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今回の山崎さんを含めて日本人がかなり活躍しているのは、単に実力で選ばれているのか?
NASAなどへのお金の負担に応じて選ばれているのか?
他の国の構成比までは調べてませんがどうも日本人が多いようですね
宙航空研究開発機構(JAXA)のページなどみましたが、飛行士に選ばれる基準がどうもわかりません
お金だけではないでようが、どの程度の影響なんでしょうか?

A 回答 (1件)

最近の宇宙飛行士の出身国は、


国際宇宙ステーション(以下ISS)への貢献度によって、ほぼ決められています。
最近は中国以外の宇宙飛行士は、ほぼISS関係です。

野口さんが今も滞在していて、山崎さん行っていたISSは、
複数の国による共同プロジェクトです。
ISSは居住区・作業室等の複数の施設がそれぞれブロック構造(モジュール)になっており、
各モジュールはそれぞれ、製作を担当する国が決められていました。
日本は実験棟である「きぼう」を製作しました。

そして、
・モジュールの製作コスト
・造ったモジュールを周回軌道にのせるための運搬コストとISSに設置するためのコスト
・モジュール内の空気・水・電力等の運用コスト
・人員や補給物資をISSに送り・帰還させるコスト
等を計算した上で各国のISSへの貢献度がパーセントで計算されています。
そして、このパーセント分に相当する形で、自国の宇宙飛行士をISSに滞在させられる権利が割り振られます。

日本の場合は「きぼう」を造っているため、「きぼう」の製作貢献度に
空気・水・電力等の運用コストを引いた分の自国飛行士滞在権利を得ています。
最近、日本人宇宙飛行士が急に活躍し始めた印象になっているのは、この「きぼう」が2008年にISSに設置され、
それ以降、日本人宇宙飛行士がISSに行くようになったからです。

又、アメリカとロシアの飛行士が多いのですが、
(というより、この二カ国は常時各一名以上の飛行士を滞在させています。)
これは、ISSの主要モジュールはアメリカ又はロシア製である上、
モジュールの打ち上げや人員、補給物資をほぼこの二カ国で行っているためです。

なお、アメリカとロシアはこの自国飛行士滞在権利の枠に余裕があるため、宇宙旅行の希望者にこの権利を売ったり、
外交の一環としてISSに関与していない国に権利を渡しています。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B% …
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この回答へのお礼

かんぺきなるご説明有り難うございました
朝これを読んだ後に朝日のワイドショーの今週の行政仕分けのコーナーで取り上げてました
1日1億円の拠出金 貢献 とのタイトルで
松井教授は 成果がない 日本独自にすべき とかの見解もありました
有り難うございました

お礼日時:2010/04/20 09:33

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