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初めての投資信託・その3

 「初めての投資信託・その2」でのコメント読み返してみたら、新しい疑問が湧いてきました。
 既に「その2」を閉じてしまいましたので、新規に質問させて下さい。

 『国債は、単価が70円まで落ちれば、そこで買って満期まで放っておけば、寝てても30円の値上がりがあるわけです。おまけにその間決まった利息ももらえます』
 と言うことは、こういった商品の情報さえ入手できれば、「ローリスク・ミドルリターン」になるような気がするのですが、実際には、そのような商品情報は流れているのでしょうか?

 コメントしにくい質問ですかね・・。

 よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

2つに分けて回答。




>実際には、そのような商品情報は流れているのでしょうか?

国債価格は普通に公開されている。
http://www.bloomberg.co.jp/markets/rates.html
ここで国債価格が70円になっていれば、質問文に書かれている通り。



>『国債は、単価が70円まで落ちれば、そこで買って満期まで放っておけば、
>寝てても30円の値上がりがあるわけです。おまけにその間決まった利息ももらえます』
>と言うことは、こういった商品の情報さえ入手できれば、「ローリスク・ミドルリターン」に
>なるような気がするのですが、

不正解。
ローリスクローリターン。
既発国債の価格が落ちるということは、金利が上昇したということで新発国債の金利が高いだけ。
過去に発行した国債の金利が1.5%で、新発国債が5%のような状態。取引価格は既発国債の方が安いが金利が低い。新発国債は取引価格は高いが金利が高い。結局はどちらも得も損も無い状態。そもそも有利不利が内容に調整された結果として既発国債の価格が市場で調整されている。
国債の利回りが5%というだけで、ローリスクローリターン。


また、リターン=表面利回りと勘違いしていないか?
ブラジルやトルコのような国は金利が高いが、これらの国の国民が自国の国債を買ってもリターンが高いとは言わない。金利が高いということはそれだけインフレ率も高いのだから実質リターンは高くない。また、無リスク資産とされる国債の名目リターンが上がれば、社債などもリターンも上がるのでやはり国債はローリターン。
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この回答へのお礼

> 国債価格は普通に公開されている

 そうでしたか。
 闇に包まれている数字だと思っていました。

> 不正解。ローリスクローリターン。既発国債の価格が落ちるということは、金利が上昇したということで新発国債の金利が高いだけ。過去に発行した国債の金利が1.5%で、新発国債が5%のような状態。

 なるほど! そうでしたか。

> リターン=表面利回りと勘違いしていないか? ブラジルやトルコのような国は金利が高いが、これらの国の国民が自国の国債を買ってもリターンが高いとは言わない。金利が高いということはそれだけインフレ率も高いのだから実質リターンは高くない。

 分かりやすい説明有り難うございます。
 国債への興味がなくなりました。

お礼日時:2010/05/12 06:07

no1です、一部訂正します。


長期国債10年クーポン1.3%、価格70円の債券の利回りを3.79%としましたが、これは間違えで正しくは年5.23%でした。
大変失礼しました、お詫びいたします。
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この回答へのお礼

 再回答、有り難うございました。

お礼日時:2010/05/12 06:07

仮にこれが日本国債で有るとしましょう。


国債価格が70円まで下落するケースは大きく分けて2つです。

1:金利上昇による債券価格の下落:
仮に10年債でクーポン1.3%、額面金額100円につき発行価格が100円と仮定します。
この場合は最終利回りが1.3%になります(税金は考慮せず)。
では長期金利が上昇し、仮に10年国債価格が70円まで下落したら最終利回りがどうなるでしょうか?
この場合は最終利回りは約年3.79%に上昇した事になります。
つまり、市場金利(長期金利)は1.3%→約3.79%に上昇した事になります。
この場合はクーポンは1.3%でも国債価格70円なので満期まで保有すれば30円の値上がりもするのでそれを含めた最終利回りでは約年3.79%と言う事になります。
つまり、長期金利が上昇した時のケースですね。

ちなみに、「ローリスク・ミドルリターン」など、リスク・リターンの関係については長期金利などを指標に考えれば仮に上記のようにクーポン1.3%の10年国債価格が70円まで下落したら長期金利は約年3.79%を基準として考える筈ですからミドルリターンと言えるかどうかは何とも言えません。
仮に銀行預金と長期国債と株式の3つで考えれば長期国債は「ミドルリスク・ミドルリターン」と言えると考える人は多いでしょう。

2:日本の長期債務格付けが大きく下落するケース:
要は金利の支払い能力の減衰によって格付けが下落して、長期金利が上昇するケースも有ります。
この場合は債務不履行のリスクを織り込んで国債価格が下落するので、ハイリスクで有ると言えます。
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この回答へのお礼

> 「ミドルリスク・ミドルリターン」

 そうでしたか。
 やはり、ローリスク・ミドルリターンは存在しないのですか・・。

> 仮にこれが日本国債で有るとしましょう。

 ところで、現在、日本国債は、いくらなんですか?

 コメント、ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/12 06:01

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