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油絵を勉強中なのですが、テクスチャーについて質問します。

昔(1940年代)頃の画家の絵で描いた絵を削ったりしてテクスチャーをつけてるのですが、いろいろ試したのですがうまく削れません。ジェッソ(下地、ホワイト)も削ったり傷をつけて下のキャンバスが見えているのですが、綺麗にできません。
意図的に削ったり糸のような細さまで綺麗に削ったりしてるので、手荒な感じではないような気がしてます。
下地に工夫があるのかと思ったりしております。昔の時代なので、下地も市販のジェッソとは違うものかと思ったりしてます。
調べたら膠石膏、というものがあったのですが、石膏を下地にしたらうまく削れたりするものでしょうか。

よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

先ほどの回答者です。


ニコルソン・・・お恥ずかしながら勉強不足でした。
拝見しましたが、とても繊細な印象を受け興味を持ちました^^
ありがとうございます。


筆についてですが、豚がいいかな?と思います。

筆に絵の具を少量つけ、新聞紙などでいい感じにこすれるまで払ってみてはいかがですか?
多分、筆云々よりも筆の持ち方・絵の具のつける量や濃さの影響が大きいと思います。
現在持っている筆で微調整しつつ筆を持つ角度・絵の具の濃さ・筆を走らせるスピードを変えてみてください。

絵の具を薄める場合にも、一度しっかり絵の具を練ることをおすすめします!


あと、版画のローラーはご存知ですか?ゴム製で出来ているコロコロするやつです。
ローラーで薄くかけた絵の具を伸ばすと、薄くのびつつ均等に色が伸びます。
部分部分乾いたら少しずつ色を変えて載せる作業をすれば幅を感じられる色彩になります。


あとは、作品研究を進めてください。

好きな作品を見つけたら、作品サイズを見るようにしてください。
凄く細く感じる繊細な線も、めちゃくちゃ大きい作品だったら1cmくらいあるかもしれません^^
美術の本には、画材・サイズ・作品者・作品名がたいてい載ってます。


えっと…
ベン・ニコルソンの作品を拝見して、WEBで見たのではっきりわかりませんが、あの繊細な線・・・にじみ部分が見られるので描いてると思います…。

多分、面相筆などで。
スピード調節をしたり、面相筆の筆先の長さを変えることで自分でも驚くほど綺麗に線が引けたりします。

また表現しきれない線、と言うのは多分・・・板に描いてるからじゃないですか?
板そのものの傷みや木目かと…。残しているor近年出てきた どちらかはわかりませんが。

今ではキャンバスなんて便利なものがありますけどね。
よかったら、作品の載っている美術の本などで材料のところ見てください。
パネルとあれば木製です。
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この回答へのお礼

いろいろと丁寧なお返事本当にありがとうございます。

豚、、、ですね。豚の毛のものを探してみたいと思います。絵の具を練るんですね。

知らない事ばかりで本当に参考になります。
ずっとアクリルだったので、油絵に変えてからいろんな表現方法があることに驚きを感じております。
研究してもしてもわからない事だらけです。ローラーも少し試してみてる所です。。。まだうまく使いこなせてないですが。


ニコルソンの絵を実際見た事がなくて印刷物なのが辛い所ですが、原寸で部分だけプリントアウトしてみてもやっぱりありえない細さで正確な筆運びだったりして、信じられない気持ちになります。腕次第、、、、ってことなんでしょうね。

作品の所の材料を見ているのですが、ボード(板ですよね)、キャンバス、半々くらいに描いていて、キャンバスは多分、同じようなものは日本には売ってないような気がするものもいくつかありました。程よい凸凹加減のもの(荒目)の種類が日本は少ない、、、というか無い気がしてます(画材屋さんに聞いたのですが、、、)。

いろいろ研究してみたいと思います。


本当にありがとうございます!!

お礼日時:2010/05/22 23:14

こんにちは



具体的な理想とする画家がわかればコメントしやすいのですが…。

ジェッソはアクリルの下地です。
削ると言う作業より、盛り付ける作業をするのが基本かと思います。
上からたらしてみたり、ペインティングナイフにジェッソを多めに取り画面にのせると言った感じです。


私の場合は、慣れるまで安い石膏を使っていましたが後半はカルシウムを使用しました。
大き目の画材屋なら粉石膏と大体同じ場所に売っていますが、劣化やひびが少なくてすむそうなので。

カルシウム・石膏の使い方ですが、絵の具に混ぜて使用します。
私の場合、
(1)下地に白ジェッソを均一に塗る
(2)軽く絵のあたりをつける
(3)油絵の具シルバーホワイトに、少量ずつカルシウムを足し気に入った硬さにする
(4)盛りたいところを中心に(3)を載せていく
(5)削りたいところを削る
(6)乾いてから、薄く色を載せバランスを見ながら描き進める
(7)盛りがたりないところは好みの色の絵の具に少量のカルシウムを混ぜ、色を造り重ねる

と言った感じです。

これは強度もありますし、乾くのを待つ必要もなく削ることができるので個人的にお気に入りです。
載せすぎ注意ですが^^;

もし試されるのであれば、粉を1:1以上絵の具に混ぜないようにしてください。
絵の具が載りづらいです。

慣れている人は、見ればどれくらいの粉を混ぜたかが絵を見てわかります。



照りを残して盛りたいのであれば、絵の具に速乾メディウムを混ぜて多めに載せ、乾ききる前に削る方法もあります。


線のように削る方法としては、糸をすらせる・ペインティングナイフをたてて使う・爪楊枝の裏を使うなどなど…です。
細く削りたいのであれば、薄く盛って削る・薄く盛って削ると重ねるのが良いかもしれません。

この回答への補足

大変参考になりました。本当にありがとうございます。
カルシウムを早速購入したいと思います。炭酸カルシウムのことですよね。

画家の名前を後で補足したのですが、ベン・ニコルソンという抽象画家です。
1番上に塗った絵の具を削って2層目をきれいに出してたりして、そんな事ができるのだろうかと思っておりました。下の絵の具が完全に乾いてからカルシウムを混ぜた絵の具を塗って削っていくとうまく削れる、、、ということですよね。

あと、、、もう一つお聞きしたい事があるのですが、、、、。いろいろとすみません。
ニコルソンの絵には印刷物でもわかるくらいの筆跡(刷毛というかブラシのようなものでざざっと描いたような)があって、それもテクスチャーの一部になってるのですが、いろいろ刷毛やブラシ(ホームセンターで売ってるものも含め)を試したのですが、似たような筆跡は出るのですが、毛足が柔らか過ぎてブラシの一本一本(←ちょっと言い過ぎですが)が識別できるほどの凸凹は残りません。何か自分で作ったりしてるのでしょうか。ワイヤーブラシやピアノ線とかはえぐれ過ぎて違う気がするし、謎のままです。

恐縮ですがもしご存知でしたらお答え頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。

補足日時:2010/05/22 21:57
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