あなたの習慣について教えてください!!

フェーン現象って山越えの風によってすっごく暑くなることを言うんですよね?小学生の息子にわかりやすく難しい言葉を使わずに、小学生低学年でも納得できる説明方法って何か無いでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

 まず大人向けの説明を考えてみました。



 空気のかたまり(風)が山を吹き上がってゆくと、周りの気圧が低くなってくるので、膨張します。
 すると、その空気のかたまりは膨張するために持っていたエネルギー(熱エネルギー)を使いますので、気温が下がります。
 山を越えた空気のかたまりが下ってくると、周りの気圧が高くなってくるので収縮し、
上ってゆくときと逆のことが起こって気温が上がります。
 したがって風がただ山を吹き上がり、そのまま吹き降りてきたのでは、
もとの気温に戻るだけで、気温は上がりません。
 フェーン現象は、風が山を上るときと下るときとでは気温の変化のしかたが違っているときに起こります。
 その違いが、上りでは湿潤断熱減率によって気温が下がり、
下りでは乾燥断熱減率によって気温が上がるということなのです。
 細かいことを省略すると、湿った空気が雨を降らせながら山を上り、
その結果乾いてしまった空気が山を下ってくるとフェーン現象が起こるのです。
 空気中の水蒸気は、水が暖められて蒸発したものですから、熱エネルギーを持っています。
 その水蒸気が水に戻って雨になるときには持っていた熱エネルギーを放出しますから、
湿った空気が雨を降らせながら山を上るときの気温の下がり方(湿潤断熱減率)は、
乾いた空気が山を上るときの気温の下がり方(乾燥断熱減率)よりも小さいのです。
 つまり、湿った空気が雨を降らせながら山を上るときの気温の下がり方よりも、
乾いた空気が山を下るときの気温の上がり方のほうが大きいので、
その差が吹き降りてきた風の気温上昇となって現れるのです。
 途中を一切省略すると、フェーン現象での気温上昇の原因は、
風上側で水蒸気が凝結して雨になるときに放出された熱である、
ということになるでしょう。

 さて今度は小学生向けの説明ですが、難しいですね。
 ポイントは、空気中の水蒸気は熱エネルギーを持っており、
それがフェーンの気温上昇のもとになっているということをどう説明するかでしょうね。


 
 
 
    • good
    • 0

 低学年の小学生にフェーン現象の説明をしたことはありませんので、


小学生にもわかりやすい説明を考える手がかりにしたいと思いますのでお伺いします。
 質問者さんご自身はフェーン現象とは何かご理解になっておられますか?
 息子さんにフェーン現象の説明をされたことがおありですか?
 もしおありでしたら、説明困難だったのはどのようなことでしたか?

この回答への補足

山越えの風の影響で気温が高くなることと認識しておりました。
難しい乾燥断熱とか湿潤断熱などの言葉を言っても意味不明なので、小学生にも分かりやすい例えがあればと思います。

補足日時:2010/03/24 19:46
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!