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あるサイトに、次のような説明がありました。

「たとえば、国債が100円で利息が1円ならば、金利は1%です。国債価格が暴落して50円になったら、利息が変わらないので金利が2%に跳ね上がる計算となります。」

これは、「国債価格が100円の物を、50円で買った」ということでしょうか?

つまり、「金利はアップするし、満期が来たら50円で買った国債が、100円の現金になる」ということでしょうか?

A 回答 (3件)

> 国債価格が暴落して50円になったら、


これは、額面100円の国債が50円で買える、という事になります。
なので、「満期が来たら50円で買った国債が、100円の現金になる」
という事になります。

問題は、50円で買ったときに「リンゴが50円」だったが、
100円で売った時は「リンゴが100円」が相場だ、となれば、
額面上は儲けたけれども、物価上昇で実質儲けはゼロ、という事になります。
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この回答へのお礼

解決しました

>これは、額面100円の国債が50円で買える、という事になります。
なので、「満期が来たら50円で買った国債が、100円の現金になる」
という事になります。

そうなのですね。

>問題は、50円で買ったときに「リンゴが50円」だったが、
100円で売った時は「リンゴが100円」が相場だ、となれば、
額面上は儲けたけれども、物価上昇で実質儲けはゼロ、という事になります。

物価上昇の関わりは、密接なのですね。

良く分かりました。
早速のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2018/10/31 16:02

国債のように市場参加者が多数居る市場では100円のモノが50円で買えることはまずありません。


額面金額100円の国債が満期にちゃんと利息付きで返ってくるなら国債価格はたぶん暴落しません。(絶対とは言いませんが。)
額面金額100円の国債が満期に100円で償還されないという場合に国債価格が暴落します。
国債価格が暴落して50円になると言う事は、額面金額が100円でも実際には50円しか返してもらえないと市場が考えてるという事になります。
なので、満期が来ても『50円で買った国債が100円の現金になる可能性は極めて低い!!』と言う事になります。
でも、市場が50円しか返ってこないと予想してる時に50円で買い、その後、政府がどこかからお金を調達してきて『ちゃんと100円返します』と言ったら、『50円で買った国債が100円の現金になる』可能性はゼロではないかも知れません。でも、そうなる可能性は非常に低いと思われます。
(面倒臭いので利息は省略しました。)
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この回答へのお礼

解決しました

>国債価格が暴落して50円になると言う事は、額面金額が100円でも実際には50円しか返してもらえないと市場が考えてるという事になります。

なるほど。

>でも、市場が50円しか返ってこないと予想してる時に50円で買い、その後、政府がどこかからお金を調達してきて『ちゃんと100円返します』と言ったら、『50円で買った国債が100円の現金になる』可能性はゼロではないかも知れません。でも、そうなる可能性は非常に低いと思われます。

可能性としては、ゼロではないのですね。

良く分かりました。
早速のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2018/11/11 13:53

国債には既発行の国債と新規発行の国債があります。


既発行の国際は市場で売買することが可能です。
新規発行の国債の金利というのは経済情勢などと照らし合わせて発行の都度金利が決定します。
そうすると過去に発行した国債(既発行の国債)とは金利が違うことになります。

たとえば、既発行の国債の利率が1%のときに新規発行の国債の利率が2%になったとします。
既発行の国債は100円で年間1円の利息で、新規発行の国債は100円で年間で2円の利息ということです。
そうなれば、既発行の国債を市場で買う人は減るので既発行の国債は値下がりすることになります。

それでどれくらい値下がりするかといえば、ご質問の後半に書かれているように満期での受取り金も考慮した期間における利回りが関係してきます。
たとえば、1年前に5年満期で年利1%で発行された額面100円の国債があり、新規で同じく5年満期で年利2%で額面100円の国債が発行されたとします。
新規の国債は今後4年間で8円の利息が受取れます。
1年前に発行された国債は満期までの4年間で4円の利息が得られるのですが、それでは新規発行の国債とは4円の利息の差が生まれるので96円で取引されれば損得はありません。
かなり単純な話にしましたが、実際には今後の利率の上下の予測なども含めて既発行の国債の価格は変動します。

したがって、ご質問に引用されている説明では満期での償還額も含めた総利回りへの考慮が不十分です。
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この回答へのお礼

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>新規発行の国債の金利というのは経済情勢などと照らし合わせて発行の都度金利が決定します。
そうすると過去に発行した国債(既発行の国債)とは金利が違うことになります。

発行されたタイミングで、金利は固定されているのですね。

>たとえば、既発行の国債の利率が1%のときに新規発行の国債の利率が2%になったとします。
既発行の国債は100円で年間1円の利息で、新規発行の国債は100円で年間で2円の利息ということです。
そうなれば、既発行の国債を市場で買う人は減るので既発行の国債は値下がりすることになります。

国債って、全部がまとまって値下りしたりする物ではないのですね。

全体像が良く分かりました。
早速のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2018/11/11 13:44

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