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ブーガの式で地表面の直達日射量は求まりますが、この式では太陽の高度が低い時に日射量が高くなり、太陽高度の高い時に日射量が少なくなるという矛盾が発生すると思うのですが、この式の意味を教えてください。

A 回答 (2件)

そういう疑問でしたか。


 
各パラメータを、貴方が書いて下さった式に従って
  太陽定数     : Jo
  太陽高度     : h [ 角度 0°~ 90° ]
  大気透過率    : P [ 無次元 0.0 ~ 1.0 の間 ]
  法線面直達日射量 : Jdn
  水平面直達日射量 : Jdh    とすると

法線面直達日射量 : Jdn = Jo * P^cosec h = Jo * P^(1/sin h)
水平面直達日射量 : Jdh = Jdn * sin h

大気透過率 P とは、
大気圏外に到達した日射量(太陽定数)が 地球大気を突切って地表に達するまでに減衰され、地上に到達したときにいくらになったかを 小数 で表した値で、P = 0.0 ~ 1.0 の間の無次元の数値です。季節・時刻・位置・都会か地方か 等の条件により 太陽透過率 P の値は異なります。

したがって 太陽高度が上がるにつれて、

  h が 大 になる --> sin h が 大 になり 1.0 に近づく --> (1/sin h) が 小 になり 1.0 に近づく --> P^(1/sin h) が 大 になり P^1 に近づく。
  法線面直達日射量 Jdn, 水平面直達日射量 Jdh ともに、大きくなる

という事じゃないでしょうか。

 

この回答への補足

丁寧な回答ありがとうございます。でも少し違うと思う箇所があったのですが。
h が 大 になる--> 中省略--> P^(1/sin h) が 小 になり P^1 に近づくのではないですか??
例えば、極端に高度が低い時、高度1°の時はsin1=0.0174・・・なのでP^(1/sin 1)=P^57.4
高度90°の時はsin90=1なのでP^(1/sin 90)=P^1となり、明らかに高度が低い時のほうが値が大きくなってしまうと思うのですが・・・

補足日時:2010/03/23 17:21
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この回答へのお礼

すいません、今理解しました。
Pが0~1の値なので、1/sin hの値が大きくなるほど0に近づいていくということですね。
お騒がせしてどうもすいませんでした。ありがとうございました!

お礼日時:2010/03/23 17:45

ご質問のような 矛盾 は生じないと思います。



太陽高度が 0° --> 90°と高くなるにつれて、水平面直達日射量も大きくなる筈です。 貴方が調べている ブーガの式 を、念のために ここに書いてみませんか。もしかして私がひどい勘違いをしているのかも知れません・・・

式中のパラメーターの説明もよろしく。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
Jdn=Jo・P^1/sin hの式なのですが、地表面に届く日射量は大気圏外法線面日射量×大気通過率の1/sin h乗なので、太陽高度が高くなるほどsin hの値は増えていくので結果的に日射量は減少していくのではないですか?
自分でも何か勘違いをしているのかもしれませんが、よくわかりません。

補足日時:2010/03/23 00:47
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