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東郷平八郎が丁字戦法を使ってバルチック艦隊を破った時、
秋山参謀という人が東京にこんな打電をしたそうです。

「敵艦見ユトノ警報ニ接シ 連合艦隊ハ直チニ出動 コレヲ撃滅セントス、
本日天気晴朗ナレドモ波高シ」

高木彬光先生の歴史小説の中で「名文中の名文」と謳われていましたが、
どうもしっくりきません。

だって、単なる指令と天候を伝える平叙文じゃないですか。
これだけシャープに必要なことをまとめた、ということが
賞賛されているのでしょうか?

教えてください。

A 回答 (12件中11~12件)

これは状況説明、天気が良い、風などがあって波が立っている、この状況は日本軍にとって有利な状況である。

勝利を確信し、予感させるものであると。それをこの短い文章で伝えたられたことが名文と言われているのではないですか、
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

波が高いと、海戦に有利なんでしょうか?
自衛隊や海上保安隊に入る気もないし、よく分かりません。

やはり、短く簡潔によく分かりやすく、が電文の真骨頂なんでしょうか。
私は電報なんて、入学や卒業の時の祝電しか見たことが無い上、
それも最近はレタックスで済ませてしまうので、
電報はアンティークだとしか認識できません。

お礼日時:2003/06/28 18:14

私見ですが…


圧倒的優勢といわれたバルチック艦隊との決戦に向けての出撃ということで、前半部分には決然とした強い意思が見えつつも、後半部分の「波高シ」あたりで悲壮感を漂わせる…こういった叙情性が、本来情感を廃すべき軍用電文の中に見え隠れしているからではないでしょうか?

かく言う私もさすがに「名文中の名文」とまでは思いませんが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。返事が遅れてすみません。

軍用電文の中に叙情性が含まれているからですか。
確かに、戦前派の心に深く根付きそうな文ですね。

ちなみに、「名文中の名文」と謳った高木彬光氏は、
大正九年の生まれ、10年ほど前に亡くなられています。

お礼日時:2003/06/28 18:10

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