取り方)で変わってきます。

>・ギターの前ノリ、後ノリとはどういう事なのか。
前述しましたが別にギターに限ったことではなく、どの楽器にもあることでそのプレーヤーによって違ってきます。

>・3の意見が正しいと思っている方は(特にドラマー)なぜそう思うのでしょうか。
すべての音を基準音から前後させたらモタるかハシるか、どっちかでしかありません。ずれているだけです。

前述の拍のとり方で「表・裏」という言い方をしましたが、これを1/2小節単位で数えると2、4拍目が裏になるので、少なくとも2.の意図はわかります。これがいわゆる「大きくリズムを取る」と言うことです。まあ1.~3.の中では2が割とまともな意見と言ったくらいで正解ではなく、大きくリズムを取るとドラマーはスネアの2、4拍でその人のノリが出やすいと言うことです。

質問者様の場合、間の取り方がドラムと違うのでしょう。それはじっくりドラムのリズムを肌で感じて自分でコントロールしていくしかありません。聞き分けができるようになると前ノリ、後ノリのコントロールは自分でできるようになります。がんばってください。
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この回答へのお礼

素晴らしい回答ありがとうございます!
なんとなくですがイメージが出来てきました。
大きくリズムを取る、の件が大変わかりやすかったです。

私も以前に友人のプロドラマーに円をイメージするように教わったのです。ですが、どうも間違った認識が一般的に浸透している気がしてならなかったのです。

今回のお答えで確信に近づけた気がします。
まことにありがとうございました!

お礼日時:2010/03/17 14:30

私も#3の考えに賛同です。



ノリを決めるのはタイミングではなくて強さの時間的変化と,音の長さ、そして音色です。

打ち込みをやるとよく分かりますが、シンセベースにノリを与えたい場合,まずは音の長さを調整するのが鉄則なのです。タイミングはいじりません。
ハイハットにノリを与えたい場合,強さの変化、そしてハットの開きっぷりの変化を調整するのが鉄則です。


クリックに対してドラムのトラックを全てずらしたり,またはスネアだけずらしても後のり前のりの効果は出ません。それどころか単にずれている様に感じるだけです。

仮にドラムがジャストで叩いたとしてギターのトラックを後にずらします。
するとどう聴こえるか,ドラムが前のめりにもしくは合ってないように聴こえるだけです。


実際に存在しない「時間軸の正確なクリック」があたかも音楽の中に存在するかのごとく考えるから「タイミングをずらす」とか言うわけの分からない概念が出て混乱します。
「音楽」の中にクリックは存在しません。

他の演奏者はドラムを「ジャスト」としてとらえて演奏してるわけで,実際には聴こえないクリックに対してドラムが後か前かなどと感じているわけではないのです。
常に自分が弾いたそのタイミングがその音楽の中ではジャストなのです。


本当の前のり後のりはジャストでも,そして対象物のない状態,つまりソロで聞いても前のり後のりに聴こえます。



つまりタイミングがクリックに対してジャストかどうかが,前のり後のりを決定する物ではないのです。


では何が「ノリ」を決定させるのか、それはその楽器単独での,つまりそのトラック内での揺らぎ方です。
ノリとはつまり「流れ」なのです。




1 : アクセントを置く位置で決まる。
2 : 2,4拍目の音を前後させる。
3 : 全ての音を基準音(クリック等)から前後させる。

よって2と3は明らかに間違いです。
そしてドラムでも他の楽器も同じ考えです。

3の意見が正しいと思っているドラマーは勘違いさんです。初心者なんでしょう。
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この回答へのお礼

素晴らしい回答をして頂きありがとうございます!

専門家の方のご意見を伺えて感激しました。

私の見解では、3の例に該当する後ノリのドラムの方は周りの音を聴いてから音を出す事で遅れが生じているのではないかと思っています。なのでそれが積み重なって他の楽器が先導している雰囲気になる為、ドラムは後ノリと言う事になるのではないかと思うのです。

実際はモタってるだけなのではないかと思います。

それを日本人気質な第三者が「後ノリ」と表現した事でこうした勘違いが浸透していったのではないかと考えています。
ちょっと大げさかもしれませんが(汗

もう少し色々な方の意見も伺ってみたいです。

お礼日時:2010/03/17 16:06

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